
第143回目の放送はいかがでしたか?
こんばんは。
くしゃみが止まらずに鼻血が吹き出したライターMです。
皆さんは大丈夫でしょうか?
我らがSUGIZOさんも流石にちょっと花粉症気味らしく、時折辛そうではありますが、
それでも鼻声がなぜか色っぽいと、現場スタッフでは話題です。
地方に行かれるたびに美味しいご飯話をしてくださるのですが、
昨日、ツナマヨコーンおにぎりをご注文されたそうですが、
出てきたのは、ツナを忘れられてコーンだけ、いわゆる【コーンお握り】!
全く味がしなかったそうですが、それでも無駄にはしないと全てを食べきられたSUGIZOさん。
これは忘れただけなのか? そうでないのか?
真相はわかりませんが、店員さんの思いやりが欠けていると、私は思います。
ちなみに本日 3月24日は数理学的に見て
【おもてなしの日 / ホスピタリティ・デー】
まずは「3」
• 新しいものを創り出すエネルギー
• 創造
• 自己表現
続いて「2」
• 調和とバランス
• 思いやり
• 理解力
• 協力
• 人間関係の象徴
最後に「4」
• 全体をつくりあげる基礎を表わす数
と考えられており、
そう、本日の日付3、2、4の各数字にはホスピタリティと関連性の高い要素が多いらしいのです!
そこに目をつけられた日本ホスピタリティ協会が3月24日を
【おもてなし/ホスピタリティ・デー】
として記念日に決定。
思いやりやおもてなし精神の意味を持つホスピタリティの
「おもてなし」は「モノを持って成し遂げる」が語源
• 具体的なモノ【物体】
• 抽象的なモノ【精神性】
この2つを指している他、
日本では相手を思う精神性のおもてなしが具現化されたモノや、
内容が古来より育まれておりおもてなし精神の代表格とされる、
千利休を始めとしたおもてなし精神が様々な時代が移り変わる中でも、
こうして受け継がれていくとても素敵な文化です。
改めて、日本人としての誇りを大切にしたいものですね。
さ、余談話が長くなりましたが、
これも私からの皆様への「おもてなし」だと感じていただけたら嬉しいです。
それではお待ちかねの3月24日にオンエアーした楽曲を改めて紹介していきましょう!
<SGZ’s Rootsmusik>
このコーナーは、SUGIZOが大きく影響を受けた音楽を紹介します。
1978年リリースのJAPANのセカンド・アルバム「苦悩の旋律/Obscure Alternatives』から
「RHODESIA」。
M-1 RHODESIA/JAPAN
1978年のデビュー・アルバム『果てしなき反抗』の発表から6ヵ月後というハイペースでリリース
されたセカンド・アルバム。
前作に続いてレイ・シンガーを再びプロデューサーに迎え、グラム的要素は残しつつも
前作よりファンク色を強め、全曲をデヴィッド・シルヴィアンによるオリジナル・ソングでバンドの
強烈な個性がさらに増幅された作品。
SUGIZO中2の思い出シリーズです。
40年前の春、SGZは最も影響を受けたバンドJAPANのこの2ndアルバムにドップリとハマって
いました。
デヴィッド・シルヴィアンは初期2枚のアルバムに対してことごとく否定的ですが、
SGZのようにそのファンキーで、同時にヨーロッパの退廃的トーンが芳醇なそれらの作品のファンは
少なくありません。
中学当時の杉原少年にとってはこの時期のJAPANがロックのイメージそのものでした。
その後のデカダンなエレクトロニクス・ポップを打ち出したバンドサウンドとは全く違う
バンドのようです。
この「RHODESIA」曲はさらにレゲエを取り入れた意欲作です。
杉原少年にとっての初めてのレゲエ体験。この後THE POLICEに傾倒し、ホワイトレゲエの魅力に
ハマっていきます。
▼RHODESIA/JAPAN
https://youtu.be/9M54cGjtjcE?si=DIbFhmdl8rH-jAKD
続いても、
<SGZ’s Rootsmusik>
1989年DEAD ENDのアルバム『ZERO』から「SERAFINE」。
M-2 SERAFINE/DEAD END
『ZERO』(ゼロ)は、通算4枚目のアルバム。1989年9月21日に発売された。
2009年11月11日に3rdシングルの「Good Morning Satellite」とそのカップリング曲
「原始のかけら」を追加した『ZERO[+2]』がBlu Spec CDで発売されている。
DEAD ENDの解散前最後のスタジオアルバムとなった。次作は再結成後の2009年リリースであり、
およそ20年のブランクがある。
DEAD ENDは80年代から、音楽性、演奏力、世界観、全てがあまりに高度でした。
が、強烈な存在感、ヴィジュアルイメージのインパクトがあまりに強く、その本当の実力や
インテリジェンスが仮想評価されてきた、とSUGIZOは語っています。
それはJAPANもD. BOWIEも同様と言えるでしょう。
特にデビューアルバム以降から1990年に一度解散するまでの3枚の作品は、日本のロック史に
永遠に残る最重要アルバムだと言えます。
メインソングライターであった足立裕二氏がこの世を去ってしまった今、今後DEAD ENDの研究、
再評価を持って、次世代にその偉業を伝えていく作業が必要です。
35年前の名曲でSUGIZO永遠のフェイバリット曲、その初出盤を聴いていただきました。
▼DEAD END Official Website
最後の曲は、SUGIZO『7DOORS ~青ひげ公の城~ORIGINAL SOUNDTRACK』より「Duke」。
M-3 Duke/SUGIZO
このところSGZはサウンドトラック仕事が続いていて、とてもそこにモチベーションが上がっている
こともあり、当面自身のサントラ作品を深掘りして紹介させていただきます。
SGZの音楽活動において、これまでもサウンドトラックは重要な位置を占めていますが、
これからは更にそこが顕著になっていきます。
「Duke」は、2012年に上演された舞台「7DOORS ~青ひげ公の城~」でSUGIZOが音楽監督を
務めており、この舞台のために書き下ろされた作品。
作曲家バルトーク唯一のオペラ「青ひげ公の城」がベースになっている新しい舞台劇で、
SUGIZO自身も役者として出演した作品です。
7DOORS全体のイメージを支配するテーマ曲であり、究極まで装飾を削り落とし、音の「核」のみで
構成された、このサウンドトラック中の最重要曲となっています。
この曲のメインモチーフは1997年リリースの1stアルバム『TRUTH?』収録のフリージャズ的
アヴァンギャルド作品「SPERMA」でした。
その楽曲の終盤に奏でられた印象的アルペジオを抜き出し、再構築し、メインメロディーを
フィーチャリングして新たな楽曲として命を宿すこととなりました。
▼7DOORS ~青ひげ公の城~(ティーザー)
https://youtu.be/8z0jCyNE8P8?si=9xEUBT11BDuBywmj
みなさんからのメールをお待ちしております。
まで!
毎週抽選で5名の方に、番組ステッカーをプレゼントします。
ご希望の方は、必ず住所、氏名を書き添えて送ってください。
<お知らせ>
■2022年7月21日にリリースしたSHAG 1stアルバム「THE PROTEST JAM」が、
180g重量盤2枚組でアナログレコード盤となって2024年2月21日発売!!
アナログ化に際して、CDマスタリングを行ったUKロンドン Finyl Tweek Studioにて
奇才Shane the cutterがアナログカッティングを行い、CDでは再現しきれなかった音の世界観を
刻み込んでいる。
「SHAG / THE PROTEST JAM」
『第12回【JaZZ JAPAN AWARD 2022】 ニュー・ジャズ部門 受賞作品』
生産限定アナログ盤/180グラム重量盤(2LP)
品番:LHMV-2008~2009 / POS:4907953095489
価格:7,000円(税抜)/ 7,700円(税込)
仕様:ダブルジャケット、4P解説(ライナーノーツ)
■2024年4月12日(金)に開催されるネオジャパネスクの公演にSUGIZOのゲスト出演!!
[開場 18:00 開演 19:00]
会場:中日ホール(名古屋)
https://chunichi-hall.jp/schedule/schedule_openingevents.html
■LUNA SEA 35th ANNIVERSARY TOUR 2024全国ツアー決定!!
【EPISODE 1】
「DUAL ARENA TOUR 2023」で進化した再現ツアー「MOTHER OF LOVE, MOTHER OF HATE」
「UN ENDING STYLE」に加え、1998年開催ツアー「SHINING BRIGHTLY」、
2000年開催ツアー「BRAND NEW CHAOS」が新たに現代に甦る全国ツアー第1弾が発表。
【EPISODE 2】
より進化を続ける『MOTHER』『STYLE』の再現ツアーに加えて、
メジャーデビューアルバム『IMAGE』を携えての全国ツアー「IMAGE or REAL」(1992年)と、
メジャー2作目(通算3作目)のアルバム『EDEN』を携えての全国ツアー「SEARCH FOR MY EDEN」
(1993年)を再現!
詳細はLUNA SEAオフィシャルサイトをご確認ください。
■2022年にSUGIZOが始動した、環境への配慮と高い美意識とを両立させた、ロックなエシカル・
ファッションを提唱する自身のアパレル・ブランド「THE ONENESS」。
『2024 SUMMER/AUTUMN』THE ONENESS店頭受注会開催中!
【日程】
3月30日(土)、31日(日)
渋谷ESP Museum(渋谷)
4月6日(土)、7日(日)
DETRUIRE(札幌)
4月13日(土)、14日(日)
laid-back(浜松)
4月20日(土)、21日(日)
BRYAN(豊田市)
4月27日(土)、28日(日)
925(広島)
5月4日(土)、5日(日)、6日(月)
調整中
5月11日(土)、12日(日)
Mercury Qube(宇都宮)
5月18日(土)、19日(日)
I.D.clothing(渋谷)