
第125回目の放送はいかがでしたか?
今回は10/29に惜しまれつつこの世を去ったX JAPANのベーシスト HEATH氏追悼として
お送りしました。
SUGIZOとバンド仲間として出逢って32年、バンドメイトとなって15年。
かけがえのない盟友でした。
既に伝説となっていたXへの加入組として、またその中での年下組として、お互いにシンパシーを
強く感じていました。
HEATH氏は誰よりもストイックで、鉄壁で、孤高のベースプレイヤーでした。
ステージでも絶対にミスをせず、誰よりも常に完璧でした。
X JAPANの音楽にかける情熱、執念ともいえるそのアティテュードに本当にリスペクトしか
ありませんでした。
改めて、HEATH氏のご冥福を心よりお祈り致します。
オンエアーした楽曲を改めて紹介しましょう。
オープニングは、2011年に配信された新生X JAPANを象徴する曲をお送りしました。
M-1 JADE/X JAPAN
YOSHIKIは、「アメリカとヨーロッパでの楽曲リリースは、X JAPANにとっての長年の夢でした。
音楽は計り知れない力を持っている。僕たちは音楽を通じて東洋と西洋のギャップに橋を架けられると
信じている。『JADE』がその最初の一歩になれればと願っている」とコメント。
北米での発売日が2011年3月15日と報じられていたが、3月11日に発生した東日本大震災の影響を
受け、延期された。その後の6月中旬に、ワールド・ツアーに合わせて28日に北米、ヨーロッパ、
中南米で同時に配信。アメリカiTunes Storeでは翌29日配信された。アメリカ、イギリス、スイス、
オランダ、イタリア、オーストリアでは、iTunesロックチャートにチャートイン、フランス、ドイツ、
フィンランドのiTunesロックチャートでトップ10入り、スウェーデン、スペインのロックチャートで
1位を記録。
「JADE」のPVは 、2010年1月7日と8日の2日間にわたってL.Aシアターにて、
9日にはコダックシアター屋上特設ステージにおいても撮影が敢行された。
この曲がSGZのX JAPANとしての初めてのレコーデンング参加曲で、すなわちHEATHとの正式な
初共演となった作品です。
この曲がリリース後、ほとんどライヴのオープニングを飾ってきました。世界中でHEATH氏とSGZは
ライヴが始まる高揚感を共有してきました。
この曲が流れると世界中の観客との感動が蘇ります。
▼JADE(PG version)/X JAPAN
https://youtu.be/mq4_xIewIxQ?si=2piOCOL-YWQEaUGM
続いては、
アルバム『And The Chaos is Killing Me』から、HEATHが参加した1曲です。
M-2 TELL ME WHY?/SUGIZO
2022年11月29日、Zepp Hanedaでソロ活動25周年を記念してHEATH氏、KenKen(RIZE, SHAG)、
佐藤タイジ(シアターブルック)等、豪華ゲストを迎えて行われた"SUGIZO 四半世紀祭 25th
ANNIVERSARY GIG"を完全収録したライヴ映像作品&ライヴアルバム。
SUGIZO曰く「2001年に作った曲なので、もう22年前。SGZ MUSICの重要な一曲であり、
今の僕が演奏すれば、時代を超えられるという自負があります。
オリジナルはLoriが歌い、2008年からはOrigaが歌ってくれました。
そして、今回はHEATHとChloeがゲストとして登場してくれ、最高のパフォーマンスを
してくれました」。
この日がHEAH氏と一緒に立った最後のステージとなってしまいました。
そして奇しくもその実況録音盤『And The Chaos is Killing Me』が彼の生前最後の正式な作品と
なってしまいました。
あのライヴをHEATH氏は本当に喜んでくれていました。楽しんでくれていました。
これからももっと一緒にいろいろやろうとSGZと意気投合していました。
あの最後のふたりのステージはSUGIZOは生涯忘れないでしょう。
感謝と共に。
▼TELL ME WHY? (Live At TOKYO/2022)/SUGIZO
https://youtu.be/IGkMITMVxKc?si=f3SUldrnaWcQp3Sv
最後は
<SGZ’s Rootsmusik>
このコーナーは、SUGIZOが大きく影響を受けた音楽を紹介します。
坂本龍一さん追悼として、デビューアルバムから年代を追って作品を
オンエアーしています。
2004年のアルバム『CHASM(キャズム) 』からデヴィッド・シルヴィアンとの共演
「World Citizen I won’t be disappointed」。
M-3 World Citizen - I won’t be disappointed」/坂本龍一&デヴィッド・シルヴィアン
オリジナル・アルバムとしては「スムーチー」以来9年ぶり。
「クラシカル」な音楽と「エレクトリカル」な音楽の融合を目指したアルバムで、反戦への思いが強く
現れている。坂本龍一は、地雷除去キャンペーンなどで反戦をすでに表明していたが、
自宅のあるニューヨークで、9.11アメリカ同時多発テロ事件を間近に経験し、
その後のイラク戦もあり、反戦の理想と現実の狭間に生じる怒り、悲しみ、挫折、不安、
そして希望といったものが坂本龍一なりに表現されている。
SUGIZO最愛のミュージシャン二人のコラボレーションはいつの時代も最高峰の音楽、アートとして
燦々と輝いています。
時代の空気を美しいメッセージソングとして見事に昇華したこの名曲は、永遠に魅力を
放ち続けるでしょう。
▼World Citizen I Won’t Be Disappointed( long version)/坂本龍一&David Sylvian
https://youtu.be/LlpSj6TlXJ4?si=Y-Pkxn87QoM0x40S
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<お知らせ>
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詳細はLUNA SEAオフィシャルサイトをご確認ください。
https://www.lunasea.jp/news/LUN_news_20230529A
<日程>
10月7日(土) 神奈川・Kアリーナ横浜
MOTHER OF LOVE, MOTHER OF HATE
[開場16:30 開演18:00] ※終了
10月8日(日) 神奈川・Kアリーナ横浜
UN ENDING STYLE
[開場15:30 開演17:00] ※終了
11月4日(土) 福岡・マリンメッセ福岡B館
MOTHER OF LOVE, MOTHER OF HATE
[開場17:00 開演18:00] ※終了
11月5日(日) 福岡・マリンメッセ福岡B館
UN ENDING STYLE
[開場16:00 開演17:00] ※終了
12月2日(土) 宮城・ゼビオアリーナ仙台
MOTHER OF LOVE, MOTHER OF HATE
[開場17:00 開演18:00]
12月3日(日) 宮城・ゼビオアリーナ仙台
UN ENDING STYLE
[開場16:00 開演17:00]
12月16日(土) 愛知・日本ガイシホール
MOTHER OF LOVE, MOTHER OF HATE
[開場17:00 開演18:00]
12月17日(日) 愛知・日本ガイシホール
UN ENDING STYLE
[開場16:00 開演17:00]
12月30日(土) 大阪・大阪城ホール
MOTHER OF LOVE, MOTHER OF HATE
[開場18:00 開演19:00]
12月31日(日) 大阪・大阪城ホール
UN ENDING STYLE -COUNTDOWN SPECIAL-
[開場21:00 開演22:00]
■「FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2023」LUNA SEAの出演決定!
FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2023
開催日:2023年12/27(水)、28(木)、29(金)
会場:インテックス大阪
※LUNA SEAは12/28(木)の出演となります。
■新年特別企画SHAG 2Days LIVE「TINY JAM 2024」決定!!
2023年初頭にワンダーホール横浜の協力の下、新年特別企画として実現したSHAG史上、
SUGIZOライブ史上最小スペースでのライヴを2024年も開催されます。
ゲストに類家心平(tp.1/6)、パトリック・バートリー(as. 1/7)を招いての2daysとなります。
詳細はこちらをご確認ください。
https://tiget.net/events/281651
■2022年SUGIZOが始動した、環境への配慮、カーボン・ニュートラルへの揺るぎなき行動と同時に、
高い美意識とを両立させた、ロックなエシカル・ファッションを提唱するアパレル・ブランド
「THE ONENESS」。
4th Collectionが発表された。