今週は、山・登山のSDGsについて、株式会社 山と溪谷社 Yamakei Online部の高橋 楓さんに伺っています。
ボランティア活動の参加意欲は高く、「環境問題について自分にできることを積極的に行いたい」と答えた人は9割以上いました。「登山道整備など、登山に直接関わることなら参加したい」が約50%。登山に限定せず環境保護ボランティアに「参加したい」と回答した人と合わせると、約85%の人がボランティア活動に積極的と答えています。
登山道整備はボランティアに頼っている部分も多く、作業は木道を綺麗に、段差のえぐれている部分に土を盛り直したり石を組んだりするもの。別のアンケートでは登山道整備に参加したことがある人が50%を超えたりと参加されている方も多い活動です。
また簡単にできて楽しいものだと、長野県で行っている
「ライチョウ保護スクラムプロジェクト」。雷鳥を目撃した場所をアプリで報告することができ、データが貯まると保護活動をしやすくなるというものです。
可愛らしく山のアイドルのような雷鳥ですが、高山にいるため気候変動の影響を受けやすい存在でもあります。高橋さんは、「保護への意識は高いが、知っている人はまだ少ないので参加して欲しい」とおっしゃっていました。
「山と渓谷社」でも登山でのボランティア活動イベントなどを実施されています。2010年には、
日本山岳遺産基金を設立。保護団体に助成金を拠出、イベントやキャンペーンを行っていて、山に行けなくても個人の寄付金などで参加できる活動になっています。
アンケート結果して、高橋さんは登山者は環境への関心が高く小さいことでも参加したい人が多いと感じ、気候変動への危機意識が予想以上に高いことがわかり驚いたそうです。
明日は 「山と渓谷社」だからこその環境への取り組みについてご紹介します。
「山と渓谷社 Yamakei Online」
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