Rebellmusik - Fm yokohama 84.7

第200回目の放送はいかがでしたか?

皆様、こんにちは、ライターMです。

記念すべき第200回目の放送はいかがでしたか?

 

無事に200回を迎えられたのは、ひとえにリスナー、レベムジナーの皆様の存在のおかげです。

心から感謝致します。

今ではもうSUGIZO様のライフワークとなっているこの番組、FMヨコハマ

そして関わってくださっている全ての皆さまに心からから感謝致します。

これからも末長く宜しくお願いします。

 

さて、先週は風邪を引いてしまいブログを休んでしまいました。

もう復活してますので、安心してくださいね。

最近は世界情勢も報道も、心が疲れてしまいます。

そんな日々をなんとかやり過ごすために、

喫茶店の片隅で、コーヒーと文章と音楽を交互に、ライターMは摂取して生きています。

さて、今日、4月27日はなんの日でしょうか?

一般的には「哲学の日」

あのソクラテスが処刑された日らしいのです。

つまり、「問い続けること」の終わりを象徴する日でもある。

だけどライターMにとっては、問いの続きが始まる日でもあるのです!

 

なんてちょっとライターMらしからぬ文書を書いています。

父の日記を読んで以来・・・文書に私くしも本気になってしまったのです。

あっ、父の目の前で日記は読ませてもらったので・・・そこは誤解がないように書いておきます。

 

さて、話は変わりますが・・

 

哲学とメロディは、似ています。

 

哲学って、突き詰めると

「なんでそれが大切なんだろう?」ってことを問い続けることでは?

愛とはなにか?

自由とはなにか?

生きるとは、どういうことなのか?

 

日常の中では、なかなか考えない議題ばかり。

 

でも、ふと流れてきた音楽が、強制的に「問い」を連れてくることがある。

たとえば、YUKIさんの《長い夢》

「生きてる間に 何度愛せるだろう」

この一行だけで、3時間くらい考え込んでしまったことがあるのです。

 

「答えの出ないこと」を考えすぎて、ノートに黒い文字でぎっしり埋め尽くす。

だけどね、

考えることができるって、贅沢なのです。

 

日々の生活に追われ、誰かに怒られ、やることに追いかけられていたら、

「なぜこれをしているのか?」なんて問いは、邪魔にすら思える。

でも、それでも。

それでも、考えたくなる。

音楽のように、答えのない美しさを、言葉にしようとするのです。

 

今日も考えすぎて疲れたレベムジ・ファミリーに、こっそり伝えたい。

たまには、答えを探すのをやめて・・・、

好きな音楽をひとつ、再生してみてください。

言葉が足りないところを、音が埋めてくれます。

 

そんな音楽を今日も紹介していきましょうか。

 

 

それではオンエアーした楽曲をご紹介しましょう。

 

SGZ’s Rootsmusik

このコーナーは、SUGIZOが大きく影響を受けた音楽を紹介します。

今週はフランスの作曲家エリック・サティ(Eric Satie)の代表曲「ジムノペディ第1番」

 

M-1 Gymnopédie No. 1 (ジムノペディ第1番)/Eric Satie

 

『ジムノペディ』 (Gymnopédies) はエリック・サティが1988年に作曲したピアノ独奏曲。

第1番から第3番までの3曲で構成されている。

 

・第1番「ゆっくりと苦しみをもって」 (Lent et douloureux)

・第2番「ゆっくりと悲しさをこめて」 (Lent et triste)

・第3番「ゆっくりと厳粛に」 (Lent et grave)

 

エリック・アルフレッド・レスリ・サティ(Éric Alfred Leslie Satie1866年5月17-

1925年7月1日)は、フランス・オンフルール生まれ。

「音楽界の異端児」「音楽界の変わり者」の異名で知られる。ドビュッシーやラヴェルに影響を

与えた。

パリ音楽院在学中、指導教授から才能が無いと否定され、1885年に2年半あまりで除籍になった。

その間、1884年にピアノ小品「アレグロ」を作曲した。そのほか、「オジーヴ」「ジムノペティ」

「グノシエンヌ」などを発表。

 

3/4拍子のゆったりとしたテンポ、装飾を排した簡素な曲調、独特の愁いを帯びた旋律が

特徴として挙げられ、特に第1番がサティの代表的な作品として、タイトルとともに

知られるようになった。

『ジムノペディ』という名称は、大勢の青少年が、古代ギリシアのアポロンやバッカスなどの神々を

たたえる祭典「ギュムノパイディア」に由来。

サティはこの祭りの様子を描いた古代の壺を見て曲想を得たといわれる。

また、一説には彼が愛読してやまなかったギュスターヴ・フロベールの小説「サランボー」から

インスピレーションを得て作曲したとも言われている。

 

SUGIZOは何人ものフランスの作曲家に大きな影響を受けてきましたが、その筆頭がやはりサティ。

あまりに美しい、掟破りな実験性、佇まいも相まってただただ孤高の存在で、SGZ40年間

憧れ続けてきました。

「ジムノペティ」をはじめ、サティは多くの作品を「家具の音楽」と提唱し、環境音楽、

後のアンビエントミュージックの礎と言えます。

 

Gymnopédie No. 1Eric Satie

https://youtu.be/eMnxjdGTK4w?si=n_Pl1SQCXmZ13ifl

 

 

続いては~

SGZ’s Recent Favorite

このコーナーは、古今東西カテゴリー関係無く、SUGIZOが現在ハマっている音楽を

紹介していきます。

 

今週はDaft Punk2013年リリースのアルバム『Random Access Memories』から

Get Lucky」。

ヴォーカルはファレル・ウイリアムズ、ナイル・ロジャーズ共作。

 

M-2 Get Lucky feat. Pharrell Williams, Nile RodgersDaft Punk

 

ダフト・パンク(Daft Punk)は、1993年、ギ=マニュエル・ド・オメン=クリストと

トーマ・バンガルテルによって、パリで結成されたフランスのエレクトリック・ミュージックの

デュオ。

1990年代後半、フレンチ・ハウス・ムーヴメントの一部として人気を博し、その後もファンク、

テクノ、ディスコ、ロック、シンセポップ、ハウス・ミュージックの要素を融合させて成功を収めた。

彼らはダンス・ミュージックの歴史の中で最も影響力のあるアーティストのうちの一組である。

代表曲に「ワン・モア・タイム」「デジタル・ラヴ」「ゲット・ラッキー」「スターボーイ」などが

ある。

 

ビルボード200チャートを含む、世界20か国以上でチャート1位を記録。

56回フラミー賞では、「最優秀アルバム」「ベスト・ダンス/エレクトロニカ・アルバム」

「ベスト・エンジニア・アルバム」を受賞。

収録曲「Get Lucky」は、「年間最優秀レコード」「ベスト・ポップ・デュオ/グループ・

パフォーマンス」を受賞した。

 

ギ=マニュエル・ド・オメン=クリストとトーマ・バンガルテルは2人とも、

ジミ・ヘンドリックスやモータウン・ミュージックといったロックやソウルミュージックにルーツが。

SUGIZO的に嗜好が完全に一致しています。

なので、DUFT PUNKがナイルロジャースをフィーチャリングしたGet luckyに関してはSGZ

感銘しかありませんでした。

 

Get Lucky (Official Audio) ft. Pharrell Williams, Nile Rodgers

https://youtu.be/5NV6Rdv1a3I?si=i2EUOOU-d4DcAtTC

 

 

最後の曲は、 

Rebellmusik放送200回ということで、SHAGのアルバム『THE PROTEST JAM』から

Rebellmusik」。

4月29日に初の香港公演を行い大成功させました。

 

M-3 RebellmusikSHAG

 

この曲は、Gibson ES-330による太いクリーン・トーンが聴ける。

即興ギターソロは9割ライヴのままだが、ラインで録ったギターサウンドを後からリアンプして

音色を作り直している。このソロは今作のベストモーメントのひとつでと言えます。

ピアノのアプローチは60年代ジャズを想起。類家心平の強烈なトランペットソロの途中から

四つ打ちのリズムが現れてダンサブルな展開になるのが秀逸です。

このSHAGの代表曲を是非強烈なアナログ版でも体験してください!

 

RebellmusikSHAG

https://youtu.be/-1j57EAOMMQ?si=vorXwcXJQ6KQOV7Y

 

 

みなさんからのメールをお待ちしております。

sugizo@fmyokohama.jp

まで!

 

毎週抽選で5名の方に、番組ステッカーをプレゼントします。

ご希望の方は、必ず住所、氏名を書き添えて送ってください。

番組にお寄せいただいたメールから、毎週5名の方に新ステッカーをお送りしています。

 

Playlistもぜひチェックしてくださいね。

Playlist:

https://open.spotify.com/playlist/5pxyuAhtXR9JUWjgxEZW4S?si=v64cm_-QTe-ivVuW2bOClw&pi=nZpIH_O-StuCW

 

<お知らせ>

2025211日、サヘル・ローズ氏初監督、 エグゼクティヴプロデューサー 岩井俊二氏、

音楽 SUGIZOが担当した映画『花束』のサウンドトラック「HANATABA FOR YOUCD・配信

同時リリース!

テーマソング「光の風と」シングル配信リリース!

岩井俊二氏が監督を務めた「光の風と」のMVも公開中!!

映画のラストシーンを撮影した九十九里浜で行われ、奇跡のような朝焼けの中で撮影されました。

唯一無二の美しさを誇る岩井ワールドと最新版SGZ Musicとのマリアージュを、是非ご堪能ください。

 

「光の風と」誕生秘話:https://m.youtube.com/watch?v=G-BZYn6Bxpg&feature=youtu.be

「光の風と」MVhttps://www.youtube.com/watch?v=dtx5SrXRqJs

CDのご購入はこちら:https://yentown.co.jp/products/hanataba_cd

 

■菊地姫奈氏が主演、宮崎大祐氏が監督を務める映画『V. MARIA』の劇中歌&劇伴をSUGIZO

手掛けました!

目黒シネマ開館50周年記念として41()より2週間限定にて公開し満員御礼!

その後、皆さまからの熱いご要望を受け、上映の拡大が決定!!

https://x.com/mcinema_mmj

 

<上映情報>

59日~  ヒューマントラストシネマ渋谷

59日~  池袋シネマ・ロサ

516日~ テアトル梅田

 

出演: 菊地姫奈 / 藤重政孝 / 真雪 / 吉田凜音 / サヘルローズ / 西村瑞樹 / まいきち / 大島璃乃

佐藤流司 / 藤田朋子

監督: 宮崎大祐

脚本: 池亀三太

音楽: SUGIZO

 

202563() 坂本龍一氏が愛した音楽を紐解く対談イベントにSUGIZO出演決定!

対談を行うのは、『坂本龍一のプレイリスト』(イースト・プレス刊)の著者・吉村栄一さんと、

坂本氏を最も敬愛し、多大な影響を受けてきたSUGIZO

ラジオ、テレビ、著作を通じ、長きにわたって"音楽の先生"であり続けた坂本龍一氏に捧げる特別な

講座です。

詳細はこちらをご確認ください。

https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7968597

 

2025614(流石×帆村 All Produce 『飴も鞭も称賛もいらない by 流石』出版イベント

SUGIZO出演!

https://event.tsuku2.jp/event/EN00001620/detail

 

日時:

613()16:30受付開始 18:0021:00

614()12:30受付開始 14:0019:30

SUGIZOの出演は614日になります。

 

会場:ADRIFT(アドリフト) 

 

■高橋大輔氏と増田貴久氏(NEWS)がダブル主演を務め、映画、TVドラマ、舞台など、

数々のフィールドで活躍する堤幸彦氏が演出を担当する、アイスショー「氷艶 hyoen 2025 -鏡紋の

夜叉-(きょうもんのやしゃ)」の音楽をSUGIZOが手掛け、更にスペシャルゲストアーティストとして

出演が決定!!

主演・高橋大輔の故郷である岡山を舞台に、桃太郎の元となった「温羅伝説」をベースに、

大義のぶつかり合いが描かれます。「鬼」とされた温羅を高橋大輔が演じ、

そして「桃太郎」のモデルである吉備津彦を増田貴久(NEWS)が演じます。

氷上でのアクションや殺陣、芝居、音楽、さまざまな要素が絡み合う化学反応に、

是非ご期待ください!

詳細はオフィシャルサイトをご確認ください。

https://hyoen.jp/

 

公演日:202575日(土)~7日(月)

会場:横浜アリーナ

 

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