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2021年5月19日(水)SDGs Quest みらい甲子園・ 鎌倉女学院高等学校・たまねぎ姉妹①

「SDGs Quest みらい甲子園 神奈川県大会 2020」の
全94チームの中から、ベスト10に選ばれた学生の皆さんをご紹介しています。
 
今回初めて開催された「SDGs Quest みらい甲子園 神奈川県大会」は、
高校生が持続可能な地球の未来を考え行動するために、SDGsを探究し、
社会課題解決に向けたアイデアを考える機会を創発し、
そのアクションアイデアを発表・表彰する大会。
 
今日は、「SDGsアイデア賞」を受賞した鎌倉女学院高等学校「たまねぎ姉妹」の
佐藤菜々香さん、小林莉緒さんにお話を伺います。
 
「SDGsアイデア賞」を受賞して、アイデアの実現に向けて頑張りたい
テーマが全然違って刺激になり、これからの活動に繋げたい
という気持ちが芽生えたという2人。
 
そんなたまねぎ姉妹が考えたアクションアイデアは
「鎌倉発祥のSDGsレストラン誕生!~鎌倉の活性化と食品ロス削減の貢献~」
 
鎌倉市内に現在9630戸存在する空き家に、小町通りの飲食店などで余った食材
各家庭で余った食材、鎌倉野菜の直売所「鎌倉市農協連即売所」で
余った野菜を持ち寄ります。
お店や農家の方を中心におすすめの方法で調理し、
観光客や市民に少々安い価格で提供。
レストランの売り上げの一部を環境保全活動やユニセフなどに寄付。
この活動に伴い、鎌倉野菜マークがアイコンの鎌倉野菜アプリを作り
食材や野菜を持ち寄る日、SDGsの日=S dayを知らせ、
鎌倉野菜の調理法の共有も目指します。
 
鎌倉市の食品ロスは年間で6700トン(家庭3900トン、事業者2800トン)。
この2つの面からアプローチすることで食品ロスの軽減が図れ、
アクションが広がることで鎌倉野菜を中心とした地産地消を実現。
食料運送時、燃焼時に発生する二酸化炭素の削減にもなり
SDGsレストランの売り上げの一部を寄付することで
市民が気軽にボランティア活動に参加でき
パートナーシップをはぐくむことができるというアイデアです。
 
小林さんは以前からSDGsに興味があり、そういった仕事に就きたいと思っていたので
必ず大会に出場したいと思い、クラスの優等生の佐藤さんを誘ったのだとか。
佐藤さんも夏休みにSDGsに関する授業をオンラインで受けていて
興味があったので小林さんの誘いを快諾。
鎌倉野菜やレストランといったそれぞれのアイデアをオンラインでまとめていったそうです。
 
アイデアを考える際に難しかったのは、
アプリや動画で発信すると、色々な人に見てもらえるが
一方で子どもや高齢者には届きにくいという問題があるということ。
SDGsレストランのアイデアもシミュレーションを重ねて作ったが
お金や管理などの問題があり、実現の難しさを一連の活動を通して感じたといいます。
 
「SDGsアイデア賞」を受賞したポイントは、"地域に根差した点"と自己分析。
鎌倉市を中心に強みであるレストランが多い、
鎌倉野菜がとてもおいしいのに市外の人には知られていない点にフォーカスして
しっかり枠組みを立ててから考えたのがよかったのではと話してくれました。
 
2人は昨年の冬に、鎌倉市長とオンラインで会話できるイベントに参加。
そこで小林さんは「空き家を民泊にできないないか」という提案をしていたのですが
実現不可能な部分もあり、そこから民泊をレストランに考えを一変させ
このアイデアを考えたのだそうです。
 
「たまねぎ姉妹」の2人には、明日もお話を伺います。
 

3月27日の大会の様子は、YouTubeで見ることができます。

 
 
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