今週は、株式会社三陽商会 コーポレートブランドビジネス部 エコアルフ課長 兼 エコアルフ・ジャパン株式会社 取締役の下川 雅敏さんにお話を伺っています。
先月発売したばかりの「ACT」シリーズは、日本のモノづくりを活かしたコレクション。
こだわりは、これまでの商品との差別化を図り、日本のトレンドや着用シーンを組み込んでいること。スペインTシャツ、スウェットOKの職場とは違う、ジャケットを着る日本のビジネスシーンでも使えるラインナップになっています。漁網由来のリサイクルナイロンは、フォーマルさとカジュアルライクを併せ持っているのでONOFFで 幅広く着用が可能です。
そして、一番のポイントは、ボタンや、スピンドルをパナソニックと協業で開発していること。最近は生地をリサイクル素材で作っているブランドは増えてきたものの、ボタンや副資材は表示義務がないためノーチェックなことがほとんど。「ECOALF」では、まだ関心が行き届いていない部分までこだわっています。
原料は従来の石油由来ではなく、木や植物のセルロースファイバーと呼ばれるもので環境に優しい素材です。これは、「ECOALF」の代表商品であるアサヒビールとコラボした「森のタンブラー」で使われている素材です。
またパナソニックとは、アパレルの店舗や展示会などで出る什器、ハンガーの廃棄が運営面でのロスを見直し、廃材を有効利用するプロジェクトも行っています。捨てられていたものを価値に変えるのがACTコレクションの醍醐味と下川さんは語ります。
さらに先月20日には「森のタンブラー」に、セルロースファイバーに9色の色を付けた新しい商品も登場。今年のブランドのシーズンテーマ「LOST COLORS」 から、気候変動でで白化し失われていくサンゴ礁や魚などのコーラルピンク、コーラルオレンジ、モスグリーン、黄色などの色を失くしたくないというメッセージが込められています。

明日は様々なブランドとの最新のコラボアイテムについて伺います!
☆「あなたのサステナブルなこと」も番組に教えてください!
番組への感想もお待ちしています。
メールアドレスはこちら。
Twitterでは #847keep で感想をツイートしてくださいね。