今週は湘南に残る唯一の酒蔵
「熊澤酒造」株式会社 代表取締役の熊澤茂吉さんにお話を伺ってきました。
熊澤酒造では、歴史を次の世代に伝える取り組みとして
昨年10月1日=「日本酒の日」に合わせてVol.1を発行。
自分たちで米作りをしていく時に
長い挑戦になるであろう歴史を蓄積した情報として
紙に残していきたい半年ごとに刊行しています。
Vol.1では、地元・湘南の伝説にもある"かっぱ"のイラストで決意表明。
熊澤酒造には絵や文章、写真が得意なスタッフがいたので
温度感のあるものにできればと、元々は社内報にと始められたそうです。
農業部門にも、農業高校や農業大学出身者、
料理人やソーセージ職人などいろんな経歴の方を引っ張り出しているとか。
さらには、オクトーバーフェストや蔵フェスなどのイベントでの音楽も
音大出身者や元プロミュージシャンなど社内の音楽経験者が務られていて
活躍の場が広がっているとか!
酒づくりに限らず、様々な才能が発揮できる場所にしたいとおっしゃっていました。
そして、今月初めにはVol.2を発行。
最初は実験的に一反の田んぼからのスタートでしたが今回からは10倍の敷地に。
酒米プロジェクトに協力してくれる農家さんも出てきて
可能性が広がっているそうです。
熊澤通信で、お酒づくりを文章で伝えることについて
「僕の代で終わるのではなく、僕の代でもう一度チャレンジして
形になるのは次の代。でも僕の代で始めないと繋がっていかない」
と想いを語ってくださいました。
お酒づくりを未来に残すため挑戦を続ける熊澤酒造。
レストランやカフェの運営、通販での販売なども行っています。
ぜひ注目してみてくださいね。
来週は湘南電力の取り組みをご紹介します!
☆熊澤酒造
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