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日本の難民問題にスポットライトを!SDGsQuest みらい甲子園「MINTH」(筑波大学附属坂戸高等学校)①

高校生が持続可能な地球の未来を考え行動するために、SDGsを探究し、社会課題解決に向けたアクションアイデアを表彰している「SDGsQuest みらい甲子園」。2021年度 首都圏大会で受賞した5チームをご紹介しています。
 
今夜はアクションアイデア「Spotlighting Refugees」で、「2021年度首都圏大会 アクションアイデア優秀賞」を受賞した
「MINTH」(筑波大学附属坂戸高等学校)から、田沼樹さん、鈴木華展さん、ファサンマーベラスさんにお話を伺いました。
 
アクションアイデア「Spotlighting Refugees」は、難民問題について知る機会を設けるという目標のもと、日本における難民問題についてのディスカッションイベントの開催やドキュメンタリー映画「難民クルド」の自主上映会を行いました。
 
日本ではマイナーな問題ですが、日本における難民問題は深刻。難民認定率は、ドイツで41.7%、カナダは55.2%、フランス14.6%という中、日本は0.5%で47人という異常な少なさ。
この現状を知る人が少ないならば、自分たちが取り上げることで、日本にとっても難民の方にとってもいいアクションが出来るのではと、このテーマを取り上げました。
 
筑波大学附属坂戸高等学校では、2年生になると、T-GAP(つくさかグローバルアクションプロジェクト)という授業で全員がグループを組んで、様々な活動に取り組んでいます。
「MINTH」はもともとこの授業で結成され、様々な差別問題に興味を持つ人たちが集まって、鈴木さんが興味を持っていた難民問題に取り組むことになりました。1から調べるところから始まり、外部の難民団体の講義を聞いたり、実際に難民の方に会うとステップを踏み学んでいったそうです。
 
「Spotlighting Refugees」というタイトルのように、難民問題はなかなかスポットライトが当たらず暗闇に隠れている問題。実際に交流することで、入管や日本での暮らしなど真実の部分が分かったと言います。
 
認知度を高めるために起こしたアクションについて、詳しくは明日伺います。
 
 
Ⓒ 筑波大学附属坂戸高等学校 _SDGsQuestみらい甲子園2021首都圏大会
 
 
☆SDGsQuestみらい甲子園 「2021年度首都圏大会 アクションアイデア優秀賞」受賞
MINTH (筑波大学附属坂戸高等学校)
 
☆SDGs QUEST みらい甲子園 https://sdgs.ac/
・首都圏大会は2022年度も開催決定!
・大会開催日は2023年3月、エントリー開始は10月下旬予定です。
・詳細は決定次第随時公式HPにて発表予定
・なお、授業の一環として取り組む学校もかなり増えているため、
 既にHPには来年度のプラン提出用のテンプレートを公開しています。
 
 
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