
山、川、海と自然豊かなここ神奈川県から、未来へ向けて、
持続可能な社会を目指し活動している人々をご紹介していくこの番組。
今週お話を伺っているのは!
子どもたちの支援をされている
認定NPO法人 3keys 代表理事の森山誉恵さん!
ここまで、3keysの様々な子どもたちへのサポート、
10代のための相談窓口まとめサイト「Mex」や、
ユースセンター「3」について伺ってきました。
最終日の今日は、3keysが立ち上げから行ってきた、
子どもたちへの学習支援について
現在、3keysでは、大人に向けた「学習支援の研修」も手掛けられているそうです。
児童養護施設、母子生活支援施設、
児童相談所、行政の学習支援担当者など、
日々子どもたちと接してる方向けの研修になっております。
10年以上、虐待で保護された子どもの学習支援をしてきて、
既存の学習支援のスタイルだと、どうしても難しいところも多く、
3keysも苦労しながらやっと成果が出るようになってきたそうです。
その1つとしてオリジナル教材を作っています。
コロナ禍で対面での研修がなかなか開催できませんでしたが
昨年度はじめてオンラインで開催してみたところ
全国から157名もの行政や施設の職員が参加し、
市販の教材だとどうしてもうまくいかないという
同じ悩みを抱えている人が多いことを実感し、
今後も研修とか教材提供を強化したいと思ってるそうです。
また、一般の人が参加できるセミナーもあります。
Child Issue Seminar(チャイルドイッシュウセミナー)は、
子どものことを大人が学びましょうという連続セミナーです。
今、子どもの問題はその親だけで起きてる問題ではなく、
医療とか福祉、行政のあり方、メディアの在り方、学校の在り方など
いろんなものが絡まって起きてるものなので
当事者じゃない人は誰1人もいないと思っているそうです。
また、3keysのサイトでは子どもの白書を作り、
勉強できるようになっています。
最後に「もし、心配な子どもを見つけたらどうしたらいいのか・・・?」と、質問してみました。
森山さん曰く、
本当にこの数十年で大人の常識と子どもの常識というのは全然違ってきているので、
まずは、最後までしっかり話を聞く。
話の途中で判断したり評価したりせずに最後まで聞きます。
その上で、支援者の方には、なんでそういうことが起きているのか、
今の時代をちゃんと学んで頂く。
私たちのMex(ミークス)のサイトは支援者が使ってる場合もあります。
学校の先生が子どもから相談を受けたんだけど
どこに相談したらいいかわからなくて、
Mex(ミークス)を使って検索している方もいます。
Mex(ミークス)では今世の中にあるものだけを紹介してるので
必ず解決策があるわけではないのですが
まず既存の社会資源でどういうものが使えるのかを
Mex(ミークス)も活用して、大人こそが一人で抱えずに
学んで適切なところに頼る姿を子どもに見せてほしいです。
さらに、子どもにそれをただ教えるだけじゃなく
子供に寄り添い、解決できる場所に一緒に行ってあげる。
などしてもらえたらと思います。
詳しくは、音声配信をチェック!
認定NPO法人 3keys ホームページ
3Keysへの支援方法もこちらから
https://3keys.jp/
10代向け支援サービス検索・相談サイト「Mex(ミークス)」
https://me-x.jp/
ユースセンター「3」について詳しくは、
クラウドファンディングREADYFOR 認定NPO法人3Keysで。
家とパブリックの中間的な場所 ー10代向けの新しいセンター作りー(プロジェクトは成立)
https://readyfor.jp/projects/3keys3
Twitter
認定NPO法人3Keys
@3keys_staff
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