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NITTEN ハナラボ 第26回 「カスミソウについて」

花のトレンド・販売データなどを調査・分析して販売していらっしゃる、
株式会社 大田花き 花の生活研究所の内藤育子さんに、
お花に関する様々なことを伺っていくハナラボのコーナー。

7月7日、七夕は「カスミソウの日」。みなさんご存知でしたか??


なぜ7月7日なのかというと、カスミソウは小さな星のような花が点々と咲き、
それが天の川が夜空に広がる様子に似ていることから、「カスミソウの日」となりました。
実際に、カスミソウの品種名も、ベールスター、アルタイル、アンタレス、銀河など、
星や天体にちなんだ命名が多いんです。

そんなカスミソウ、いろんなカラーが人気なんです。
カスミソウの日を決めた2000年を過ぎたころから、
七夕がカスミソウの日 ということであれはば、染めのカスミソウで、
7色あるといいんじゃないか? と生産者さんが思いついて、染め始めたそう。
カスミソウといえば白ばかりでしたが、
染めた花に抵抗のない若い世代に人気で、今ではすっかり定番商品。
ホームセンターやスーパーの無人花売り場でも普通に見かけるようになりました。

では、青やピンクのカスミソウは染めているってことかというと・・・
実は、染めていないものもあるんです!
いま、市場に流通しているカスミソウで、 染めていないカスミソウは、白とピンクとグリーンがあります。
日頃はカスミソウを販売しないお花屋さんでも、七夕に合わせてこの時だけは販売するということもあるんだとか。
七夕といえば、竹や笹に願いを書いた短冊を付けますが、
カスミソウの小枝に願いを書いた小さな付箋などを付けて、
七夕スポットをご自宅や、オフィスのデスクに置いておくというのも
大げさな感じがしなくていいのではないでしょうか。

来週のハナラボもおたのしみに♪

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