Sunday Good Vibes!! - Fm yokohama 84.7

NITTEN ハナラボ 第78回「七夕の花、カスミソウを上手に生ける方法」

花のトレンド・販売データなどを調査・分析して販売していらっしゃる、
株式会社 大田花き 花の生活研究所の内藤育子さんに、
お花に関する様々なことを伺っていくハナラボのコーナー。

7月7日の七夕までもうすぐ!ということで、昨年の放送では、
七夕は「カスミソウの日」としてご紹介させていただきました。
カスミソウ回のブログはこちら

七夕はもともと中国と日本の文化が融合して生まれたものなのですが、
奈良時代から宮中でお節句として星まつりが行われるようになり、
あっという間に庶民にも広がっていきました。
旧暦の7月7日は雨の心配もなく星もきれいに見えていたことから、
乙女たちが手習い(裁縫やお習字)などの上達を願って夜空に祈ったそうです。

そこで今回は、日頃努力していることが上達したり成就するよう、
星に願いを込めつつカスミソウの花を素敵に生ける方法を、
第一園芸のショップデザイナーのチーフの志村紀子さんに教えていただきました。

まず、カスミソウを生ける時におすすめのフラワーベースについて。
おすすめは「透明感のあるガラスの花瓶」
お気に入りの香水の空き瓶などに入れてもかわいいんだとか。
ルナさんもおうちに香水の空き瓶がたくさんあるから、生けてみたい!と一言。

カスミソウと相性の良いお花は、華奢な感じの小花がおすすめです。
スプレーカーネーションのスタースノーテッシノというお花や、
ブルースターなど、花の形がかわいらしかったり、ボリュームが大きすぎないもの(軽やかなもの)が馴染みやすいです。
また、花びらが柔らかい質感のある、デルフィニウムなどもこの夏の時期には爽やかさが演出できるのでお勧めです。
タラスピ(ナズナ)やアジアンタムなどのグリーンも爽やかさがより際立ちます。

生ける時のポイントは「トップを合わせるように組んでいくこと」
丸いフォルムが作りやすく、密度が高くなるのでかわいらしさが出ます。
また、最初は丈を長くとって活けて、徐々に短くしたりして、ふんわりと活けるとかわいいです。

具体的な手順は、、
①1本のカスミソウから、長さが取れるように切り分けます。
②花のトップを合わせるように束ねて、丸く、真ん中の密度が高くなるように輪郭を整えながら組んでいきます。
③器に合わせた長さで茎をカットして、完成です!

上記のポイントを意識しながら、ルナさんも実際にカスミソウを生けてみました!
最初は「不器用だからできるかな〜〜??」と不安そうだったルナさんですが、、、笑



見事、完成!!

丸い形に綺麗に生けることができました♪

ポイントさえ押さえれば、比較的簡単に生けることができますので、
花束にして、プレゼントするのも良いですよね。

ということで今回は「七夕の花、カスミソウを上手に生ける方法」にフォーカスしました!
来週のハナラボもおたのしみに♪

top