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日本の難民問題にスポットライトを!SDGsQuest みらい甲子園「MINTH」(筑波大学附属坂戸高等学校)②

高校生が持続可能な地球の未来を考え行動するために、SDGsを探究し、社会課題解決に向けたアクションアイデアを表彰している「SDGsQuest みらい甲子園」。
2021年度 首都圏大会で受賞した5チームをご紹介しています。
 
今夜はアクションアイデア「Spotlighting Refugees」で、「2021年度首都圏大会 アクションアイデア優秀賞」を受賞した
「MINTH」(筑波大学附属坂戸高等学校)から、田沼樹さん、鈴木華展さん、ファサンマーベラスさんにお話を伺いました。
 
「SDGsQuest みらい甲子園」のエントリー前から社会課題解決に向けての授業として、日本の難民問題の認知度向上のために行動していた「MINTH」は、すでに2つのアクションを行っています。
 
一つ目は、昨年10月に行われたディスカッションイベント。
バングラデシュ、アジア圏、アフリカなどからの難民当事者の方を招いて、日本での暮らし、辛かったこと、入管での現状などについての講義。その後グループに分かれてさらに詳しく話を聞いたり、どのようにすれば難民問題を広められるのかを話し合うイベントを行いました。
 
話を伺った仮放免者の方達は難民として認められてはいないものの、一定期間外に出られる人たち。
勝手に県をまたいだ移動が出来ない、保険に入れない、働くことも許されないなどの問題があり、生活が困難になってしまう現状を知ることが出来たとディスカッションイベントで印象的だったことを教えてくれました。
 
次に「MINTH」が行ったのが12月のドキュメンタリー映画「東京クルド」の自主上映会。地域の方を招いて、80名弱の方が参加されました。
ディスカッションイベントに来てくださった方は興味を持っていた方も多く、もっと知りたい、こういうことが起きていると知らなかったという感想が寄せられました。上映会では映画でより詳しい現状を見てもらったので、よりわかりやすかったという声や、監督のお話に心を動かされた方も多かったとか。
 
 
今後の活動として、8月11日(木・祝)に埼玉県小川町で難民の方の民族衣装のファッションショーが行われます。
メンバーは今年で卒業してしまうけど、難民問題の認知度を上げる活動はこれからも後輩たちに継続してやってもらいたいと思っていると、活動への想いを話してくれました。
 
「MINTH」の活動は、筑波大学附属坂戸高等学校のホームページに取り上げられています。今後の活動についてなど、チェックしてみてください。
 
 
Ⓒ 筑波大学附属坂戸高等学校 _SDGsQuestみらい甲子園2021首都圏大会

☆SDGsQuestみらい甲子園 「2021年度首都圏大会 アクションアイデア優秀賞」受賞
MINTH (筑波大学附属坂戸高等学校)
 
☆筑波大学附属坂戸高等学校 「今日の筑坂」よりMINTHの活動について
 
☆SDGs QUEST みらい甲子園 https://sdgs.ac/
・首都圏大会は2022年度も開催決定!
・大会開催日は2023年3月、エントリー開始は10月下旬予定です。
・詳細は決定次第随時公式HPにて発表予定
・なお、授業の一環として取り組む学校もかなり増えているため、
 既にHPには来年度のプラン提出用のテンプレートを公開しています。
 
 
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