Keep Green & Blue - Fm yokohama 84.7

海ゴミからサングラスを!「アノミアーナ」③

今週は「オーシャングラス」について福井県にいるアノミアーナ代表 西野ひかるさんにお話を伺っています。
 
現在アノミアーナでは、「みんなで拾ってみんなで作るオーシャングラスチャレンジ」という要項を作っていて間もなく出来上がるところだそう。ビーチクリーンからどうやって資源化していくのか、金額、いくつから作れるのかなどをまとめていて、同じく海ゴミに悩んでいる地域おこし協力隊や、街中でゴミ拾いをしている団体からも問い合わせが来ているのだとか。
 
西野さんは「オーシャングラス」を作った一番の目的はビーチクリーンをする人を増やすことと語ります。今まで興味がなかったり参加する機会がなかった人でも、オリジナルのサングラスを作れるならやってみようと参加者が増えたらいいと思うという西野さん。ご自身もペットボトルからサングラスができると知った時に「Tシャツならまだしも自分でサングラスが作れると思ったこともなかった。それが自分で拾ったもので、デザインまでできるのはすごいことだ!」と感動した体験から、ぜひ色々な団体の方におそろいのTシャツを作る感覚でやってもらえたらと話していました。
 
オーシャングラスは、つるの部分の左右両面にフルカラーでプリントができます。
西野さんのデザインは渋谷スクランブルスクエアでのポップアップストアに合わせて、海と空、夜明けのイメージ。メンバーの中には「ペットボトルからできた」というタグを外さずにかけている人もいるんだとか。
 
 
1ロット4000本だったところ、100本から作れるようになり、1本のペットボトルから1本のサングラスができるようになっています。中には使えないものもあるので、1000本集めればその中から選り分けて作れます。Zoomでの海ゴミの勉強会も込みで広めていきたいと意気込みを語ってくださいました。
 
サングラスの他にも海洋プラスチックからアクセサリー、コースターやお皿などのインテリア雑貨でのアップサイクルも手掛けているアノミアーナ。
海ゴミアーティストからプラスチックの色や大きさの指定があったりすることで、ただ拾って袋に入れているだけだったビーチクリーンが、何のゴミか見るようになって宝探しのように楽しくできるようになったと思わぬ効果も教えてくださいました。
 
明日も「オーシャングラス」についてお話を伺っていきます。
 
☆アノミアーナ
 
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