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商店会のSDGs・東戸塚商店会 「チーム東戸塚」②

今週は、東戸塚商店会 「チーム東戸塚」、NPO法人SDGs Spiral 代表"ミスターSDGs"こと鈴木優一さんに伺っています。
 
鈴木さんがSDGsに興味を持ったのは商店会に参加直後の、2018年の6月でした。
知識がなかったもののSDGsの講演会に参加し感銘を受けます。
講演会では「SDGs=すごいでかいゴール」といわれ、私には関係ないのかな?と思ったそうですが、1人1人がこんな事をやれば達成できるというものが、「商店会がやってきた活動にそのまま繋がっているのでは?」と思ったそうです。
そして、SDGsという言葉に再度目を向けると「SDGs=商店会で できる ゴール」になると気が付きやるしかないと一念発起。
商店会でのSDGsは、具体的に「パートナーシップ」、「街づくりに関わるもの」、そして一番は「教育」。街に出て色々な人と関わることが教育にもつながると考えられています。
 
講演会以降、インターネットでの情報収集や、SDGs商店街宣言をした北九州の「魚町銀天街」を見学したりと学びを深める活動をスタート。
「魚町銀天街」の大きな目玉は、アーケードの電気を太陽光発電で賄っていること。
環境を改善してきた北九州の歴史と結び付けて発展させているのが魅力と語っていました。さらに鈴木さんは大学院でも学び始め、SDGsと商店会活動の本質について研究されたそうです。
 
 「チーム東戸塚」は、最近はコロナの影響で活動の範囲が限られてしまっていますが、2つの活動を継続しています。
1つは「東戸塚イーツ」という宅配弁当。緊急事態宣言で休校になった時、お子さんを持つ家庭から、家にいる子どもが心配。様子が気になるという声があり、
飲食店の経営状況の改善と並行する形で、即日お昼に届く宅配サービスを開始しました。現在では商店会の10店舗が参加しています。
 
もう1つが、夜のパトロール。緊急事態宣言で暗くなった夜の街をパトロールする
という活動で、夜勤などで外に出なくてはいけない人たちのための安心安全の輪が広がっています。

東戸塚商店会(チーム東戸塚)
 
NPO法人SDGs Spiral
 
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