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持続可能な発電エネルギー「GPSSホールディングス株式会社」

6月は環境月間ということで、今日は、サステナブルなエネルギーで持続可能な社会を目指す 「GPSSホールディングス株式会社」 代表取締役社長の目﨑雅昭さんをお迎えしました。
 
「GPSSホールディングス」のホームページには、"再生可能エネルギーは扱わない、持続可能なエネルギーを"とあります。
一例をあげると再生可能エネルギーの、木質バイオマス発電は木材チップを燃やすことで火力発電するというもの。これは間伐材を使うことで持続可能にはなりますが、木が成長するスピードと燃やすスピードを比べるとどうしても燃やすほうが速い。そうすると木質バイオマス発電所が増えるほど、森林伐採が進むことになる。それは持続可能ではないので、GPSSホールディングスではやらないという考えになります。いわゆる再生可能エネルギーではなく、サステナブルなエネルギーを作ろうというのがコンセプトになっています。
また、サステナブルな社会を目指したい。そういった社会を創ることが目的であってそのひとつの大きな手段の一つとしてサステナブルなエネルギーを提供していくということもこの理念に挙げられます。
 
目崎さんがサステナビリティを意識し始めたのは実は最近のこと。GPSSホールディングスは今年で設立から9年。エネルギー業界に携わるまではあまり環境について考えてこなかったと言います。大きなきっかけとなったのは震災。
いざエネルギー業界に入ると色々な問題がわかってきてその本質的なものは何なのかと考えるうちにそもそもサステナブルとは何かを考え始めたそうです。
目崎さんの中でのサステナブルの定義は「今までの善悪を決める時に、永遠の時間軸を入れるということ」
今、いいと判断しているものが未来永劫いいになっていくのか?を問い続けることで、未来もいいのだから今もいいにしようという長い時間軸を判断基準に入れることがひとつのサステナブルだと考えられています。
 
GPSSホールディングスが全国に手掛ける発電所は100か所以上。6万世帯分(200メガ)の電力にあたります。太陽光、風力、地熱、水力、バイオガスの5つの電源を扱い、現在のメインは太陽光発電ながら、安定した電力供給のできる地熱発電所を増やしている所だそうです。
さらに最近は日本初の「ソーラーシェアリング」の発電所も誕生。上で太陽光発電をして、下で農業=カカオを栽培するというもの。カカオは直射日光がいらず、影が必要ということから沖縄で実現しました。ゆくゆくはソーラーチョコレートが誕生するかも!?
 
☆GPSSホールディングス株式会社
 
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