
第129回目の放送はいかがでしたか?
それでは12月17日にオンエアーした楽曲を改めて紹介していきましょう。
<SGZ’s Rootsmusik>
このコーナーは、SUGIZOが大きく影響を受けた音楽を紹介します。
今週は1993年のアルバム『Bestial Cluster』から
Mick Karn「Bestial Cluster」。
M-1 Bestial Cluster/Mick Karn
フレットレスベースによる奇妙で独創的なフレージングやメロディ感覚で、
唯一無二のアーティストとして名を知らしめた元JAPANのベーシスト、ミック・カーン。
バンド解散後も、ソロ活動をはじめ、多くのミュージシャンとのコラボレーション作品の制作や
サポートなど精力的に活動を続け、数多くの名作をこの世に残した。
1980年代中盤に大停滞期を迎えていたミック・カーンは、デヴィッド・トーンとのセッションにより
自身のジャンルやスタイルに囚われない音楽への純粋な悦びを見出し、1990年代前半から表現活動を
炸裂させていく。そんな中、1993年にドイツのジャズ・レーベル"CMP"と契約を交わし、同年10月に
リリースされたサード・ソロ・アルバムが本作『Bestial Cluster(ベスチャル・クラスター)』である。
エレクトリック・サウンドを大胆に導入した、ヘヴィーかつジャズ・ロック的なサウンドを展開する
このアルバムでは、ベース以外にもヴォーカルやキーボード、木管楽器の演奏など、彼のさまざまな
マルチ・インストゥルメンタル能力を発揮した楽曲に加え、元JAPANのリチャード・バルビエリ
(kbds)、スティーヴ・ジャンセン(ds)も参加。
また、前述のデヴィッド・トーンの存在もこのアルバムに華を添えている。
1993年、ミックはこの『ベスチャル・クラスター』リリース・タイミングで来日し、
SUGIZOと邂逅しました。
以降、2人は公私共に長きに渡り蜜月の関係を続けました。
あれから30年。SGZにとってミック・カーンは永遠に究極のフェイバリット・ベーシストです。
▼Bestial Cluster/Mick Karn
https://youtu.be/HNRrhS8bM4U?feature=shared
続いては、
<SGZ’s Rootsmusik>
このコーナーは、SUGIZOが大きく影響を受けた音楽を紹介します。
坂本龍一さん追悼として、デビューアルバムから年代を追って作品をオンエアーしています。
今週は2016年に日本公開された映画「The Revenant」のオリジナル・サウンドトラックです。
M-2 The Revenant Theme /坂本龍一 アルヴァ・ノト、ブライス・デスナー
『レヴェナント: 蘇えりし者』(2015年 アメリカ作品 / 監督 アレハンドロ・G・イニャリトゥ /
撮影 エマニュエル・ルベツキ / 音楽 坂本龍一、アルヴァ・ノート /
出演 レオナルド・ディカプリオ、トム・ハーディ、ドーナル・グリーソン)のサウンドトラック盤。
音楽を担当した坂本龍一は、監督からオファーが来た時、癌の闘病のため仕事を休んでいた
時期だった。しかし、坂本がイニャリトゥ監督のファンであり、これまでの監督の作品も好きだった
ため、「イニャリトゥのオファーでは断れない」と、この仕事を引き受けた。
その様子は映画「Ryuichi Sakamoto: CODA」の中で自ら語っている。
坂本映画音楽の到達点とも言える作品がこの『レヴェナント: 蘇えりし者』。
大自然の過酷さと人間の愚かさの相克と葛藤、融和と一体化という映画のテーマと、同時期の作品
『out of noise』や『async』の音楽的方向性がサウンドトラックとして結実しています。
当時の坂本氏の環境活動とシンクロし、極寒の大地の響きを想起させるスピリチュアルな作品です。
最後の曲は、
11月29日発売されたLUNA SEAセルフカバー・アルバム『MOTHER』から
M-3 FACE TO FACE/LUNA SEA
1994年発売の『MOTHER』と1996年発売の『STYLE』のセルフカバー・アルバムが11月29日に
遂にリリース。
2019年リリースのアルバム『CROSS』でタッグを組んだ世界的プロデューサー、
スティーヴ・リリーホワイトがミックスエンジニアとして参加している。
ハードかつダークでデカダンな原曲のトーンを踏襲しつつ、エレクトロニクスを一新し、
更に傳田真央氏による美麗なコーラスワークが秀逸な、2023年ヴァージョンを
お聴きいただきました。
▼特設サイト
https://avex.jp/lunasea/mother_style/
みなさんからのメールをお待ちしております。
まで!
毎週抽選で5名の方に、番組ステッカーをプレゼントします。
ご希望の方は、必ず住所、氏名を書き添えて送ってください。
<お知らせ>
■LUNA SEA 『MOTHER』&『STYLE』2タイトルセルフカバーアルバム発売中!!
全曲フルリテイクのセルフカバーアルバムとして再びリリース!
前作アルバム『CROSS』に続き、グラミー賞6冠の世界的音楽プロデューサー
「スティーヴ・リリーホワイト」をミックスエンジニアとして起用。
詳細は特設サイトをご確認ください。
https://avex.jp/lunasea/mother_style/
■LUNA SEA 2大アルバム「MOTHER」「STYLE」のツアーを現代に再現する全国デュアルアリーナ
ツアー開催中!
詳細はLUNA SEAオフィシャルサイトをご確認ください。
https://www.lunasea.jp/news/LUN_news_20230529A
<日程>
10月7日(土) 神奈川・Kアリーナ横浜
MOTHER OF LOVE, MOTHER OF HATE
[開場16:30 開演18:00] ※終了
10月8日(日) 神奈川・Kアリーナ横浜
UN ENDING STYLE
[開場15:30 開演17:00] ※終了
11月4日(土) 福岡・マリンメッセ福岡B館
MOTHER OF LOVE, MOTHER OF HATE
[開場17:00 開演18:00] ※終了
11月5日(日) 福岡・マリンメッセ福岡B館
UN ENDING STYLE
[開場16:00 開演17:00] ※終了
12月2日(土) 宮城・ゼビオアリーナ仙台
MOTHER OF LOVE, MOTHER OF HATE
[開場17:00 開演18:00] ※終了
12月3日(日) 宮城・ゼビオアリーナ仙台
UN ENDING STYLE
[開場16:00 開演17:00] ※終了
12月16日(土) 愛知・日本ガイシホール
MOTHER OF LOVE, MOTHER OF HATE
[開場17:00 開演18:00] ※終了
12月17日(日) 愛知・日本ガイシホール
UN ENDING STYLE
[開場16:00 開演17:00] ※終了
12月30日(土) 大阪・大阪城ホール
MOTHER OF LOVE, MOTHER OF HATE
[開場18:00 開演19:00]
12月31日(日) 大阪・大阪城ホール
UN ENDING STYLE -COUNTDOWN SPECIAL-
[開場21:00 開演22:00]
■日本テレビ系列「発表!今年イチバン聴いた歌~年間ミュージックアワード 2023~」に
LUNA SEAが生出演!!
12月27日(水) 19:00~22:54 生放送
https://www.ntv.co.jp/music-award/
12月27日(水) 19:00~22:54 生放送
■「FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2023」LUNA SEAの出演!!
FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2023
開催日:2023年12/27(水)、28(木)、29(金)
会場:インテックス大阪
※LUNA SEAは12/28(木)の出演となります。
■2023年初頭にワンダーホール横浜の協力の下、新年特別企画として実現したSHAG 2Days LIVE
「TINY JAM 2024」開催!!
開催日:ワンダーウォール横浜
2024年1月6日(土) ゲスト:類家心平
2024年1月7日(日) ゲスト:パトリック・バートリー
会場:
[1st SET : 15:00 (14:00開場)]
[2nd SET : 19:00 (18:00開場)]
https://tiget.net/events/281651
■MORRIE 還暦記念祭
MORRIE 60th Birthday Celebration~FLESH FATE FESTIVAL~ SUGIZO 出演決定!!
開催日:2024年3月2日(土)
会場:EX THEATER ROPPONGI
[開場16:30 開演17:00]
https://sugizo.com/contents/138420
■2024年4月12日(金)に開催されるネオジャパネスクの公演にSUGIZOのゲスト出演!!
チケット販売の詳細は後日お知らせします。
[開場 18:00 開演 19:00]
会場:中日ホール(名古屋)
https://chunichi-hall.jp/schedule/schedule_openingevents.html
■2022年SUGIZOが始動した、環境への配慮、カーボン・ニュートラルへの揺るぎなき行動と同時に、
高い美意識とを両立させた、ロックなエシカル・ファッションを提唱するアパレル・ブランド
「THE ONENESS」。
4th Collectionが発表された。