Rebellmusik #262(2026年7月5日放送)
こんにちは、ライターMです。
映画館でエンドロールが流れ始めると、
私は帰るタイミングを少しだけ遅らせます。
スタッフや出演者の名前を全部覚えているわけではありません。
でも、最後まで席に座っていたくなる作品があります。
そんなとき、ごくまれに誰かが拍手を始めることがあります。
最初は「パチ、パチ」と控えめだった音が、
少しずつ広がっていき、気づけば劇場全体が拍手に包まれる。
知らない人ばかりなのに、
その数秒だけは同じ気持ちになれている気がします。
でも、ふと思いました。
そもそも、拍手って誰が始めたんだろう。
気になって調べてみると、
拍手の歴史はとても古く、古代ギリシャや古代ローマの時代には、
演劇や演説のあとに称賛を送る方法として使われていたそうです。
一方で、権力者への忠誠を示すために拍手が求められた時代もありました。
同じ「パチパチ」という音でも、
その意味は時代によってずいぶん違っていたんですね。
家に帰って、その話を父にしてみました。
「拍手って、昔からあったらしいよ。」
すると父は少し考えて、
「じゃあ、人類で最初に拍手した人は『これ、いいやん』って思ったんやろな。」
と言いました。
歴史の話をしているのに、
急に関西のおじさんみたいな想像になるんです。
その横で母は、
「最初の人、一人で拍手したのかな。」
と真面目な顔。
確かに。
周りに誰も拍手する人がいなかったら、ちょっと勇気がいります。
そう考えると、最初の拍手をした人は、案外すごい人だったのかもしれません。
私たちは誰かの演奏が終わると拍手をします。
スポーツでも拍手をします。
子どもの発表会でも、友人のスピーチでも拍手をします。
でも、拍手は「上手だったね」という意味だけではない気がします。
「ちゃんと受け取りました」
「心が動きました」
「ここに一緒にいました」
そんな気持ちを、言葉より先に伝えてくれるものなのかもしれません。
だから私は、映画館で誰かが最初の一拍を鳴らす瞬間が好きです。
その一拍が、「よかった」という気持ちを、
周りへそっと手渡しているように感じるからです。
次に映画館やコンサートへ行くとき、
もし最初の拍手が聞こえたら、その人に少しだけ感謝したくなるかもしれません。
もしかすると、その一拍が、その日の空気をつくっているのですから。
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それでは、SUGIZOさんBirthday Weekでお送りした今週オンエアーした楽曲をご紹介しましょう!
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<The Marvelous Newmusik>
このコーナーは、SUGIZOが心揺さぶられた新世代のアーティスト、または新譜を紹介しています。
今週は、Foo FightersのDave Grohlの長女、20歳のViolet Grohlのデビュー・アルバム
『Be Sweet To Me』から「THUM」
M-1 THUM/Violet Grohl
子供の頃は、部屋で一人でビートルズのレコードに合わせて歌い、12歳で初めて曲を書く。
18歳の時に、プロデューサーのジャスティン・レイセンと出会い、デビューのきっかけを掴む。
1980年代後半から1990年代初頭のオルタナティヴ・ミュージックから多大な影響を受けたという
彼女は、「子どもの頃からずっと聴いてきた」音楽として、ピクシーズ、サウンドガーデン、
コクトー・ツインズ、ザ・ブリーダーズ、PJ ハーヴェイ、ザ・マフス、ビョーク、アリス・イン・
チェインズ、L7、ジュリアナ・ハットフィールドらの名を挙げ、
「あの時代の音楽には、メッセージ性からビジュアルまで、本物で生々しい力強さがある」と語る。
『Be Sweet to Me』の収録曲は、彼女が生きる“刹那”な瞬間から紡ぎ出されたもので、
しばしば印象主義的な色彩を帯びている。
その背景には、とりわけデヴィッド・リンチ作品に代表される映画への愛がある。
父親との確執はなく、彼女の音楽を支援。ただ、レコード契約には全く関与していないとのこと。
90年代オルタナティヴ、ガレージロックを彷彿させる音楽がなんとも懐かしく心地よい。
時代が一周してとても新鮮に感じます。
今後の躍進が楽しみな逸材です!
▼THUM/Violet Grohl (Music Video)
https://youtu.be/luQLsQxSjRo?si=eDRVjzCD7PDfu5gG
続いては~
<Half Century Anniversarymusik>
このコーナーは、今年、発売から50年を迎える音楽を紹介しています。
今週は、David Bowieの1975年発売のアルバム『Station To Station』から「Stay」
M-2 Stay/David Bowie
Rolling Stone誌によると~
1975年にロサンゼルスに引っ越して以来、デヴィッド・ボウイは狂気の世界へと踏み込んでいった。
常軌を逸した量のコカインを摂取し、何日も睡眠を欠き、「寝るのは嫌いなんだ」と彼は当時,
そう語っている。「ずっと起きてて仕事をしている方が俺には合ってるんだ」、
主食はペッパーと牛乳だったという日々の中で、彼の体重は一時45キロを下回っていたという。
心理状態も正常にはほど遠かった。ベル・エアのマンションではいたるところに黒のキャンドルが
灯され、窓から人が落下する幻覚を見るようになり、オカルトの世界に深く入り込んでいった。
当時のインタビューでは、アドルフ・ヒトラーを尊敬していると話し、ミック・ジャガーにも引けを
とらない、最高のロックスターのひとり、と極右派による独裁政治の支持を表明している。
同年にレコーディングされた『ステイション・トゥ・ステイション』の曲群には、
彼が抱えていた闇が色濃く反映されている。
SUGIZOにとってBowieの最も魅力的な時代は50年前、その前後のいわゆるシン・ホワイト・
デューク期。
『Young American』の流れのホワイトソウル、いわゆるブルーアイドソウルの黎明期であり、
映画「地球に落ちてきた男」の時期でもあり、またBowieのデカダンなイメージが象徴的だった時期
でもあり、アルバム『Station To Station』はまさにその最中にリリースされた名作です。
今回、LUNA SEAのUNENDING JOURNEYツアーでのSUGIZOの衣装は、まさに
シン・ホワイト・デューク50周年記念として、そのデカダンなイメージをTHE ONENESSで
オマージュしたもの。
Bowieに対する最大限のリスペクトを込めて表現しています。
今回聴いていただいた楽曲はBowie流ホワイトソウルMusicの到達点、もしくは集大成だと
感じている最高にグルーヴィーで美しい作品。
血湧き肉踊らずにいられない隠れた名曲です。
▼Stay/David Bowie (Live 1978)
https://youtu.be/ZoKJ8rX5O3A?si=hqFHxlSdfy5zB2R-
~今週最後の曲です。
2026年6月10日に発売された『氷艶 hyoen 2025 -鏡紋の夜叉- オリジナル・サウンドトラック』
から
M-3 知音Ⅰ/SUGIZO
氷艶シリーズ初となる待望のサウンドトラックには、主人公の温羅、吉備津彦の歌唱楽曲
「月下双影」や、SUGIZOの盟友 真矢(LUNA SEA)が「鎮魂」など、
ドラムで4曲参加した全30曲を収録!
あらゆるジャンルがケミストリーを起こす、SUGIZO Musicの集大成と言える渾身の大作!!
氷艶サウンドトラックの中でもある意味で最重要な楽曲がこの「知音」。
主人公温羅とその幼なじみであり、親友であり、家臣である千秋との、かけがえのない心の繋がり、
お互いに思い合う強い友情と愛情、そしてまもなくあまりに残酷な形で破綻するその関係、
それら感情の機微をSUGIZOは音楽に落とし込みました。
最初に発注を受けた時点ではヴァイオリン曲でした。その初期段階のデモが演出を担当した堤幸彦監督
のイメージにハマったのか、その後オーケストラ・バージョンをオーダーされ、続いてヴォーカル・
バージョンの2パターンと、制作期間中に楽曲のバリエーションがどんどん増えていきました。
結果的には4バージョンで落ち着きましたが、この2人の感情の機微を綴ったメロディーは、
氷艶2025を横浜アリーナで、そして劇場で体験してくれた方々に強い印象を残したことでしょう。
今回はこの楽曲のオリジナル・バージョンを聴いてもらいました。
▼「氷艶 hyoen 2025 -鏡紋の夜叉-」オリジナル・サウンドトラック
https://universal-music.co.jp/sugizo/products/uicz-4706/
▼鏡紋の夜叉/SUGIZO (Music Video)
https://youtube.com/watch?v=p8Rylys7SqE
皆さまからのメールをお待ちしております。
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番組にお寄せいただいたメールから、毎週5名の方に新ステッカーをお送りしています。
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<お知らせ>
◾️エシカルファッション・ブランド 「THE ONENESS」 チャリティーTシャツ発売決定
令和8年熊本地震により亡くなられた方々に謹んで哀悼の意を表しますと共に、被災された皆様に
心よりお見舞い申し上げます。
また、被災地において復旧・救援活動に尽力されている自衛隊、消防、警察、自治体、医療関係者、
ボランティアをはじめとする全ての皆様に、心より敬意を表します。
このたびTHE ONENESSでは、被災された方々の生活再建を支援するため、チャリティー製品を製作・
販売いたします。
デザインには、熊本を象徴する花「肥後六花」をモチーフとして取り入れ、
伝統的な組子細工に見られる幾何学文様と重ね合わせました。
熊本の文化と美意識に敬意を払い、被災された地域が再び力強く歩みを進めていくことへの願いを
込めて、THE ONENESSの視点から再構築したデザインです。
本製品の販売による収益の全額を、熊本県の「令和8年熊本地震義援金」へ寄付いたします。
販売時期、価格、アイテム詳細等は後日、発表いたします。
https://www.instagram.com/the_oneness_jp/p/DcD9Xu5FF9M/
※デザインは上記よりご確認いただけます。
◾️ 2026年9月13日(日) 「TOMAKOMAI MIRAI FEST 2026」にSUGIZO出演決定!
4年連続での出演となる本フェスは、地域の魅力を発信する複合型エンターテインメント
フェスティバルです。
音楽、アート、食、テクノロジー、そしてエネルギー、多彩なコンテンツを通じて、苫小牧の魅力を
国内外に広く発信しています。
今年のステージにも是非ご期待ください!!
https://sugizo.com/contents/402554
◾️ 2026年9月19日(土)公開収録決定!
毎週日曜日23:30~24:00放送のFm yokohama 「Rebellmusik」。
今回で3回目となる公開収録を開催します!
是非ダイナシティへお越しください!!
https://www.fmyokohama.co.jp/topics/12109
日時:2026年9月19日(土)14:00~
場所:ダイナシティ ウエスト1F キャニオンステージ
DJ:SUGIZO
◾️ 2026年9月28日(月) SHAG 「A Tribute to Miles Davis Blues Alley Japan」 開催決定!
2026年、マイルス・デイヴィス生誕100周年。Blues Alley Japanは、かつてマイルス自身が
柿落とし公演に立ったゆかりの地。100年という時を超え、その舞台に再びマイルスの魂が
召喚される。
今宵のトリビュートは、追悼でもなく再現でもなく、今なお進化し続ける「マイルスの精神」への
応答である。
是非ご期待ください!!
https://sugizo.com/contents/391125
日付:2026年9月28日(月)
会場:Blues Alley Japan(目黒)
1部 開場16:00 / 開演17:00 2部 開場19:00 / 開演20:00
◾️ 2026年10月30日〜11月1日 SOUL'S MATE HALLOWEEN×温泉TOUR 2026開催決定!
【FC限定】
狂乱の夜が今年も4年ぶりに復活!!
今年のテーマはずばり“STAR WARS”!
2027年、公開50周年を控え、SUGIZOの中でそのブームは既に最高潮に!
魂の仲間たちよ、今こそ集え。
最狂最幸のHALLOWEENが始まる――
今回は、Day1が仮装無しの通常回、Day2がHALLOWEEN回というスペシャルヴァージョン!!
2shot撮影はもちろんのこと、「SOUL'S MATE DAY EPISODE XXXIII(Acoustic Live)」
「Bar おすぎ」「逆部屋訪問」など、2泊3日ならではのスペシャルコンテンツを多数ご用意!!
SUGIZOと同じ時間を共有し、普段では味わえない距離感を過ごせるのも、このツアーならではの
大きな魅力です!!
生涯心に残る本当に特別な3日間を、是非一緒にお楽しみください!!
https://sugizo.com/contents/406381
日付:2026年10月30日〜11月1日 (二泊三日)
ドレスコード:スター・ウォーズ
受付期間:9月3日(木)15時まで
◾️SUGIZO TOUR 2026 『THE ASCENSION TO THE NEXT ERA』開催決定!
SUGIZO : COSMIC DANCE SEXTETが、2026年を締めくくる待望のツアーを開催。
SUGIZOにとって大切な地・石巻では約1年ぶりとなる特別な公演、そして京都では待望の
ソロライヴ初開催が実現。
さらに、ツアーファイナルはZepp Shinjukuにて開催。
新たな時代へと昇華する、その瞬間を是非会場で体感してください!!
https://sugizo.com/contents/408244
<石巻>
日付:2026年11月14日(土)
会場:石巻BLUE RESISTANCE
Open 18:00 / Start 18:30
<京都>
日付:2026年11月23日(月・祝)
会場:京都FUN J
Open 17:00 / Start 18:00
<東京>
日付:2026年11月26日(木)
会場:東京 Zepp Shinjuku
Open 17:30 / Start 18:30
・一般発売
8/22(土)10:00〜