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地元の森を守る「一般社団法人 葉山の森保全センター」②

今夜も「一般社団法人 葉山の森保全センター」代表の西村正行さん、藤本嶺さんにお話を伺いました。
 
「一般社団法人 葉山の森保全センター」は、立ち上がったばかりの団体。
まずは葉山の山の現状を知ろうということで山を歩きまわる「踏査」をされています。
最終的には葉山の森全体をよくしていくことが活動の目標。
山の各所に所有者がたくさんいるため、所有者に連携して森の管理を託してもらい、保全活動をしていく必要があります。現在は手入れをしていくための意向調査を少しずつ行われているところです。
 

森を健全な状態にしていくことがゴール。まず、たくさん生えている杉を建築材として「葉山の杉」ブランドを立ち上げる予定です。手入れをした時の伐採した木を有効活用することを目指しています。

現在は戦後に植えられた70~80年経った杉がほとんど。建築材の適齢期である60年をゆうに過ぎており、環境面から見ても二酸化炭素の吸収のピークも過ぎています。こういった杉は伐採して、新たに植林していく必要があります。
 
また葉山の森を見ると、ツタが絡まっている木も多く見受けられます。既に立っている木の光合成の邪魔をして立ち枯れの原因にもつながります。立ち枯れは。いきなり木が倒れるためとても危険。そのためにもきちんと森を管理することが必要なのです。
 
「葉山の森保全センター」は、支援で資金を賄っています。
500円から支援が可能で、歴史や守る方法のレクチャーを受けながら一緒に踏査をすることもできます。
詳しくは「葉山の森保全センター」のホームページをご覧ください!
 

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