山、川、海と自然豊かなここ神奈川県から、未来へ向けて、
持続可能な社会を目指し活動している人々をご紹介していくこの番組。
今週は、山に登る方、全ての人の健康について
サポートされている、
山岳医療救助機構の
代表 大城和恵さんにお話し伺っていきます。
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山岳医療救助機構は、
山の医療と医療救助の情報を山岳ドクターが発信し、
登山者と救助隊が山から生きて帰ってくることを、
医療面から支えています。
山の医療は大きく分けて2つあります。
1つは、山でしか起きない病気。
もう1つが、山と山以外でも起きる病気です。
特に、山でしか起きない病気は
医学的にも分からないことも多いため、
大城さんは、
山の医療について、もっと発展させていき、
対応の仕方など、多くの人に知ってもらいたいそうです。
大城さんは、
2009年にイギリスで山岳医療の学び、
2010年には、日本人で初めて英国国際山岳医取得されました。
その時に日本の山の医療は何十年も遅れていると実感したそうです。
医療者として、
「発信する側がもっともっと発信していかなければいけない。」という
反省のところから、
「誰でも活用できて、誰でもわかりやすいように。」
「医療は医者だけしかわからないものだと意味がない。」と、
皆がわかりやすい形で利用できる
プラットフォームを作りから、
大城さんの活動は始まったそうです。
山岳医療救助機構では、
山の医療を皆が実践できるように、
ファーストエイド講習会を開催しています。
さらに、
「山に行って何かが起きてしまってからじゃ遅い。」ということで、
事前に自分の健康状態を確認してもらう、
登山外来なども行っています。
登山外来は通常の健康診断としても受けられるそうです。
詳しくは、音声配信をチェック!
山岳医療救助機構
https://sangakui.jp/
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