第217回の放送はいかがでしたか?
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ベランダの洗濯物を取り込んでないことに気づくライターMです。
慌てて取り込んだタオルが、
ちょっとだけ、夕陽の匂いがしていました。
なんだか、それだけで「今日をがんばった」ってことにしていい気がしました。
思ったのです。
洗濯物って、魂に似てるなぁって。
汗を吸って、汚れを抱えて、
でも干せば、風に吹かれて軽くなる。
そしてまた次の日、私たちの肌に寄り添う。
人もきっと、そうやって毎日洗い直して生きてるんだと思うのです。
音楽も、きっとそのひとつなのだ!
今日のレベムジ。
SUGIZOさんの語りと音に、
「静かな怒り」みたいなものを感じました。
優しいのに、激しい。
まるで、海の中に燃える火みたいな感覚。
この世界には、うまく言葉にならない痛みがあって、
誰かがそれを見つけて、名付けてくれたとき、
私たちはようやく「これは私の痛みだったんだ」と気づける。
SUGIZOさんは、そういう音を鳴らす人なんじゃないかと、
今日は勝手にそんなことを思いました。
そういえば、2001年8月25日はR&Bシンガーのアリーヤの命日だそうです。
「空へ還った天使」と呼ばれた彼女は、わずか22年の命の中で世界中の誰かの
「音の記憶」になった。
命は有限だけど、音は残る。
魂は、響きとして誰かの中に生き続ける。
さてと、洗濯物、たたみ終わりました。
ちょっとだけ涙も出たけど、それも今日という日の一部として畳んでおきます。
またここで会えたらうれしいです。
ライターMでした。
それでは今週オンエアーした楽曲をご紹介しましょう。
<SGZ’s Rootsmusik>
このコーナーは、SUGIZOが大きく影響を受けた音楽を紹介します。
今週は、坂本龍一。1984年のアルバム『音楽図鑑』から「TIBETIAN DANCE」
M-1 TIBETIAN DANCE/ 坂本龍一
坂本がニューヨークでピアノを弾きながら、チベットの少女のダンスをイメージして作られた曲。
イントロはタンバリンとハンドクラップを組み合わせたリズムにテープの逆回転が
重ね合わされている。5小節単位のシンプルなメロディーが繰り返される。
ドラムは、高橋幸宏、ベースは細野晴臣、ギターは、大村憲司がそれぞれ担当した。
本曲の原型ができた頃にYMOの「君に、胸キュン」(1983年)のレコーディングも行われており、
細野や高橋にラフ・ミックスを聞かせている。その際、イントロの「ウィンウィン」の音を
坂本がオープンリールのテープを手で引っ張っていることをすごく楽しそうに話している。
久々の杉原少年シリーズ。40年前の今頃、SUGIZOは高校1年の16歳。
この年に出会った友達が生涯の友となり、この時期に身に起きたことが人生の指針となりました。
40年前の8月、高一の夏休み。今のSGZに最も影響を与えてたひとつのアルバムを死ぬほど
聴いていました。そしてそれが後のSGZの人生に大きく関与しています。
それが坂本龍一の 『音楽図鑑』 。
そのアルバムの冒頭を飾るTIBETIAN DANCEを聴いていただきました。
▼TIBETIAN DANCE/坂本龍一
https://youtu.be/oUcR4TQ9Zd0?si=9EV29D_Eb-2kqURQ
続いては、
このコーナーは、古今東西カテゴリー関係無く、SUGIZOが現在ハマっている音楽を
紹介していきます。
ここでは今年11月に開催されるLUNA SEA主催フェス「LUNATIC FEST. 2025」に出演の
アーティストを1組ずつ紹介しています。
今週はBUCK-TICKから「眩しくて視えない」。
M-2 眩しくて視えない/BUCK-TICK
BUCK-TICKが、Blu-ray&DVD『劇場版BUCK-TICK バクチク現象 – New World -』を発売。
本作の2曲のテーマソングが「眩しくて 視えない」「フリーダム フリーダム パラダイスロスト」。
『劇場版BUCK-TICK バクチク現象 – New World -』は、2021年12月29日の日本武道館公演から
2023年12月29日まで、デビュー35周年の活動を軸にした丸2年を追い続けた、
ドキュメント作品であり、“I”と“II”の2部作。
「II」のテーマソング「眩しくて 視えない」は、作詞・作曲ともに今井寿が手掛けている。
これまでは、劇場でのみ聴くことができるBUCK-TICKの新曲であった。
ルナフェス・シリーズ2回目です。
LUNA SEA結成当時に最も刺激を受けたバンドの一つ。まさにダークサイド、闇の世界から
大メジャーなアーティストとなった最初のバンドではないでしょうか。
ゴスでデカダンな存在感も、ルーツにYMOが存在するどこまでも実験精神にみなぎる音楽性も、
SGZ的に心からシンパシーを感じます。また30年来お世話になっている大切な先輩でもあります。
一昨年櫻井氏が旅立ったことは、ただただ悲しく残念でなりませんが、
それでも残った4人でバンドを存続させ、更なる高みを目指すべく活動している姿に
感動しかありません。
今回ルナフェス2回目の出演となるBUCK-TICK。当日のパフォーマンスに期待が膨らみます。
▼BUCK-TICKオフィシャルサイト
最後の曲は、
映画「花束」のオリジナルサウンドトラック『HANATABA FOR YOU』から
M-3 目覚め~Mindfulness/SUGIZO
サヘル・ローズ氏初監督、 エグゼクティヴプロデューサーを岩井俊二氏、
音楽をSUGIZOが担当した映画『花束』のサウンドトラック「HANATABA FOR YOU」。
「目覚め~Mindfulness」は映画の冒頭、各出演者の表情と共に流れる印象的な楽曲である。
映画「花束」が訴えるメッセージは現代の日本社会において最重要な事柄だと言えます。
その事実を一人でも多くの人に知ってほしい。伝えたい。
そして全ての人が幸福を享受できる、より良い社会にシフトさせたい。
心から強く、そう願っています。
大切な大切なこの映画、そしてこのアルバムが、みんなの心に一筋の光を灯すことができたら、
と願ってやみません。
是非手にしていただけたら、触れていただけたら幸いです。
共に世の中を素敵な方向へ導いていけたら・・・。
▼目覚め~Mindfulness/SUGIZO
https://youtu.be/ZLGg8dRpiV8?si=6kTBb1UkUedofgn0
みなさんからのメールをお待ちしております。
まで!
毎週抽選で5名の方に、番組ステッカーをプレゼントします。
ご希望の方は、必ず住所、氏名を書き添えて送ってください。
番組にお寄せいただいたメールから、毎週5名の方に新ステッカーをお送りしています。
プレイリストもぜひチェックしてくださいね。
Rebellmusik Playlist:
https://open.spotify.com/playlist/5pxyuAhtXR9JUWjgxEZW4S?si=v64cm_-QTe-ivVuW2bOClw&pi=nZpIH_O-StuCW
<お知らせ>
■2025年11月8日(土)、9日(日)LUNA SEA主催フェス「LUNATIC FEST. 2025」開催!
10TH ANNIVERSARY
LUNATIC FEST. 2025
開催日:2025年11月8日(土)、9日(日)
会場:幕張メッセ
出演ラインナップ:
LUNA SEA
--------------------
BRAHMAN、BUCK-TICK、DIR EN GREY、GODLAND、黒夢、lynch.、MUCC
MY FIRST STORY、NEMOPHILA、Novelbright、凛として時雨、ROTTENGRAFFTY
SIAM SOPHIA、シド、T.M. Revolution、UVERworld、THE YELLOW MONKEY
9mm Parabellum Bullet
※A→Z / 1→9
◾️「氷艶2025」本編配信&スペシャルトーク配信にSUGIZOが出演!
氷艶2025をもう一度!本編配信が決定しました。
さらに、W主演の高橋大輔・増田貴久をはじめ、キャスト&製作陣のスペシャルトーク配信も実施!
詳細は公式HPをご確認ください。
第1夜:高橋大輔 × 増田貴久 × 堤幸彦
配信期間:2025年11月28日(金) 21:00〜12月7日(日) 23:59
第2夜:高橋大輔 × 荒川静香 × 福士誠治 × 青山凌大 × 森田望智
配信期間:2025年12月5日(金) 21:00〜12月14日(日) 23:59
第3夜:増田貴久 × 田中刑事 × 島田高志郎 × 財木琢磨 × 吉田栄作
配信期間:2025年12月12日(金) 21:00〜12月21日(日) 23:59
第4夜:高橋大輔 × 村元哉中 × SUGIZO × 堤幸彦
配信期間:2025年12月19日(金) 21:00〜12月28日(日) 23:59
◾️2025年11月24日(月・祝)BRAHMAN主催のライブイベント「尽未来祭2025」にLUNA SEAの
出演!チケット申し込み等の詳細は公式サイトをご確認ください。
BRAHMAN 30TH ANNIVERSARY
尽未来祭 2025
開催日:2025年11月24日(月・祝)
会場:幕張メッセ国際展示場9-11ホール
出演ラインナップ:
BRAHMAN / ASIAN KUNG-FU GENERATION / BUCK∞TICK / DIR EN GREY /
Dragon Ash / ELLEGARDEN / GEZAN / LUNA SEA / SUPER BEAVER / 04 Limited Sazabys
※A→Z
◾️PINK FLOYD『炎~あなたがここにいてほしい』50周年記念SUPER AUDIO LIVE TOUR 金沢公演
SPECIAL TALKイベントにSUGIZOが出演!
イベントでは、50周年記念盤LPの音源を中心に、数多くのピンク・フロイド作品のライナーノーツを
手がけてきたプロデューサー・立川直樹氏がセレクトした楽曲を、テクニクスのハイエンド・
オーディオで体験。贅沢で特別な空間の中、『炎~あなたがここにいてほしい』の魅力に
深く迫ります。
https://hk-event.jp/event/ev_detail.php?ed_no=2700
日時:2025年12月10日(水)
開場:18:30/開演:19:00
会場:北國新聞赤羽ホール
トーク出演:立川直樹、SUGIZO
◾️2025年12月4日(木)「坂本龍一氏が愛した音楽をひもとく vol.2」対談イベントにSUGIZOが
出演!
坂本龍一氏を長年取材してこられた音楽ライター・吉村栄一氏と共に、坂本氏が “教授”してくれた
音楽を実際に聴きながら、その独自の視点や深い洞察、遺されたメッセージについて考えていきます。
詳細はオフィシャルサイトをご確認ください。
https://sugizo.com/contents/312779
◾️SUGIZO TOUR 2025「FINAL OF THE SNAKE」開催決定!
SUGIZO COSMIC DANCE SEXTETの2025年を締めくくる待望のライヴ開催が決定致しました。
2年半ぶりの名古屋公演に続き、約8年ぶりとなる石巻公演、今年3月に行われ大好評を博した
EX THEATER ROPPONGIでの再公演。そして、SUGIZO FC限定ライヴとなる新宿ReNY公演を
開催します!
豪華ゲスト陣を迎えた本公演をお見逃しなく!!
https://sugizo.com/contents/317266
<日程>
2025年12月7日(日)
会場:名古屋 Jammin’
OPEN 17:00 / START 17:30
2025年12月12日(金)
会場:石巻 BLUE RESISTANCE
OPEN 18:00 / START 18:30
2025年12月17日(水)
会場:東京EX THEATER ROPPONGI
OPEN 17:30 / START 18:30
【SPECIAL GUEST:仲村宗悟、and more...】
2025年12月26日(金) FC ONLY
会場:新宿ReNY
OPEN 18:00 / START 18:30
【SPECIAL GUEST:Coming Soon】
◾️2026年1月9日(金)、12日(月・祝)に『越境 第2章~BORDER CROSSING:Chapter2~石田組
×SUGIZO』の開催が決定致しました!
2024年2月、異なる音楽世界を生きる二人の音楽家、石田泰尚とSUGIZOが初めて出会い、
圧倒的な熱量で観客の心を揺さぶった『越境 〜BORDER CROSSING〜』。
その衝撃のステージから約 2 年──
さらなる進化と深化を遂げた待望の第二章が始動!!
ジャンルを越え、価値観を越え、感情の深淵へと踏み込む音の旅。 再び“境界”を超える瞬間を、
どうか見届けてほしい!!
詳細はこちらをご確認ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003105.000012949.html
公演日程:
2026年1月9日 (金) 19:00開演
会場:東京文化会館大ホール
2026年1月12日 (月・祝) 15:30開演
会場:兵庫県文化センターKOBELCO 大ホール