今週は、明日9/9(金)に開催される「五感で感じよう“100年先へ想い伝える”エシカル展Museum of Freewill & Future 2022」について、株式会社 Freewill 共同創業者・最高デザイン責任者のMet CIFTCI(メット・チフチ)さんにお話を伺ってきました。
今日は、MetさんがプロジェクトリーダーでもあるFreewillのストーリーファンディングサービス「SPIN」について。Freewillに入って初めて作った大事なアプリケーションというSPINは、資金を目的にしたクラウドファンディングとは違い、ストーリーを育てていくというコンセプト。才能や100年先に想い伝えるものを残していくためのアプリケーションで、コミュニティを作り自分が支援したい団体や地域に長期的に支援ができるというものです。展開していくストーリーを軸に新しい人とのコミュニティを作り、よりその地域のために何かが出来る状態になるのがメインとなっています。
ブロックチェーン技術を駆使し、誰がどのタイミングでいくら寄付したかが記録されすべて追えるようになっています。集まった金額がどう使われたか、手数料がいくら取られたかなどが分かるため、これまでの支援したい人との信頼関係でなりたつ寄付と違い、人ではなくシステム自体が信用でき寄付がしやすいシステムとなっています。
支援者はソーシャルペアレンツと呼ばれ、
Social Parents ― ソーシャルペアレンツ(支援者)
Investment ー 投資
Nurture ー 大切に育てる心
Social Parents Investment & Nurtureーー。
の頭文字を取り、それらが、SPIN(循環)して大きくしていくという意味が込められています。
具体的に、SPINではウクライナのパートナーと作ったアプリケーションのためウクライナへの支援を行っていたり、職人の工房を作る資金集め、鎌倉でのサンドアートの体験のプロジェクトがスタートしたりと様々な分野で活用されています。
☆2022年9月9日(金)開催
「五感で感じよう“100年先へ想い伝える”エシカル展 Museum of Freewill & Future 2022」
☆株式会社Freewill
Met CIFTCI プロフィール
トルコ出身。アンカラ大学、東京大学大学院にて日本語と認知言語学を専攻。 東京大学を卒業し、より社会的且つ新しい分野に挑戦するためFreewillに入社。IT未経験でありながら、趣味としてPhotoshopやIllustratorなどのソフトに携わったことをきっかけに、UIデザイナーとしてのキャリアがスタート。入社数ヶ月後には、SPINをはじめとする自社サービスの開発責任者に抜擢。現在、CDOとしてデザインスプリントやスクラムを中心としたアジャイル開発の経験を活かしながら、社内外の様々なアプリケーションの設計、デザイン、開発を担当している。デザイナー/イラストレーターとして「未完の美」を追求し、ワビサビをはじめとする日本の美学に関心がある。
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