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困窮家庭の子どもに誕生日ケーキを!「NPO法人チャリティーサンタ」河津泉さん②

今週は「シェアケーキプロジェクト」について、NPO法人チャリティーサンタ 
シェアケーキプロジェクトリーダーの河津泉さんにお話を伺っています。
 

岡山のケーキ店から「ケーキ店として困窮世帯に何かできないか」と声をかけてもらい、ケーキ屋さんは誕生日のスペシャリストということで、一緒に始めてみようと、まずは岡山から始まったシェアケーキプロジェクト。

最初はケーキ店が提供してくださる5台のケーキから始まり、徐々に寄付が増え現在は岡山だけでも月30台のケーキを届けています。
 
最初の5台には50件以上の声が届き、45件を落とすことが本当につらかったそう。保育園でケーキを食べたと嘘をついていたと後で知ってしんどい思いをした家庭もあるのだとか。
当選して子どもが喜び、ケーキなんて嫌いと言っていたのが嘘だと分かったなど、子どもも知らず知らず我慢をしている部分もあるので、誕生日は遠慮なく自分が主役になれる日にできたらと語っていました。
 
誕生日のお祝いで大切にしていることで、一番必要なのはケーキ。一般世帯はほぼ100%ケーキでお祝いをしている中で、困窮世帯での我慢が分かりました。自分の名前が入ったケーキは子どもにとって特別。誕生日のアイコンとしてバースデーケーキがすごく強いので、ケーキを大切にしたいと思うようになったそう。
 
現在、各地の洋菓子店やケーキの通販をしている企業との連携もでき、全国で対応できるように。しかし"ケーキ店にケーキを取りに行くことを大事な経験として捉えている"とも感じています。支援を受けた親御さんから「外から眺めるばかりだったケーキ屋さんの中に入ることが実現できた」というメッセージも。
ケーキ屋さんにも「おめでとう」と言ってもらうことで自己肯定感を持ったり、地域の中からも大切にされていると感じることができると河津さん。
そういう場所を全国に増やすためにも、ぜひお近くのケーキ屋さんにも声掛けをしていただければとおっしゃっていました。
 
今後はクラウドファンディングの資金や寄付によって、支援台数を決めていく予定。継続的な支援だけでなくても、自分の誕生日にバースデードネーションとして寄付をしてみては?という素敵な提案もしてくださいました。
シェアケーキプロジェクトの詳細は、チャリティーサンタのリンクからチェックしてみてください。
 

誕生日のお祝いを諦めた親子へ 大人たちが協力して届けよう シェアケーキプロジェクト 

CAMPFIRE ~GoodMorning(クラウドファンディングは、8月29日月曜日に終了しています。)
 
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