Keep Green & Blue - Fm yokohama 84.7

2021年5月3日(月)・湘南電力①

今週お話を伺うのは神奈川県で電力の地産地消を目指す「湘南電力」
今日は土井悠史さんです。
 
「湘南電力」は、神奈川県内でうまれた電気を地域で利用する
”電力の地産地消”をコンセプトに誕生し、電力を仕入れて販売する
電気の小売り事業。
その一環として、再生可能エネルギーを利用した電気をつくったり、
また使うことでまちづくりに参加できる仕組みを作り、
持続可能な地域づくりに取組んでいます。 
 
神奈川県全体で見た電気料金は、湘南電力独自の試算で1兆円と推定。
しかしその電気の多くは県外の発電所からつくられるなど、
神奈川県外に依存している状況。
また、電気料金として神奈川県からたくさんのお金が
地域の外に出て行ってしまっています。
この循環的でない状況に気付いたきっかけは、10年前の東日本大震災。
神奈川県内でエネルギーを作り地域で使い、
経済とエネルギーが循環する仕組みがあれば、
もっと持続的な地域社会ができるというのが
湘南電力の地産地消の姿です。
      
エネルギーの地産地消を目指すことは、再生可能エネルギーの有効活用や、
世の中にある素晴らしい仕組みを地域に取入れることになり、
結果として地球環境への負荷を減らすメリットなどに繋がると
考えています。
 
今年で事業を始めてから5年。
せっかく電気を使うなら顔の見える地元の電力会社を使いたい
電気を使うことで地元に貢献できるならという顧客が増えているそうです。
最初は電気を変えることを不安がる方もいたそう。
小学校や町役場など公共施設で使われる事例が増えたことで
安心して使ってもらえるように。
 
小田原市内の公園の近くの太陽光発電や、小学校の屋上で作られる電気を
まずお客様に売り、足りない部分は補う形で売っています。
湘南電力は電気を使う場所が神奈川県内であれば
どなたでも契約することができます。
 
明日も湘南電力についてお話を伺います!
 
 
☆湘南電力
 
 
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