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山や登山のSDGs「山と溪谷社 Yamakei Online」①

昨日は山の日ということで、今週は、山・登山のSDGsについて、株式会社 山と溪谷社 Yamakei Online部の高橋 楓さんに伺っています。
 
今年は、2年ぶりに富士山も開山私たちを癒してくれる山々の自然を未来に残していくためにも、サステナブルな登山していきたいですよね。
 
山と渓谷社は今年創業91年を迎える出版社。
高橋さんが所属されている「山と渓谷社 Yamakei Online」は、登山情報を発信するサイトです。夏山シーズンは800万PVを超える人気サイトで、登山情報や現地の最新情報、登山の計画、コラム、ニュースを発信しています。
 
2019年頃に登山メーカーの新作にリサイクル素材を使ったウェアやバックパックが増えてきたことから、同じように感じていたライターさんとサステナブルな商品を開発するメーカーの連載を不定期で開始。何度かやっていくうちに、そもそも登山者は環境についてどう思っているのだろう?という疑問が湧きこのアンケートをすることになったそう。
 
質問項目は環境に関することで、気になる問題についてや、日常生活で気をつけていること、SDGsの認知度など。
回答者は、登山歴5年以上の方が25%、10年以上が54%。登山頻度は1ヶ月に1回が4割、ほぼ毎週行く方が2割と熱心な登山者が多かったと言います。想像以上に環境問題への意識は高く、登山道整備など自分で何かしら行動をしたいと思っている人も多かったことも特徴の一つと言います。
 
環境問題についての回答を見てみると、
登山をすることが環境問題への関心を持つことに繋がっている
地球温暖化やそれに伴う気候変動に危機意識を感じている
山や登山道、山小屋などを守るために自分にできることを積極的に行いたいなどの回答は9割以上の方に当てはまりました。特に気になるのは登山道の荒廃がトップ、続いて、ゴミ処理、気候変動についてという結果に。実際に登山をしていて、実感を持った答えが目立っています。
 
日常生活では、冷暖房の設定温度の調整、マイバッグ、マイボトルを利用する、詰め替え用の物を買うなど。マイバッグ、マイボトルの使用率は9割、クリーン活動への参加が4割と比較的高い水準なのではないかと推測されていました。
 
 
「山と渓谷社 Yamakei Online」
 
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