
レベムジファミリーの皆様、第197回目の放送はいかがでしたか?
と、呟きながら4月6日という日が始まったのです。
ふと、ブログも書かなければならないので、
毎朝、カレンダーを見ては「なんかあったかなぁ?」と思っていたら、
今日は「新聞をヨム日」らしい。
ヨ(4)ム(6)って・・・これはもしや・・・ダジャレでは?
そんな語呂に背中を押されて、久しぶりに父の新聞を広げてみたのです。
でも正直言って、今の私の生活に新聞って馴染みがなく、
ラジオっ子にもなってしまったのか・・新聞をめくる習慣もない。
そんな事を考えていたら、父の日記を発見
しかも・・4月6日に関する内容ではないか。
父よ、いつ書いた?
悔しいほどに天才的な文書ではないか。
父よ許してくれ、ブログに無断で掲載する。
「今日の新聞、一面の見出しは、どれも俺の人生と無関係そうで。
政治家の答弁より、昨夜のレトルトカレーの賞味期限の方が、
俺にとってはニュースなんだ。
だから今日は「新聞をヨム日」じゃなくて、
「冷蔵庫をヨム日」にすることにした。
冷蔵庫の奥から、タッパーに入った正体不明の物体が出てきた。
読む。俺はそれを読む。
色、におい、記憶・・・すべてを動員して
「これは、3週間前の煮物」と読む。
これは立派なジャーナリズムだと思う。
真実に迫る勇気
自ら危険を引き受ける姿勢
新聞もいいけど、冷蔵庫もなかなかスリリングだぜ。
というわけで、世間が新聞を読む4月6日、
俺は冷蔵庫を読んでいた。
そして読んだ結果、今日はカップ焼きそばにした。
以上、「情報社会に逆行する男」こと、ライター太郎からの報告でした」
197回目の今回は、羽田空港旅客ターミナル 第2ターミナル5階
「フライトデッキトーキョー/FLIGHT DECK TOKYO」で行われた公開収録の模様をお届けしました。
それでは今週オンエアーした楽曲をご紹介しましょう。
<Half Century Anniversarymusik>
このコーナーは、今年、発売から50年を迎える音楽を紹介しています。
今週は、デヴィッド・ボウイ8枚目のアルバム『Young Americans』から「Fame」
M-1 Fame/David Bowie
『Young Americans』はフィラデルフィア・ソウルへの接近で自らを“プラスティック・ソウル”と
称するまでの変貌を遂げた作品。「Fame」はジョン・レノン共作&参加曲。
ニューヨークのエレクトリック・レディ・スタジオでは、ビートルズで知られる「アクロス・ザ・
ユニヴァース」のカバーやジョンとの共作「フェイム」の2曲をレコーディングした。
オリジナルは1975年3月7日発売。全英アルバム・チャート2位・全米アルバム・チャート9位、
シングル「Fame」が初の全米シングル・チャート1位となり、アメリカでの成功を手に入れた。
本作発表後はツアーを行わず、初主演映画「地球に落ちて来た男」の撮影に入った。
英音楽誌NMEは、本作から「Young Americans」(4位)、「Fame」(21位)の2曲を
「NMEが選ぶデヴィッド・ボウイの究極の名曲1~40位」に選んでいる。
50年前の音楽シーンは名盤アルバムがひしめく黄金の時代。187回目の放送でも紹介した
David Bowieの『Young Americans』も間違いなくその筆頭のひとつ。
素晴らしすぎてアルバムから今年一曲だけを紹介するということは到底無理なので、
名盤アルバムから何曲もRebellmusikで紹介していきます。
ブルーアイドソウルの源流といえる『Young Americans』。本場フィラデルフィアのサウンド、
グルーヴが素晴らしいアルバムですが、同時にNYでのジョン・レノンとの奇跡のセッションが
また涙モノです。
「Fame」は、ボウイにとって初の全米NO1をもたらし、これ以降のライヴにおいて
重要な存在となっていきます。
▼ Fame(2016 Remaster)/David Bowie
https://youtu.be/Ypgq0qdgVZA?si=YHiaFdJJfDw2wN4H
続いては~
<SGZ’s Rootsmusik>
このコーナーは、SUGIZOが大きく影響を受けた音楽を紹介します。
今週は、Jansen Barbieri 『Worlds In A Small Room』から「Moving Circles」。
M-2 Moving Circles/Jansen Barbieri
ジャパン解散後のスティーヴ・ジャンセン (Steve Jansen /dr.) とリチャード・バルビエリ(Richard
Barbieri/key.)のメンバー2人がビクター青山スタジオにて録音、1985年に日本先行で発表された
アルバムの翌年にリリースされたUK盤。
NASAのオフィシャル・フィルムを用いた日本企画のドキュメンタリー作品のサントラとして
制作された本作は、Brain Eno以降の、そしてニューエイジ的雰囲気も感じられるアンビエント・
インスト集。
残念ながら、『Worlds in a Small Room(邦題:未知への空間)』は廃盤となってしまい、
今ではかなり入手困難である。
彼らの元に、日本からNASAスペースシャトルの実写フィルムを使用したドキュメンタリー・ビデオの
サントラの話が舞い込んだ。以前から、サントラや現代舞踊の曲を手がけてみたいと思っていた
リチャードは、この企画に大いに興味を持ち、スティーヴとの新ユニットの初仕事として引き受けた。
高橋幸宏ツアー終了のタイミングで来日期間を延長し、東京青山にあるビクターのスタジオにて、
連日16時間以上ものスタジオ・ワークでレコーディングが行われた。
中三の杉原少年シリーズ。
40年前の今頃、最も深く聴き込み、大きく自分の音楽感に影響を与えてくれたのが、
実はジャンセン・バービエリ。あまりに大きく影響を受けたので、アルバムのリードトラックを
今回紹介しました。
彼らの1st 『Worles in a Small Room』こそがSGZの最初のアンビエント・ミュージック体験だった
と言えます。
アンビエント、宇宙的感覚、またヒーリングミュージックは、SGZの音楽の最も深層域に
大きく存在している、最重要なエレメンツです。
その礎となったこのアルバム、あらゆるサウンド、メロ、ハーモニーがSGZミュージックのDNAと
なっています。
最後の曲は、
映画『花束』のオリジナルサウンド・トラック『 HANATABA FOR YOU』から
テーマソング「光の風と」。
M-3 光の風と/SUGIZO feat. SAKI
サヘルローズ初監督による映画「花束」テーマソング「光の風と」が2月11日にリリースされました。
児童養護施設出身の8人の若者達が壮絶な経験を語るドキュメンタリーと彼らの表現による
フィクションをマッシュアップしたあまりに意味深い実験映画。
各所で何度もこの映画に関しての思いを語っていますし、様々なイベントにも登場しているので、
詳細は各ニュースサイト、SNSに譲りますが、
SUGIZOがこの映画に携わらせていただいた数年間の思いが結実した、本当に素敵な曲が
生まれました。
困難な状況を生き抜いてきた全ての若者達に、そして今なおそのような状況の中におかれている
全ての子ども達に、エールと光を届けたい。
SUGIZO作曲プロデュース、作詞は新進気鋭アーティスト咲貴と、巨匠 岩井俊二氏。
ピアノはいつも共演してくれて、『花束』劇伴にも全面的に参加してくれている
MAIKO KAWABE RIVERA。
ドラムは今年SUGIZOと出逢って40年になる生涯の盟友 LUNA SEAの真矢。
真矢の大いに歌うドラムが本当に素晴らしい・・。
当事者である咲貴が自身の痛みと優しさと強さを綴り、それを岩井俊二氏がこれ以上ない程
美しく纏め上げ、SGZの音との奇跡のケミストリーが実現した、愛おしい歌となりました。
映画「花束」が訴えるメッセージは現代の日本社会において最重要な事柄。
その事実を一人でも多くの人に知ってほしい。伝えたい。
そして全ての人が幸福を享受できる、より良い社会にシフトさせたい。
心から強く、そう願っています。
大切な大切なこの映画、そしてこの楽曲が、皆様の心に一筋の光を灯すことができたら、と
願ってやみません。
共に世の中を素敵な方向へ導いていけたら・・・。
▼光の風と feat. SAKI/SUGIZO
https://youtu.be/dtx5SrXRqJs?si=t7A_M5mEK0uR4gb3
みなさんからのメールをお待ちしております。
まで!
毎週抽選で5名の方に、番組ステッカーをプレゼントします。
ご希望の方は、必ず住所、氏名を書き添えて送ってください。
番組にお寄せいただいたメールから、毎週5名の方に新ステッカーをお送りしています。
Playlistもぜひチェックしてくださいね。
Playlist:
https://open.spotify.com/playlist/5pxyuAhtXR9JUWjgxEZW4S?si=v64cm_-QTe-ivVuW2bOClw&pi=nZpIH_O-StuCW
<お知らせ>
■2025年2月11日、サヘル・ローズ氏初監督、 エグゼクティヴプロデューサー 岩井俊二氏、
音楽 SUGIZOが担当した映画『花束』のサウンドトラック「HANATABA FOR YOU」CD・配信
同時リリース!
テーマソング「光の風と」シングル配信リリース!
岩井俊二氏が監督を務めた「光の風と」のMVも公開中!!
映画のラストシーンを撮影した九十九里浜で行われ、奇跡のような朝焼けの中で撮影されました。
唯一無二の美しさを誇る岩井ワールドと最新版SGZ Musicとのマリアージュを、是非ご堪能ください。
「光の風と」誕生秘話:https://m.youtube.com/watch?v=G-BZYn6Bxpg&feature=youtu.be
「光の風と」MV:https://www.youtube.com/watch?v=dtx5SrXRqJs
CDのご購入はこちら:https://yentown.co.jp/products/hanataba_cd
■菊地姫奈氏が主演、宮崎大祐氏が監督を務める映画『V. MARIA』の劇中歌&劇伴をSUGIZOが
手掛けました!
目黒シネマ開館50周年記念として4月1日(火)より2週間限定にて公開し満員御礼!
その後、皆さまからの熱いご要望を受け、上映の拡大が決定!!
<上映情報>
5月9日~ ヒューマントラストシネマ渋谷
5月9日~ 池袋シネマ・ロサ
5月16日~ テアトル梅田
出演: 菊地姫奈 / 藤重政孝 / 真雪 / 吉田凜音 / サヘルローズ / 西村瑞樹 / まいきち / 大島璃乃 /
佐藤流司 / 藤田朋子
監督: 宮崎大祐
脚本: 池亀三太
音楽: SUGIZO
■2025年6月3日(火) 坂本龍一氏が愛した音楽を紐解く対談イベントにSUGIZO出演決定!
対談を行うのは、『坂本龍一のプレイリスト』(イースト・プレス刊)の著者・吉村栄一さんと、
坂本氏を最も敬愛し、多大な影響を受けてきたSUGIZO。
ラジオ、テレビ、著作を通じ、長きにわたって"音楽の先生"であり続けた坂本龍一氏に捧げる特別な
講座です。
詳細はこちらをご確認ください。
https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7968597
■2025年6月14日(土) 流石×帆村 All Produce 『飴も鞭も称賛もいらない by 流石』出版イベントSUGIZO出演!
https://event.tsuku2.jp/event/EN00001620/detail
日時:
6月13日(金)16:30受付開始 18:00~21:00
6月14日(土)12:30受付開始 14:00~19:30
※SUGIZOの出演は6月14日になります。
会場:ADRIFT(アドリフト)
■高橋大輔氏と増田貴久氏(NEWS)がダブル主演を務め、映画、TVドラマ、舞台など、数々の
フィールドで活躍する堤幸彦氏が演出を担当する、アイスショー「氷艶 hyoen 2025 -鏡紋の夜叉-
(きょうもんのやしゃ)」の音楽をSUGIZOが手掛け、更にスペシャルゲストアーティストとして
出演が決定!!
主演・高橋大輔の故郷である岡山を舞台に、桃太郎の元となった「温羅伝説」をベースに、
大義のぶつかり合いが描かれます。「鬼」とされた温羅を高橋大輔が演じ、
そして「桃太郎」のモデルである吉備津彦を増田貴久(NEWS)が演じます。
氷上でのアクションや殺陣、芝居、音楽、さまざまな要素が絡み合う化学反応に、
是非ご期待ください!
詳細はオフィシャルサイトをご確認ください。
公演日:2025年7月5日(土)~7日(月)
会場:横浜アリーナ