Rebellmusik #258(2026年6月7日放送)
こんにちは。
レベムジ暴走ライターMです。
いつもブログを読んでいただき、本当にありがとうございます。
6月もブレることなく暴走してまいります。
さて、最初にひとつだけお詫びがあります。
このブログには、たまに関西弁が出てきます。
先に言っておきますが、私は関西出身ではありません。
父も母も関西出身ではありません。
なのに、ツッコミだけはなぜか関西弁になります。
理由ですか?
分かりません。
おそらく脳みそのどこかに、小さな漫才劇場があるんでしょう。
温かく見守っていただけると幸いです。
さて。
最近、SUGIZOさんのおかげで音楽を勉強する機会が増えました。
すると、一番驚いたことがあります。
「休符にも仕事がある。」
……えっ、休んでるのに?
音楽には「休符」があります。
簡単に言えば、音を出さない時間です。
子どもの頃の私は、これがどうにも納得できませんでした。
「弾いてへんのに、なんで楽譜に書いてあるん?」
父に聞くと、
「休符も演奏や」
……いやいや。
「それ、宿題やってへんのに『ちゃんと考えてました』って先生に言うやつやん」
父はコーヒーを吹きそうになりながら笑っていました。
でも、大人になって思うんです。
あれ、本当だったなぁと。
音楽って、不思議なくらい「間」が大切なんですよね。
ずーっと音が鳴っていたら、耳もしんどい。
ラーメンも一杯は最高ですが、三杯連続はさすがに修行です。
……急にラーメンの話になりました。
でも、ほんまです。
母なんて、もっと自由です。
「人生にも休符がいるのよ」
「また始まった」
「カレーも焦って煮てもおいしくならない」
「なんで毎回カレーなん?」
「好きだから」
その日は結局、音楽の話だったのか、
カレーの話だったのか分からないまま終わりました。
でも最近、その意味が少しだけ分かるようになりました。
心理学では、人は会話が数秒止まるだけで「気まずい」と感じやすいそうです。
だから、つい何か話してしまう。
でも、本当に気を許せる人とは、不思議と黙っていても平気なんですよね。
音楽も同じです。
休符があるから、次の音がより美しく響く。
人生も、思うように進まない時間があるからこそ、
次の一歩が少しだけ軽くなるのかもしれません。
そう考えると、「何もしていない時間」も、
ちゃんと仕事をしているのかもしれませんね。
……知らんけど。
でも、この「知らんけど」って便利な言葉です。
責任を放り投げているようで、
実は「あなたはどう思いますか?」という余白を残してくれる。
ある意味、言葉の休符なのかもしれません。
さて、今度ラジオでSUGIZOさんにお会いしたら、
「休符って、本当に仕事してるんですか?」と訊いてみようと思います。
きっと音楽家ならではの答えが返ってくるはずです。
私はその隣で、
「宿題をやってなくても『休符です』って言えば許されますか?」と
聞いて怒られる気しかしません。
それでは、また来週。
ライターMでした。
それでは今週オンエアーした楽曲をご紹介しましょう。
![]()
<SGZ’s Rootsmusik>
このコーナーは、SUGIZOが大きく影響を受けた音楽を紹介します。
今週は、1990年の6枚目のアルバム『Heaven or Las Vegas』からCocreau Twins
「Heaven or Las Vegas」。
M-1 Heaven or Las Vegas/Cocteau Twins
このアルバムは、ドリーム・ポップとアンビエント・ポップ、サイケデリック、実験音楽、
エレクトロニックなどの要素が融合された名作。
ロビン・ガスリーのギター、サイモン・レイモンドのベースライン、プログラミングされた
パーカッションを中心に構築された楽曲には、より明るいハーモニーと、親密さと感情の深さの両方を
伝える長調と短調のコード進行が取り入れられている。
エリザベス・フレイザーのヴォーカルは、以前のアルバムよりも明瞭に歌われている。
ロビンは
「ミキシングとシーケンスがすべて完了してから、小さなパーティーを開いた。
たくさんの仲間が集まり、初めて音楽を聴いてもらった。そして僕らは、彼らの反応を
じっと見ていた。世界で一番最悪なことは、誰かに新曲を聴かせて、
20秒後にはみんな自分のことばかり話し始める。でも、この時は40分間ずっと沈黙が続き、
みんな口を開けたまま固まっていた。私にとって、それはとても感動的な瞬間だった。
『うわあ、これはいい曲だ』って感じだった」。
とある理由で、この1ヵ月、久々とてもハマっているのが、このCocteau Twins。
80年代後半からずっと愛し続けているゴシック、ドリームポップ、そしてシューゲイズの世界の重鎮。
その耽美的音楽、ロビン・ガスリーによるアンビエント的ギターノイズの洪水、何よりエリザベス・
フレーザーの幾層にもわたって積み重ねられた天使のような唯一無二の歌声。
あらゆる意味で、自分の音楽性に大きく影響を与えてくれた本当に重要なバンド。
彼らが当時所属していたレーベル4ADが本当に好きで、このレーベルの数々のアーティストを
聴きあさり、刺激を受けてきた。
時代が何周も回って、今さらに輝きとカッコよさを増していると思う。素晴らしい音楽は本当に時を
超える」とSUGIZO。
続いては~
<The Marvelous Newmusik>
このコーナーは、SUGIZOが心揺さぶられた新世代のアーティスト、または新譜を紹介しています。
先日Billboard Live Yokohama, Billboard Live Tokyoで初来日公演を行った
Thee Sacred Soulsです。
M-2 Any Old Fool/Thee Sacred Souls(ザ・セイクリッド・ソウルズ)
サンディエゴ発、ヴィンテージ・ソウルの美学を現代に蘇らせるトリオ、Thee Sacred Souls。
2022年のセルフタイトル・デビュー作で一躍注目を集め、SZA、Alicia Keysらもファンを公言。
NPR Tiny Deskでの圧巻のパフォーマンスをきっかけに、その名を世界へと広げた。
60年代ソウル、ロック・ステディ、R&Bのエッセンスを昇華しながら、今この時代に鳴らされる
"本物"のソウル・ミュージック。
全米有数のバリオを抱えるカリフォルニア州サンディエゴで2019年に結成されたセイクリッド・
ソウルズは、西海岸のメキシコ系アメリカ人のソウルミュージックとチカーノが愛した50~70年代の
ソウルミュージックといった、まさに二つの意味でのチカーノ・ソウルを背景に持ち、
現代に体現する3人組。
2018年にローライダーの趣味を通して出会ったドラマーのアレックス・ガルシアとベーシストの
サル・サマーノという二人のチカーノがソウルディーズ(ソウル+オールディーズ)のバンドを組み、
西海岸にやってきた黒人ボーカリストのジョシュ・レーンを加えてスタートした。
▼Any Old Fool/Thee Sacred Souls (VISUALIZER)
https://youtu.be/Ks7tPm8CaEQ?si=7fgtHq574AStH0_K
~今週最後の曲です。
2026年6月10日に発売された『氷艶 hyoen 2025 -鏡紋の夜叉- オリジナル・サウンドトラック』
から
M-3 呪授/SUGIZO
スポーツと日本文化を融合した、ストーリー仕立てのアイスショー『氷艶』。
「氷艶 hyoen 2025 -鏡紋の夜叉-」は2025年7月に横浜アリーナで開催され、高橋大輔と増田貴久
(NEWS)のW主演で、「桃太郎伝説」をモチーフにした『鏡紋の夜叉』を上演。さらに、
演出:堤幸彦、脚本:末原拓馬、音楽はSUGIZOが手がけ、映像・音楽・スケートが融合した壮大な
エンターテインメント作品として大きな話題を呼びました。
シリーズ初となる待望のサウンド・トラックには、主人公の温羅、吉備津彦の歌唱楽曲「月下双影」
や、SUGIZOの盟友 真矢(LUNA SEA)が「鎮魂」などドラムで4曲参加した全30曲を収録!
あらゆるジャンルがケミストリーを起こす、SUGIZO Musicの集大成と言える渾身の大作!!
今回紹介した楽曲「呪授」は影帝登場シーンのために作られた楽曲で、演出の堤幸彦監督からの指示が
「初期キングクリムゾンのとある曲」がイメージでした。SUGIZOはそこをオマージュしながらも、
さらにアヴァンギャルドに、えげつない方向に攻めていきました。
クリムゾンがロックサイドからジャズ、即興のアプローチを進めた象徴的に存在だとすると、その逆、
ジャズサイドからロックのダイナミズム、激しさへの接近を試みた60年代後半から70年代の伝説の
バンドたち。例えばトニー・ウィリアムスのライフタイムや、ジョン・マクラフリンのマハヴィシュヌ
オーケストラなど、それらのイメージを意識しながら2020年代にふさわしいテイストの音楽と
するべく追求を重ねました。
DrumsはSHAGのメンバーである松浦千昇、WoodBassがSuchmosのキーボーディストである
TAIHEI氏率いる「賽」のメンバー岩見継吾、ちなみに千昇も賽のメンバーでもある。そして
T.Saxにまごうことなき日本ジャズシーンをリードするトッププレイヤー馬場智章と、
新進気鋭のジャズミュージシャンが彼らのポテンシャルを余すところなく発揮しました。
最新鋭SUGIZOミュージックでありつつ、限りなくSHAG的と言えるこの曲を聴いていただきました。
皆さまからのメールをお待ちしております。
まで!
毎週抽選で5名の方に、番組ステッカーをプレゼントします。
ご希望の方は、必ず住所、氏名を書き添えて送ってください。
番組にお寄せいただいたメールから、毎週5名の方に新ステッカーをお送りしています。
Playlistもぜひチェックしてくださいね。
Playlist:
https://open.spotify.com/playlist/5pxyuAhtXR9JUWjgxEZW4S?si=v64cm_-QTe-ivVuW2bOClw&pi=nZpIH_O-StuCW
<お知らせ>
◾️2026年8月4日(火) 「坂本龍一が愛した音楽をひもとく vol.3」出演決定!
坂本龍一さんが愛聴した音楽をひもとく、人気シリーズ第3弾。
クラシック、ブラック・ミュージックに続く今回のテーマは、待望の「ロック」
ビートルズの「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」やローリング・ストーンズの「ウィ・ラヴ・ユー」
などの名曲を手がかりに、
坂本さんの音楽的ルーツや創作の源泉を読み解きます。
講師:吉村栄一、SUGIZO
日時:2026年8月4日(火 19:00~20:30
会場:朝日カルチャーセンター新宿教室
詳細:
https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8988903
◾️ 2026年8月11日(祝・火) SHAGが主宰する音楽の多様性と可能性に満ちた、ヴァイブラントな
ライヴ・ジャム・シリーズ「WHAT IS JAM? Vol.11」を、Billboard Live YOKOHAMAにて
開催決定!
11回目となる今回は、日本のロック/ジャズシーンを彩ってきた土屋昌巳氏、勝井祐二氏、
田中邦和氏という3名のレジェンドをスペシャルゲストに迎えます。
ジャンルの壁を越えた一夜限りのセッション、お見逃しなく!!
https://www.billboard-live.com/yokohama/show?event_id=ev-21489&date=2026-
日付:2026年8月11日(祝・火)
会場:Billboard Live YOKOHAMA
1st Stage Open 15:00/Start 16:00 2nd Stage Open 18:00/Start 19:00
◾️ 2026年9月28日(月) SHAG 「A Tribute to Miles Davis Blues Alley Japan」 開催決定!
2026年、マイルス・デイヴィス生誕100周年。Blues Alley Japanは、かつてマイルス自身が
柿落とし公演に立ったゆかりの地。100年という時を超え、その舞台に再びマイルスの魂が
召喚される。
今宵のトリビュートは、追悼でもなく再現でもなく、今なお進化し続ける「マイルスの精神」への
応答である。
是非ご期待ください!!
https://sugizo.com/contents/391125
日付:2026年9月28日(月)
会場:Blues Alley Japan(目黒)
1部 開場16:00 / 開演17:00 2部 開場19:00 / 開演20:00
◾️ 2026年10月30日〜11月1日 SOUL'S MATE HALLOWEEN×温泉TOUR 2026開催決定!
【FC限定】
狂乱の夜が今年も4年ぶりに復活!!
今年のテーマはずばり“STAR WARS”!
2027年、公開50周年を控え、SUGIZOの中でそのブームは既に最高潮に!
魂の仲間たちよ、今こそ集え。
最狂最幸のHALLOWEENが始まる――
今回は、Day1が仮装無しの通常回、Day2がHALLOWEEN回というスペシャルヴァージョン!!
2shot撮影はもちろんのこと、「SOUL'S MATE DAY EPISODE XXXIII(Acoustic Live)」
「Bar おすぎ」「逆部屋訪問」など、2泊3日ならではのスペシャルコンテンツを多数ご用意!!
SUGIZOと同じ時間を共有し、普段では味わえない距離感を過ごせるのも、このツアーならではの
大きな魅力です!!
生涯心に残る本当に特別な3日間を、是非一緒にお楽しみください!!
https://sugizo.com/contents/406381
日付:2026年10月30日~11月1日 (二泊三日)
ドレスコード:スター・ウォーズ
受付期間:9月3日(木)15時まで
◾️SUGIZO TOUR 2026 『THE ASCENSION TO THE NEXT ERA』開催決定!
SUGIZO : COSMIC DANCE SEXTETが、2026年を締めくくる待望のツアーを開催。
SUGIZOにとって大切な地・石巻では約1年ぶりとなる特別な公演、そして京都では待望のソロライヴ
初開催が実現。
さらに、ツアーファイナルはZepp Shinjukuにて開催。
新たな時代へと昇華する、その瞬間を是非会場で体感してください!!
https://sugizo.com/contents/408244
<石巻>
日付:2026年11月14日(土)
会場:石巻BLUE RESISTANCE
Open 18:00 / Start 18:30
<京都>
日付:2026年11月23日(月・祝)
会場:京都FUN J
Open 17:00 / Start 18:00
<東京>
日付:2026年11月26日(木)
会場:東京 Zepp Shinjuku
Open 17:30 / Start 18:30
・FC先行受付
受付期間:7/8(水) 20:00 ~ 7/20(月・祝) 23:59
・オフィシャル先行受付
受付期間:7/24(金) 18:00 ~ 8/2(日) 23:59
・プレイガイド先行(e+、ぴあ、ローソン)
受付期間:8/7(金) 12:00~8/16(日) 23:59
・一般発売
8/22(土)10:00~