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ヨーロッパ発のサステナブルファッションブランド!「ECOALF」下川 雅敏さん②

今週は、株式会社三陽商会  コーポレートブランドビジネス部  エコアルフ課長  兼 エコアルフ・ジャパン株式会社 取締役の下川 雅敏さんにお話を伺っています。
 
「UPCYCLING THE OCEANSシリーズ」の商品で代表的なものはスニーカー。
アッパーの部分が海洋プラスチックゴミをベースにしたポリエステルのニット地になっていて、見た目がクリーンでスタイリッシュかつ軽くて実用的。再生素材はネガティブなイメージを持たれがちな中、どれだけいいものになるかがポイントになると下川さんは語ります。
スニーカーの中には、【BECAUSE THERE IS NO PLANET B®】=【第2の地球はないのだから】というキャッチコピーも。デザインとしてこういったメッセージや、再生素材を使用していることがわかるようにすることで意思が伝わり、またそれがおしゃれに見えるということも大事にされています。
 
また今年は、新たにニット地を活かしたプレミアムライン『Ecoalf 1.0』で、バッグやポーチも提案。服には素材の表示義務がありますが、雑貨にはなく、サステナブルファッションは何でできているかという背景を知ることが大切という考えから雑貨のシリーズを増やしています。
 
 
「UTO JAPAN」という日本独自で始めたプロジェクト第一弾のTシャツは日本初のアイテム。海外では綿のTシャツが主流のため、日本の流行に合わせたポリエステルのTシャツを開発したのだとか。オーガニックコットン66%とリサイクルポリエステル34%をブレンドして使用し、配合にもこだわっています。
 
また、製造のすべてが日本で完結しているのもこだわりのひとつ。
SDGs未来都市である三重県志摩市は、リアス式海岸によりゴミが漂流し溜まっていってしまう。養殖産業で浮きやバールを使わざるを得ないが、台風などで流れてしまうという問題を抱えています。そこで一緒にアクションを起こしたいと志摩市との取り組みをスタートさせました。
通常リサイクルチップなどは作る工程の間で、どうしても海外での作業が入ってしまうのですが、「ECOALF」では地産地消にこだわり、すべてを国内で完結させています。また、縫製の細やかさなど、日本の高い技術を継承していきたいと考え、どこでどう作っているのか生産者の顔がわかっていることも大事だと言います。デザインとしても日本らしい漆黒もポイントに。
 

オンラインショップの他に、実際に「ECOALF」の商品を見られるのは、旗艦店となる二子玉川や、海の近くで…ということでオープンした宮古島など各地の店舗。お店についてなどの詳しくは「ECOALF」公式サイトをチェックしてください。
 
 
☆「ECOALF」公式サイト https://ecoalf.jp/
 
 
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