
第188回目の放送はいかがでしたか?
それでは、2025年2月2日にオンエアーした楽曲を改めて紹介していきましょう!
<Half Century Anniversarymusik>
このコーナーは、今年、発売から50年を迎える音楽を紹介しています。
ピンク・フロイドの1975年のアルバム『Wish You Were Here~炎 あなたがここにいてほしい』
から「Wish You Were Here」。
M-1 Wish You Were Here/Pink Floyd
ベストセラーとなった前作『狂気』に続き1975年に発表された名作『炎
(あなたがここにいてほしい)』は全米、全英共に1位を獲得。
シド・バレットに捧げられた楽曲をはじめ、テーマは従来通りシリアスだが、サウンド的には
前作と比べかなりシンプルでストレートな感覚が出ている。
心情的に、この曲はシド・バレットへの直接の賛辞であると考えられがちだが、ドキュメンタリー
『The Story of Wish You Were Here』では、ギルモアとウォーターズが異なる解釈を述べている。
歌詞を主に書いたウォーターズは、彼の歌詞がしばしばそうであるように、自分自身に向きあい、
存在と真実の経験を得るために自らを解放することが、この曲の主題であると言及している。
一方ギルモアは、シド・バレットを思い出さずにこの曲を演奏することは決してないと理解している。
のちにウォーターズは、この曲はそれでもまだ解釈の余地があると付け加えた。
ギルモアとウォーターズ二人とも、ピンク・フロイドの最高の曲の1つとして賞賛している。
ウォーターズは、この曲でのコラボレーションは「本当に良い。細かいところも本当に、本当に良い。
とても嬉しい」と述べている。ギルモアは、「とてもシンプルなカントリー・ソング」と
ふざけて呼ぶが、「その反響と感情的に考えれば、私たちの最高の曲の1つだ」と述べている。
Pink Floydの名盤『Wish you ware here』、邦題『炎』リリース50周年!すごい!
あまりに美しい「Shine On You Crazy Diamond」の長い長いイントロこそアンビエント・
ミュージックの礎のひとつだとSUGIZOは認識しています。
バンドの創始者シド・バレットを思を馳せて生まれたアルバムコンセプトそのものが感動的。
また本当に運命の巡り合わせか、変わり果てたシド本人がレコーディングスタジオに突如姿を現した
有名な事件がファンの涙をそそります。
本来はこのアルバムを象徴するクレイジーダイヤモンドをオンエアしたいところですが、
あまりに長尺な楽曲のため断念、しかしやはりシドに向けて歌われたあまりに美しいアンプラグドの
名曲「Wish you ware here」をお届けしました。
50年という時間の劣化を全く感じさせない、脅威の作品。
▼Wish You Were Here/Pink Floyd
https://youtu.be/hjpF8ukSrvk?si=lShanJsPJ8X8mHwQ
続いては、
<SGZ’s Rootsmusik>
このコーナーは、SUGIZOが大きく影響を受けた音楽を紹介します。
立花ハジメのオールタイムベスト・アルバム『hajimeht(ハジメ エイチ ティー)』から
「Bambi」。
ハジメ氏からコメントもいただきました。
M-2 Bambi (Fashion Photograph mix)/立花ハジメ
1979年、“テクノポップ御三家”の1つと謳われたバンド、プラスチックスのギタリストとして
英国先行デビュー。解散後はギターをサックスに持ち替え1982年アルファ/YENレーベルより
アルバム『H』でソロ・デビュー。
以来40年以上、常に自由かつ斬新な発想で、音楽のみならずグラフィックアートの分野でも活躍を
続ける立花ハジメ。
彼のソロ・デビュー以来の軌跡をレーベルの枠を越えて総括する、初のオールタイムベスト・アルバム
『hajimeht(ハジメ・エイチ・ティー)』をリリース。
総合監修を務めるのは、日本におけるパンク~ニュー・ウェイヴの生き証人であり、かねてより
立花との関わりも深い高木完。
選曲は80年代から21世紀に至る楽曲の中から、高木完、小山田圭吾(コーネリアス)、
立花ハジメの合議で決定。
さらに今回の企画のために、YEN時代の楽曲「MA TICARICA」の小山田圭吾と高木完による
リミックス・ヴァージョンを新たに制作。マスタリングは砂原良徳が手がける。
アートワークデザインは立花ハジメ自ら担当。完全生産限定盤のみのボーナストラック
「永遠のアイドル(Cover)」は、YouTubeに上がっていたブラジルのアマチュアミュージシャンの
カヴァー演奏を偶然目にした高木完が気に入って今回収録となったもの。
SUGIZOが中1の時に大好きになり、その後長年敬愛してやまない立花ハジメ。
SGZがハジメ氏を知ったキッカケは1982年の高橋幸宏氏の1stソロツアーでした。そのメンバーが
今となってはまさにレジェンドの集団でした。細野晴臣氏、土屋昌巳氏、スティーヴ・ジャンセン氏、
そしてハジメ氏。
今となってはその全員がSGZの音楽人生に大きく影響を及ぼしています。
ハジメ氏は1979年、最も早い海外進出を成し遂げたアーティストの一人。
82年から始まったソロ活動は、ジャズ、アヴァンギャルド、オルタナ、パンク、ポップスを融合した
インストルメンタルを展開。SGZはその時点でノックアウトを受け大いにハマりました。
細野氏のレーベルYENからリリースされた幸宏プロデュースの1st『H』、そして2nd『Hm』は
SGZ的大名盤です。
最初に強く影響を受けたミクスチャーミュージックであり、何より最初にジャズのサウンドの
肌触りを知った音楽としてSUGIZOの音楽史的に非常に重要な存在です。
同時にグラフィックデザイナーとしてのレジェンドであるハジメ氏のそのデザインセンス、
アートセンスがSGZの血となり肉となっています。
▼立花ハジメ/ソニーミュージックオフィシャルサイト
https://www.sonymusic.co.jp/artist/HajimeTachibana/info/568222
最後の曲は2024年12月に公開されたドキュメンタリー作品
「ミラクルサマー ~ポケモンカードゲーム世界大会への挑戦~」の中国版主題歌。
M-3 Go For Your Future feat. 茶理理 / SUGIZO
TAKU INOUE氏との邂逅により新たな次元へ上昇した最新のSUGIZO MUSICを
再度聴いていただきました。
簡体字版ポケモンカードゲームの選手として初めてポケモンバトルの世界大会
「ポケモンワールドチャンピョンシップス2024」に出場したNii.選手のドキュメンタリー作品
「ミラクルサマー ~ポケモンカードゲーム世界大会への挑戦~」が公開。
▼【公式】ドキュメンタリー「ミラクルサマー ~ポケモンカードゲーム世界大会への挑戦~」
https://youtu.be/ZOrxXDy-7HE?si=SLI8Y0MOyl7ft4bg
▼「Go for Your Future」 MV
https://youtu.be/AmEToBur1g4?feature=shared
▼レコーディング映像
みなさんからのメールをお待ちしております。
まで!
毎週抽選で5名の方に、番組ステッカーをプレゼントします。
ご希望の方は、必ず住所、氏名を書き添えて送ってください。
番組にお寄せいただいたメールから、毎週5名の方に新ステッカーをお送りしています。
Playlistもぜひチェックしてくださいね。
Playlist:
https://open.spotify.com/playlist/5pxyuAhtXR9JUWjgxEZW4S?si=v64cm_-QTe-ivVuW2bOClw&pi=nZpIH_O-StuCW
<お知らせ>
■2025年2月11日、サヘル・ローズ氏初監督、 エグゼクティヴプロデューサー 岩井俊二氏、
音楽 SUGIZOが担当した映画『花束』のサウンドトラック「HANATABA FOR YOU」CD・配信
同時リリース!
テーマソング「光の風と」シングル配信リリース!
岩井俊二氏が監督を務めた「光の風と」のMVも公開中!!
映画のラストシーンを撮影した九十九里浜で行われ、奇跡のような朝焼けの中で撮影されました。
唯一無二の美しさを誇る岩井ワールドと最新版SGZ Musicとのマリアージュを、是非ご堪能ください。
「光の風と」誕生秘話:https://m.youtube.com/watch?v=G-BZYn6Bxpg&feature=youtu.be
「光の風と」MV:https://www.youtube.com/watch?v=dtx5SrXRqJs
公式HP:http://hanataba-project.com
CDのご購入はこちら:https://yentown.co.jp/products/hanataba_cd
■歌舞伎俳優の市川團十郎白猿が平安時代の陰陽師、安倍晴明を演じる舞台 JAPAN THEATER
『SEIMEI』の楽曲をSUGIZOが担当!!
さらに、3月21日(金)の特別出演が決定致しました!!
日本の演劇を集結させ、安倍晴明の世界を日本エンターテインメントとして舞台化致します。
平安時代、陰陽師の安倍晴明と都を守る四神を軸に、神々と人間の共存や調和を描いた作品を
是非ご期待ください!!
出演 市川團十郎 / 嶋﨑斗亜
脚本 今井豊茂
演出 広井王子
楽曲 SUGIZO
神楽振付 ケントモリ
歌舞伎音楽 田中傳次郎
公演:
2025年2月19日~24日 オリックス劇場 (大阪)
2025年3月1日~23日 THEATER MILANO-Za (東京)
■2025年3月2日、SUGIZOが劇中音楽を手掛けた短編映画「運命屋」トークショー登壇決定!
詳細はこちらをご確認ください。
https://www.city.suginami.tokyo.jp/s030/event/17739.html
日時:2025年3月2日(日) 18:00~19:30【第2部】
劇場:座・高円寺2
登壇者:SUGIZO、広山詞葉、森田と純平監督
MC:伊藤さとり
■2025年3月23日 EX THEATER ROPPONGIにて「SUGIZO GIG 2025 REMEMBER,
WHERE IS YOUR SUPER LOVE?」開催決定!!
「TOMAKOMAI MIRAI FEST 2024」で共演しアーティスト・俳優として多彩な活動を展開する
手越祐也をはじめ、ユニットGODLANDでも共に活動するレジェンドヴォーカリスト・MORRIE
(DEAD END, CREATURE CREATURE , GODLAND)、唯一無二の世界観で知られる
盟友ギタリスト・ミヤ(MUCC, Petit Brabancon)、そして、長い親交を持ち最新シングル
「SUPER LOVE 2024」にも参加している重鎮プロデューサー・Watusi(COLDFEET)という、
ジャンルを超えた実力派アーティストが一堂に集結する。
詳細はオフィシャルサイトをご確認ください。
https://sugizo.com/contents/229381
■高橋大輔氏と増田貴久氏(NEWS)がダブル主演を務め、映画、TVドラマ、舞台など、
数々のフィールドで活躍する堤幸彦氏が演出を担当するアイスショー
「氷艶 hyoen 2025 -鏡紋の夜叉-」の音楽をSUGIZOが手掛け、更にスペシャルゲストアーティスト
として出演が決定!!
主演・高橋大輔の故郷である岡山を舞台に、桃太郎の元となった「温羅伝説」をベースに、
大義のぶつかり合いが描かれます。「鬼」とされた温羅を高橋大輔が演じ、
そして「桃太郎」のモデルである吉備津彦を増田貴久(NEWS)が演じます。
氷上でのアクションや殺陣、芝居、音楽、さまざまな要素が絡み合う化学反応に、
是非ご期待ください!
詳細はオフィシャルサイトをご確認ください。
公演日:2025年7月5日(土)~7日(月)
会場:横浜アリーナ
■岩井俊二氏がエグゼクティブプロデューサーを務め、田井えみ氏が監督のドキュメンタリー作品
「ミラクルサマー 〜ポケモンカードゲーム世界大会への挑戦〜」の主題歌をSUGIZOが仲村宗悟氏と
茶理理氏共に手掛けました!!ポケモン公式YouTubeにて映像公開中!
楽曲は各ストリーミングサービスにて配信中!!
「Go for Your Future」のレコーディング映像も公開されています。
是非、ご覧ください!!
<主題歌>
日本語版「Go for Your Future」
SUGIZO feat. 仲村宗悟
作曲: SUGIZO 作詞:仲村宗悟
中国語版「Go for Your Future」
SUGIZO feat. 茶理理
作曲: SUGIZO 作詞:茶理理・仲村宗悟
ポケモン公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/user/PokemonCoJp
レコーディング映像
「Go for Your Future」配信リンク