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生命の不思議と好奇心!「いのちをつなぐ学校」秋吉 道太さん、上田 壮一さん②

今週は「いのちをつなぐ学校」について、サラヤ株式会社 コミュニケーション本部 広報宣伝統括部の 秋吉 道太さんと、一般社団法人Think the Earth理事の上田 壮一さんにお話を伺っています。
今夜は「いのちをつなぐ学校」の校長・福岡伸一先生の動画コンテンツ「フクオカハカセのセンス・オブ・ワンダー」について伺いました。
 
 
生物や植物のつながりについて改めて考える機会になればという「フクオカハカセのセンス・オブ・ワンダー」
内容は福岡先生とスタッフがしっかり対話をして考えられています。「子どもたちに何を知ってほしいか?」から話が始まり、全体の構成をあらかじめ決めて、スタッフは福岡先生に講義をしてもらい、そこから構成を考えて台本に落としていったそう。
 
フクオカハカセが「いのちは何か」と紐解くときに登場するのが生物学史の話。
人間はどうやって生命を理解していったか、人間と他の命との関係。人間の中に生きている微生物や、それが外の微生物とどんな関係を結ぶか分かってきたのはつい最近。当時の病気や学者、疫学がどのように発展していったかを紐解いてお話をされています。
先生が小さい頃に感じた「いのちの不思議」を、学んできた歴史を含めて、生徒たちに伝えたいという想いが込められています。
 
観終わった後に好奇心がふつふつ湧いてくるような作り方にしようという想いから、「どんな時にいのちの不思議を感じた?」など動画の最後に3つの問い、フクオカハカセからの宿題が投げかけられています。上田さんは、問いが投げかけられることで、見過ごさずに立ち止まって考え続けられるのが、問いのよさではないかとおっしゃっていました。
 
秋吉さんは制作過程で「これまで問いかけられることがあまりなかったのでは?」と思ったと振り返っています。問いかけられることで知識だけではなく、調べてみたいことに寄り添ってくれる印象を受けたとか。家族など様々な立場の人たちと観ても面白いのではないかという提案も。
 
第2話の顕微鏡のエピソードでは、フクオカハカセは寄り道を推奨されています。
1つのことを突き詰めていくといろんな発見が生まれ、その中に大事な学びがある。ゴールに向かうだけでなく、疑問にどんどん旅する経験が出来たら面白いという話になっています。自由研究の心構えは第2話を観ていただくのがいいかもしれません!
 
明日は「探求!いのちのフシギ部」について伺います。
 
 
☆いのちをつなぐ学校 by SARAYA
 
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