高校生が持続可能な地球の未来を考え行動するために、SDGsを探究し、
社会課題解決に向けたアクションアイデアを表彰している「SDGsQuest みらい甲子園」。
2021年度 首都圏大会で受賞した5チームをご紹介しています。
今夜はアクションアイデア「行動しないSDGs」で「2021年度首都圏大会 審査員特別賞」を受賞したチーム「ちゃた~ん」(東京学館浦安高等学校)から、田村杏佳さん、荒井風奈さん、佐藤希洸さんにお話を伺いました。
昨日のお話にもあったように、SDGsの勉強をしたけれど難しくて何をしたらいいのかよくわからず行動できなかったことから、無意識で行動してしまう方法を考えようと思い、このアクションアイデアが生まれました。
大学で行動経済学を学びたいと考えていた田村さんが、この考え方を活用して社会を変えられたらいいと思い、メンバーに相談し、色々とアイデアが練られていきます。
カーレット(カーリングの卓上版)同好会のメンバーで結成された「ちゃた~ん」。
このカーレット同好会も田村さんが立ち上げたというからその行動力には驚き!
様々な人が集う公園で、公園の遊具で遊ぶだけで発電ができる仕組みがあれば、SDGsに興味がなくても自然と貢献できるのはのではないかと考えた5人。
大企業からは資金援助、中小企業から技術力を提供してもらうことで、中小企業は技術力のアピールや知名度の向上、大企業はイメージアップによる利益増がメリットになると提案しています。
人が集まるショッピングモールなどの小規模なところから実験をして、地域に広げていきたいと実現に向けた構想を広げていました。
アイデアをまとめていく中で、大人に話を聞く機会も。
受賞した後も自分たちだけではどうしようもないと悩んでいた時に、現実的なアドバイスをもらって勇気を出して大人にアピールしてみようと思えるようになったとか。
将来的に、駅の階段などどこでも発電できるようになったり、発電公園に集まる子どもたちにSDGsを知ってもらって、それをきっかけに社会をよくするための行動をする子どもが増えていってもらえればと想いを語ってくれました。
☆SDGsQuestみらい甲子園 「2021年度首都圏大会 審査員特別賞」受賞
ちゃた~ん (東京学館浦安高等学校)
・首都圏大会は2022年度も開催決定!
・大会開催日は2023年3月、エントリー開始は10月下旬予定です。
・詳細は決定次第随時公式HPにて発表予定
・なお、授業の一環として取り組む学校もかなり増えているため、
既にHPには来年度のプラン提出用のテンプレートを公開しています。
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