Rebellmusik - Fm yokohama 84.7

第134回目の放送はいかがでしたか?

134回目の放送はいかがでしたか?

 

皆さん、寒さも一段と厳しさを増してきましたが、体調を崩されていませんか?

私は寒がりなので、よく鼻水を垂らしています。

そんな私にまでSUGIZOは、大丈夫ですか?と気を使ってくださいます。

収録時に「寒すぎて嫌になります」と私が言いましたら

「被災地を思うと我々の寒さは暖かいもので、今、すぐにでも被災地にいきお手伝いをしたい」

SUGIZOが言いました。

凄いと思いました。

どんな時も、他者を気遣える姿勢に頭が上がりません。

本当に尊敬しています。

 

私はなんて器が小さいのだろうか!寒さに負けてたまるか!

とふつふつ感情が自分自身の弱さに憤りを感じていましたら、

日めくりカレンダーにこんな言葉があったのです。

 

慶応2年の121日まで遡ります。

土佐藩士 坂本龍馬らの仲介で

当時犬猿の仲とされていた薩摩藩と長州藩が京都で謁見し、

薩長同盟が結ばれたことに由来して

 

ライバルが手を結ぶ日 が制定されたのです。

 

長年、両者は容易に相容れない立場関係にあったとされていました。

そこに加えて、1864820日に起こった

禁門の変(蛤御門の変)では、

倒幕行動を起こした長州藩と、幕府支援の薩摩藩とで武力衝突が起きてしまった。

武力で勝る薩摩藩に長州藩は大惨敗。

ですが、薩摩藩内部での方向性が変わり始めたのを機に倒幕の目的のため、

敵対関係にあった両藩は、お互い認めるべきとこは認め合い、

過去ではなく未来へ向けた話し合いの末に、両藩が手を結んだのです。

 

そうして明治維新へと繋がっていくこととなるのです。

 

争いは永遠に負の連鎖を生んでいくが、

そこに手を取り合うことで未来を互いに気づける事ができれば

今、起こっている戦争や内戦を断ち切る事ができないのだろうか?

 

そんな121日「ライバルが手を結む日」を噛み締めていました。

 

毎回、長くてごめんなさい。

 

 

それでは121日にオンエアーした楽曲を改めて紹介していきましょう。

 

SGZ’s Rootsmusik

このコーナーは、SUGIZOが大きく影響を受けた音楽を紹介します。

お送りしたのは、1983年リリースのDavid Bowie Modern Love」。

キャリア最大のヒット・アルバム『Let’s Dance』に収録。

 

M-1 Modern LoveDavid Bowie

 

Modern Love」は、David Bowie 14枚目のアルバム『Let’s Dance』のオープニング曲で、

3曲目のシングル。

ナイル・ロジャーズが共同プロデューサーに名を連ねている。

また、スティーヴ・レイ・ヴォーンもギターで参加。

Bowieを手掛けてきたTony Viscontiは、この曲がアルバムの中で最高の楽曲だと賛辞。

 

SUGIZO中2の冬の思い出シリーズです。

SGZがこの時期に吸収した音楽、ポップカルチャーがその後の骨子、表現の礎になりました。

David Bowieはご承知のようにSUGIZOに最も影響を与えた最重要なアーティストで、

永遠のロックスターであり芸術家。

グラムロック・アイコンからブルーアイド・ソウルのゴッドファーザーへ、そしてデカダン&

ニューウェーヴの礎へ、そしてこの『Let’s Dance』でのポップミュージックとしての巨大な成功。

あまりに偉大なその音楽、表現、業績に、敬服しかありません。

 

このアルバムはブルーアイドソウルの象徴でもあるボウイ・ミュージックの真骨頂。

思春期の頃、元々はリトル・リチャードや当時のジャズ・ミュージシャンたちに憧れていたボウイ。

ロックンロール、ビッグバンドのブラスサウンド、ブラック・ミュージックの血に対して、

ダンスポップと80年代当時のシンセサイザー・サウンドを融合、そして重要なエレメンツとして

当時新進気鋭のブルース・ギタリスト、スティーヴィー・レイ・ヴォーン起用。

何よりもプロデュースはあのナイルロジャース。

名盤『Let’s Dance』は実は80年代初期の最も偉大な音楽的発明であると言えます。

 

Modern Love(Official Video)David Bowie

https://youtu.be/HivQqTtiHVw?si=EHFKxCehhiOFEn4H

 

 

続いては、

SGZ’s Recent Favorites

昨年10月にデビューアルバム 『The Bones Of What You Believe』の10周年記念エディションを

リリースしたCHVRCHESThe Mother We Share」。

 

M-2 The Mother We SharedCHVRCHES

 

The Bones of What You Believe(10 Years Anniversary Special Edition) は、

グラスゴー出身のエレクトロ・ポップ・バンドCHVRCHESの、全英TOP10入りしたデビュー・

ルバムの10周年記念盤。

ローレン・メイベリーのキュートなルックスや理知的なリリック、翳りのあるシンセ/ポストパンク・

サウンドは発売当時話題を呼んだ。

 

The Bones Of What You Believe』はCHVRCHESがプロデュース、

グラスゴーのCook's Alucardスタジオでレコーディングが行われ、MUSE等を手掛けている

名プロデューサー Rich Costey (リッチ・コスティ) がミックスを担当した。

この10周年記念エディションには、グラミー賞3回受賞のGavin Lurssen (ギャヴィン・ラーセン)

による2023年リマスター音源が収録される。

 

The Bones Of What You Believe』からもう10年なんて、不思議な感じがする。

ついこの前のことのような気もするし、ずっと前のことのような気もする。

このアルバムを心の中で特別に思い、今でも優しさを見せてくれるファンの皆さんに、

私たちはとても感謝しています。

―― ローレン・メイベリー(Vo

 

近年のポップミュージックフィールドでSGZが最も愛するアーティストがCHVRCHES

インディーロックとメジャーなポップ、そしてヒップホップ、EDMを昇華した最上のミクスチャー。

 

そのルーツにはキュアーが、すなわち闇、デカダンがあり、そしてデペッシュモード、

ニューオーダーなどのポストパンク/シンセサイザー・ミュージックの影響が色濃く、

それらのエレメンツを見事に珠玉のポップミュージックに昇華しているその感覚が、

SGZの嗜好と完全に合致しています。

今後が非常に楽しみなシンセポップ・グループです。

 

The Mother We Shared /CHVRCHES

https://youtu.be/_mTRvJ9fugM?si=GIC5st0djH7GBr9k

 

 

最後の曲は、

 

M-3 PROMISELUNA SEA

 

PROMISE」は、2011年東日本大震災の復興支援のためにリリースした配信限定シングル。

311日東日本大震災の発生を受けて急遽チャリティ配信が決定となった曲で収益全額が義援金として

被災者に寄付された。

 

▼”PROMISE” TeaserLUNA SEA

https://youtu.be/N_4yHOapqBk?si=bPE9GkU1zDli-oxx

 

202411日に発生した「令和6年能登半島地震」で

犠牲になられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。

そして、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

一刻も早い復旧・復興を願うと同時に、北陸の全ての方へエールを送りたい光に満ちた楽曲です。

 

 

みなさんからのメールをお待ちしております。

sugizo@fmyokohama.jp

まで!

毎週抽選で5名の方に、番組ステッカーをプレゼントします。

ご希望の方は、必ず住所、氏名を書き添えて送ってください。

 

 <お知らせ>

LUNA SEA MOTHER&STYLE2タイトルセルフカバーアルバム発売中!!

全曲フルリテイクのセルフカバーアルバムとして再びリリース!

前作アルバム『CROSS』に続き、グラミー賞6冠の世界的音楽プロデューサー

「スティーヴ・リリーホワイト」をミックスエンジニアとして起用。

詳細は特設サイトをご確認ください。

https://avex.jp/lunasea/mother_style/

 

2022721日にリリースしたSHAG 1stアルバム「THE PROTEST JAM」が、

180g重量盤2枚組でアナログレコード盤となって2024221日に発売決定!!

アナログ化に際して、CDマスタリングを行ったUKロンドン Finyl Tweek Studioにて

奇才Shane the cutterがアナログカッティングを行い、CDでは再現しきれなかった音の世界観を

刻み込んでいる。

また、リリース記念イベント&ライヴの開催も決定している。

 

<リリース記念イベント>

224() HMV BOOKS SHNSAIBASHI<サイン会>

参加メンバー:SUGIZO、松浦千昇

225(日)ヴィレッジヴァンガード 名古屋パルコ店<サイン会>

参加メンバー:SUGIZO、別所和洋

33 () HMV record shop 渋谷<トークショー&サイン会>

 参加メンバー:SUGIZO、別所和洋、松浦千昇

 

<リリース記念ライヴ>

SHAG "THE PROTEST JAM" Vinyl Release Party

公演日:2024218(日)

会場:南青山MANDALA

[開場 17:30 / 開演 18:00]

Thank you sold out!!

 

MORRIE  還暦記念祭

MORRIE 60th Birthday CelebrationFLESH FATE FESTIVAL SUGIZO 出演決定!!

開催日:202432()

会場:EX THEATER ROPPONGI

[開場16:30 開演17:00]

https://sugizo.com/contents/138420

 

MORRIE「還暦肉塊生誕宴 INCARNATION PARTY」にSUGIZO出演決定!!

GUESTSUGIZO / 清春 / yukarie / Heather Paauwe

開催日:202434()

会場:ラドンナ原宿

[開場17:00 開演19:00]

https://morrie.jp/contents/146818

 

2024412()に開催されるネオジャパネスクの公演にSUGIZOのゲスト出演!!

[開場 18:00 開演 19:00]

会場:中日ホール(名古屋)

https://chunichi-hall.jp/schedule/schedule_openingevents.html

 

LUNA SEA 35th ANNIVERSARY TOUR 2024 ERA TO ERA -EPISODE 1- 全国ツアー決定!!

DUAL ARENA TOUR 2023」で進化した再現ツアー「MOTHER OF LOVE, MOTHER OF HATE」「UN ENDING STYLE」に加え、

1998年開催ツアー「SHINING BRIGHTLY」、2000年開催ツアー「BRAND NEW CHAOS」が

新たに現代に甦る全国ツアー第1弾が発表。

詳細はLUNA SEAオフィシャルサイトをご確認ください。

https://www.lunasea.jp/news/LUN_news_240126

 

2022年にSUGIZOが始動した、環境への配慮と高い美意識とを両立させた、

ロックなエシカル・ファッションを提唱する自身のアパレル・ブランド「THE ONENESS」。

「能登半島地震復興チャリティーアイテム」としてオーガニックコットンによるTシャツ、

トートバッグの販売が決定しました。

詳細は下記のオフィシャルサイトをご確認ください。

https://the-oneness.jp

 

 

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