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海岸をキレイに!かながわ海岸美化財団 柱本健司さん①

今週は、5月1日(日)に、みなとみらい クイーンズスクエア横浜 1階 クイーンズサークルで行われた「みなとみらい KINGDOM~SPRING 2022~」での、公開収録の様子をお届け!
ゲストは、日本で唯一、海岸清掃を専門に手掛けている公益財団法人 かながわ海岸美化財団の柱本健司さんです。
 

かながわ海岸美化財団(通称・美化財団)は、1991年に神奈川県と相模湾沿岸の13市町によって設立。メインの活動は名前の通り海岸美化ですが、その範囲は東京湾から静岡県の県境までの150kmと広域に渡っています!

最近ではSDGsによって、HPのアクセス数は10倍に!14番の「海の豊かさを守ろう」に関心が高まり、ビーチクリーンの申し込みも増加。柱本さんは「自分の取り組みにつなげようという方が増えている。ビーチクリーンはお子さんからシニアの方まで誰でも参加できるのがいいところ」と語ります。

今回のイベントでは「クイーンズスクエア横浜 SDGsアクション」として"マイクロプラスチックで万華鏡を作ろう!"、"ビーチグラスでペンダントを作ろう!"という2つのワークショップを開催。

そんなワークショップの材料となったのは美化財団が拾い集めた海ゴミ。

ビーチグラスは、角の丸くなったガラスの欠片。誰かが捨てたガラスのゴミが波の作用で丸くなってできたものです。「キレイ」で終わらずに、「誰かが捨てたものだ」と考えてほしいと柱本さん。ビーチグラスは、無いのが一番!海のゴミを考えるきっかけになればとお話くださいました。
 

マイクロプラスチックは、ザルを持って海岸で回収されたもの。相模湾よりも東京湾のほうが量が多いそう。その理由は東京湾の狭い海域に、神奈川、東京、千葉、埼玉と街からどんどんゴミが流れ込んでいるためです。マイクロプラスチックは、海岸の端に偏っていて、軽いため風下に寄せられるのだとか。

 
現在、「ビーチクリーンアップかながわ」と題して各地でビーチクリーンが行われています。興味を持たれた方は、美化財団のHPから詳細をチェックしてみてください!
 
☆公益財団法人かながわ海岸美化財団 https://www.bikazaidan.or.jp/
 
 
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