Rebellmusik - Fm yokohama 84.7

第199回目の放送はいかがでしたか? Paris編

199回目の放送はいかがでしたか? Parisからお届けしました!

それではオンエアーした楽曲をご紹介しましょう。

 

SGZ’s Recent Favorite

このコーナーは、古今東西カテゴリー関係無く、SUGIZOが現在ハマっている音楽を

紹介していきます。

Parisからお送りする<SGZ’s Recent Favorite>は、1988年のAIR(エール)のアルバム

Moon Safari』から「La Femme D'Argent(ラ・ファム・ダルシャン)」。

 

M-1 La Femme D‘Argent(ラ・ファム・ダルシャン)AIR

 

AIRは、ニコラ・ゴダンとジャン=ブノワ・ダンケルによるフランスのデュオ。

1995年、パリで結成。エレクトロニカ、ロック、ラウンジミュージックなどを駆使した

フランスらしい垢抜けたサウンドが特徴。

1997年4月15日から7月15日にかけて、ニコラとジャン=ブノワはパリ郊外のスタジオで

ファーストアルバムのレコーディングを開始。1998年1月に発売された『Moon Safari』は、

一挙に40カ国で発売。インストゥルメンタルの10曲が収録。歌われているのは、アメリカの若手歌手

ベス・ハーシュの「All I need」と「You make it easy」、そしてAIRの「Sexy boy」の3曲のみ。

ストリングスは伝説的なアビー・ロード・スタジオで録音され、

指揮は伝説的なデビッド・ウィテカーが担当。

AIRの音楽はすぐに話題となり、軽快なポップス、ポピュラーでありながら非常に現代的な雰囲気、

そして何よりも優れたプロダクションが評価された。このアルバムはイギリスでヒットし、

すぐにアメリカでもヒット。彼らは『Moon Safari』に非常にエレガントで、

「フランス的」なプロダクションを見出した。

ファーストシングルの「Sexy Boy」は、多くの国のプレイリストに掲載され、

特にフランス以外の国では非常に人気で、アメリカのミュージシャン、

ベックがリミックスしたこともある。

 

SUGIZO90年代に大好きだったフランスの二人組エレクトロバンド。

当時SGZはロンドンに住んでいた故にフランスポップカルチャーは非常に近いところにあり、

大いに影響を受けてきました。 

エールの2人とSUGIZOは全く同い年ということもあり影響を受けてきた音楽、アート、カルチャーに

とてもシンパシーを感じていました。90年代の同じ時代にヨーロッパの最高峰のセンス、

空気感を体感してきたのでしょう。

今回紹介したAIRの1stアルバム『Moon Safari』は今となってはクラッシックとも言える、

普遍的な、そして超フランス的感覚を体現している名作です。

 

La Femme D‘Argent( from Moon Safari- Official Audio)AIR

https://youtu.be/YUX8fUrKRNU?si=Z_GJYpfgD6_CCRA7

 

 

続いては~

SGZ’s Rootsmusik

このコーナーは、SUGIZOが大きく影響を受けた音楽を紹介します。

2023年7月16日に76歳で亡くなったジェーン・バーキン(Jane Birkin)

 

M-2 La Chanson De Slogan (Du Film Slogan (スローガンの歌))/Jane Birkin

 

19461214日ロンドン生まれ、イギリスとフランスを代表する女優、モデル、アーティスト。

エルメスの定番バッグ、バーキンの由来にもなった人物。

2001年には、大英帝国勲章を授与されている。

 

2011年、東日本大震災後、4月6日に来日し、チャリティコンサートを行う。

「ジェーン・バーキン震災復興支援コンサート Together for Japan」と銘うたれ、

多数の日本の芸能人・アーティストとともに詩の朗読や代表曲「無造作紳士」などの披露を行った。

また、コンサート当日は直前まで渋谷の街頭で募金活動を行った。2013年には、日本・フランス間の

文化交流促進や東日本大震災の復興支援活動が評価され、日本の外務大臣表彰授与式がパリの

日本大使公邸で行われた。

2017年にはフランス芸術文化勲章オフィシエを受勲。

2018年には、旭日小綬章(きょくじつしょうじゅしょう)を授賞。

 

SUGIZO20代の頃からジェーン・バーキン、そしてセルジュ・ゲンズブールの作品、存在に、

大いに影響を受けてきました。

SGZのセンス、美意識はかなりの意味でここに礎があるのです。

残念ながらもう2人ともこの世から去ってしまいましたが、彼らの残した軌跡は世界のポップ・

カルチャーに永遠に残る金字塔と言えます。

 

映画『スローガン』は、セルジュ・ゲンズブールとジェーン・バーキンが共演し、

2人がプライベートでもカップルとなるきっかけとなった1968年の恋愛映画。

日本では1995年に劇場初公開。2018年に映画制作から50年、ゲンズブール生誕90年を記念し、

リバイバル上映しました。

 

La Chanson De SloganJane Birkin-Serge Gainsbourg

https://youtu.be/37zGPIfeLzo?si=pKpfWsjSKTZwPmFY

 

 

最後の曲は、 

サヘル・ローズ氏初監督映画「花束」のオリジナルサウンドトラック『HANATABA FOR YOU』から

 

M-3 題名のない映画/SUGIZO

 

サヘル・ローズ氏初監督、 エグゼクティヴプロデューサーを岩井俊二氏、音楽をSUGIZOが担当した

映画『花束』のサウンドトラック「HANATABA FOR YOU」の中の珠玉の一曲「題名のない映画」。

 

SGZがフランス・カルチャーで最も影響を受けたのは、なんといっても近代印象派の作曲家、

サティ、ラヴェル、ドビュッシーといった面々。またそこをルーツとしてブラジルのアントニオ・

カルロス・ジョビン、そして日本では坂本龍一氏達が更なる進化をさせてきました。

SUGIZOの音楽のあらゆる面で彼らからの恩恵が、エッセンスが生きています。

今回最後に聴いていただいたこの曲もまさにそう。近代フランス音楽の美意識が濃密に、

色濃く表現されたとSGZ自身が自覚するこの曲をお送りしました。

 

映画「花束」が訴えるメッセージは現代の日本社会において最重要な事柄だと言えます。

その事実を一人でも多くの人に知ってほしい。伝えたい。

そして全ての人が幸福を享受できる、より良い社会にシフトさせたい。

心から強く、そう願っています。

 

大切な大切なこの映画、そしてこのアルバムが、みんなの心に一筋の光を灯すことができたら、と

願ってやみません。

是非手にしていただけたら、触れていただけたら幸いです。

 

共に世の中を素敵な方向へ導いていけたら・・・。

 

▼題名のない映画/SUGIZO

https://youtu.be/pLJxccWTcs4?si=qt_Nmw686w0e3ttR

 

 

みなさんからのメールをお待ちしております。

sugizo@fmyokohama.jp

まで!

 

毎週抽選で5名の方に、番組ステッカーをプレゼントします。

ご希望の方は、必ず住所、氏名を書き添えて送ってください。

番組にお寄せいただいたメールから、毎週5名の方に新ステッカーをお送りしています。

 

Playlistもぜひチェックしてくださいね。

Playlist:

https://open.spotify.com/playlist/5pxyuAhtXR9JUWjgxEZW4S?si=v64cm_-QTe-ivVuW2bOClw&pi=nZpIH_O-StuCW

 

<お知らせ>

2025211日、サヘル・ローズ氏初監督、 エグゼクティヴプロデューサー 岩井俊二氏、

音楽 SUGIZOが担当した映画『花束』のサウンドトラック「HANATABA FOR YOUCD・配信

同時リリース!

テーマソング「光の風と」シングル配信リリース!

岩井俊二氏が監督を務めた「光の風と」のMVも公開中!!

映画のラストシーンを撮影した九十九里浜で行われ、奇跡のような朝焼けの中で撮影されました。

唯一無二の美しさを誇る岩井ワールドと最新版SGZ Musicとのマリアージュを、是非ご堪能ください。

 

「光の風と」誕生秘話:https://m.youtube.com/watch?v=G-BZYn6Bxpg&feature=youtu.be

「光の風と」MVhttps://www.youtube.com/watch?v=dtx5SrXRqJs

CDのご購入はこちら:https://yentown.co.jp/products/hanataba_cd

 

■菊地姫奈氏が主演、宮崎大祐氏が監督を務める映画『V. MARIA』の劇中歌&劇伴をSUGIZO

手掛けました!

目黒シネマ開館50周年記念として41()より2週間限定にて公開し満員御礼!

その後、皆さまからの熱いご要望を受け、上映の拡大が決定!!

https://x.com/mcinema_mmj

 

<上映情報>

59日~  ヒューマントラストシネマ渋谷

59日~  池袋シネマ・ロサ

516日~ テアトル梅田

 

出演: 菊地姫奈 / 藤重政孝 / 真雪 / 吉田凜音 / サヘルローズ / 西村瑞樹 / まいきち / 大島璃乃 /

 佐藤流司 / 藤田朋子

監督: 宮崎大祐

脚本: 池亀三太

音楽: SUGIZO

 

202563() 坂本龍一氏が愛した音楽を紐解く対談イベントにSUGIZO出演決定!

対談を行うのは、『坂本龍一のプレイリスト』(イースト・プレス刊)の著者・吉村栄一さんと、

坂本氏を最も敬愛し、多大な影響を受けてきたSUGIZO

ラジオ、テレビ、著作を通じ、長きにわたって"音楽の先生"であり続けた坂本龍一氏に捧げる特別な

講座です。

詳細はこちらをご確認ください。

https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7968597

 

2025614(流石×帆村 All Produce 『飴も鞭も称賛もいらない by 流石』出版イベント

SUGIZO出演!

https://event.tsuku2.jp/event/EN00001620/detail

 

日時:

613()16:30受付開始 18:0021:00

614()12:30受付開始 14:0019:30

SUGIZOの出演は614日になります。

 

会場:ADRIFT(アドリフト) 

 

■高橋大輔氏と増田貴久氏(NEWS)がダブル主演を務め、映画、TVドラマ、舞台など、

数々のフィールドで活躍する堤幸彦氏が演出を担当する、アイスショー「氷艶 hyoen 2025 -鏡紋の

夜叉-(きょうもんのやしゃ)」の音楽をSUGIZOが手掛け、更にスペシャルゲストアーティストとして

出演が決定!!

主演・高橋大輔の故郷である岡山を舞台に、桃太郎の元となった「温羅伝説」をベースに、

大義のぶつかり合いが描かれます。「鬼」とされた温羅を高橋大輔が演じ、

そして「桃太郎」のモデルである吉備津彦を増田貴久(NEWS)が演じます。

氷上でのアクションや殺陣、芝居、音楽、さまざまな要素が絡み合う化学反応に、

是非ご期待ください!

詳細はオフィシャルサイトをご確認ください。

https://hyoen.jp/

 

公演日:202575日(土)~7日(月)

会場:横浜アリーナ

 

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