「SDGs Quest みらい甲子園 神奈川県大会 2020」の
全94チームの中から、ベスト10に選ばれた学生の皆さんをご紹介しています。
今回初めて開催された「SDGs Quest みらい甲子園 神奈川県大会」は、
高校生が持続可能な地球の未来を考え行動するために、SDGsを探究し、
社会課題解決に向けたアイデアを考える機会を創発し、
そのアクションアイデアを発表・表彰する大会。
昨日に引き続き、
「食プロジェクト~現地の人と有識者を繋ぐ架け橋~」を考えた
聖園女学院高等学校・SKY Blue の
渋谷花音さん、邨田亜生さん、北村愛里さん、山谷真生さんです。
このメンバーが集まったきっかけについて聞いてみると、
違う視点を持っている人が集まるからこそ、問題が解決できるのではないかと
思い考えの違うメンバーに声をかけた。
世界史で「同じ意見の人が集まった国は滅ぶ」と学んだので、これはいけないと。
4人が集まったあと、一人理系の数字的な意見や理論が欲しいとなって
邨田さんをスカウト。このメンバーは意見が違っても友達をやめたりはしないし
学年でも個性派な人たちが集まったそう。
現実志向と夢見たほうがという意見が衝突したりもしながら
アイデアを練っていったと振り返ってくれました。
この大会に参加してみて変化したことは、
新しいことを知って嬉しい気持ちも沸いたし
私たちが知らないところで起こっていることを知って
時事問題への関心が上がった。世界の現状に目を向けていなかったと実感。
また、ブラジルにいる知人に「ブラジルの若者は学校に行っていない人でも
政治にすごく興味がある」と言われ、世界には同じくらいの歳で
頑張っている人がいるのに、自分は調べるまで「募金したらいいかな」くらいの
気持ちでいたので現状を知る力がついた。
食プロジェクトのようなことをしている日本人の方もいらっしゃったので
将来の選択肢の一つとしても未来が広がったと思う。と話してくれました。
最後に大人へのメッセージも聞いてみました。
よく学生は無限の可能性を秘めていると世間では言われているが
今回活動してみて、高校生の自分たちにできることは
すごく限られていると痛感しました。
むしろ理想を現実にできる無限の可能性は大人のほうが
秘めているのではないかと感じました。
老若男女問わず今生きているすべての人が無限の可能性を秘めているので
子どもも大人も一致団結してSDGsの目標に向けて
一歩踏み出せばきっととても大きくて力強い一歩になると思います。
プロジェクトを立ち上げようとしなくても、身近なところから
一緒に活動していけたらいいなと思います。
☆聖園女学院高等学校
3月27日の大会の様子は、YouTubeで見ることができます。
☆SDGs QUEST みらい甲子園
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