今週は、シューズブランド「Öffen」 プロデューサー兼デザイナーの日坂さとみさんにお話を伺っています。
「Öffen」では、使用済みペットボトルをリサイクルした糸を使用して
ペットボトル8本分が靴1足に生まれ変わっています。
回収されたペットボトルはリサイクル専門の工場で洗浄・殺菌をしてから小さなチップにして熱処理で細い糸状に。
糸で縫っているので裁断していない分、ゴミが少ないという利点がある素材になっています。
アッパーの素材以外にもこだわって作っていますが、履き心地に関してはペットボトル由来の糸が足のホールド感や、フィット感が出せる素材ということもあり使用していて機能性もバッチリです。
高品質なポリエステル素材なので、耐久性にも優れていて上靴くらいゴシゴシ洗っても大丈夫。
丸洗いOKですぐ乾くので、汚れたら洗って、なるべく靴自体を捨てずに長く履いていただける素材選定になっています。
靴は見えないところでたくさんのパーツが入っています。そのパーツが必要なのか検証しながら半分ほど減らしている分、新しい資源を使わずそもそも出るゴミが最小限になるよう考えられています。
インソールは5年ほどでコンポストすれば生物分解可能なバイオマスポリマー(バイオマス資源を主体とする素材)。スニーカーのような衝撃吸収性やリバウンド性のある履き心地です。
靴がゴミとして燃やされた時も、5年経てば自然に還っていくようになっています。
靴箱は作らず、洗えるほどしっかりした再生紙の紙袋でのお渡し。
プランターカバーや、PCを入れたり色々な使い方ができるので、リユースして使って欲しいという思いが込められています。袋にかかっているヒモも2足揃えばシューレースとしてスニーカーの印象を変えることも。
表参道の「CASA FLINE」では、6/19(日)まで、
二子玉川の玉川高島屋S・C 南館の2階で7/30(土)まで、ポップアップが開催中です。
「Öffen」
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