
第117回目の放送はいかがでしたか?
それではオンエアーした楽曲を改めて紹介しましょう。
オープニングは、
<The Marvelous Newmusik>
このコーナーは、SUGIZOが心揺さぶられた新世代のアーティスト、または新譜を紹介しています。
イギリス・マンチェスター出身トランペッター、バンドリーダー、作曲家、プロデューサーの
マシュー・ハルソール、
2023年9月8日リリースのアルバム『An Ever Changing View』から「Mountains, Trees and
Seas」。
M-1 Mountains, Trees and Seas/Matthew Halsall
マシュー・ハルソールが、新しいスタジオ・アルバム『An Ever Changing View』を発表。
本アルバムは、ジャズ、エレクトロニカ、グローバルなジャズと、スピリチュアル・ジャズを
ブレンド。
ハルソールが描くインストゥルメンタル・ジャズの第一人者としての地位を確立させた作品。
ハルソールは自身を特定の音楽シーンに身を置く事無く、独自の世界観で音楽を構築、
アルバム『An Ever Changing View』では、今までで最も実験的なスタイルで挑んだユニークな
作品となった。
「開放感と現実逃避の感覚」を捉え、ゼロから音楽制作に取り組みたいと考えた。
「リセットボタンを押せた事は真の音の探求に繋がった。」と彼はコメント。
6歳の頃から様々なビッグバンドでトランペットを演奏していたが、実はこっそりクラブに行き
クロスオーバーDJであるミスター・スクラフがファラオ・サンダースの「You've Got To Have
Freedom」をプレイするのを目撃したときにスイッチが入る。
「私はアリス・コルトレーンやスピリチュアル・ジャズのレコードだけでなく、当時爆発的に
盛り上がっていたDJカルチャー に夢中に。私はミスター・スクラフとジャイルス・ピーターソンの
ミックスをいつも聴くようになった」「これが私がやりたいこと、過去の影響を受けながらも現代的な
現在の形で何かをしたいのだと思ったのです」とハルソールはコメント。
あまりに美しいマシュー・ハルソールのスピリチュアル・ジャズはSUGIZOの理想の音。
80年代デヴィッド・シルヴィアンを彷彿させる至高の音響芸術と言えます。
▼Mountains, Trees and Seas/Matthew Halsall
https://youtu.be/hrInha7jGyA?si=CtrHozKuafTqtqC5
続いては、
<SGZ’s Rootsmusik>
このコーナーは、SUGIZOが大きく影響を受けた音楽を紹介します。
坂本龍一さん追悼としてデビューアルバムから年代を追って作品をオンエアしています。
今週は1996年発売のアルバム『1996』から。
M-2 1919/坂本龍一
『1996』は、YMO、ソロ、映画音楽まで代表曲の数々をピアノ、ヴァイオリン、チェロという
トリオ編成で再録音されたアルバム。
演奏はピアノが坂本、チェロがジャック・モレレンバウム。ヴァイオリンはエバートン・ネルソンが
ほとんど演奏。
ヴァイオリンを2曲だけ担当したデヴィッド・ナディアンは、ニューヨーク交響楽団の
首席ヴァイオリニストだった。坂本は彼が弾く最初の音を聴いただけで腰を抜かした。
アルバムのタイトルは、リリースが「1996年」であることから命名された。
坂本のアルバムの中で初めてレコーディングからマスタリングまでフルデジタルで行われ、
アナログによる作業箇所が存在しない。
「1919」は本アルバムで唯一のオリジナル曲。バックに流れる音声は、
ウラジミール・レーニンによるスピーチで、ラップの位置づけで利用している。
曲のタイトルはこのスピーチが、1919に行われたものだったことから付けられた。
ドラムなしでテクノ的な表現を試みている。
坂本流ミニマル・ミュージックと言えるこのラディカルな曲は、
90年代後半のSGZに大きな影響を与えました。
この初のトリオアルバムをキッカケに坂本氏はセルフカバーという表現手段を
晩年まで重要視し続けました。
▼1919/坂本龍一
https://youtu.be/ztXJQ_ZX-rs?si=dKDO-jgV7Q9CSdnU
最後の曲は、アルバム『And The Chaos Is Killing Me』からSUGIZO「Nova Terra」。
M-3 Nova Terra/SUGIZO
『And The Chaos Is Killing Me』は、2022年11月29日、Zepp Hanedaでソロ活動25周年を
記念してHEATH(X JAPAN)、KenKen(RIZE, LIFE IS GROOVE, ComplianS, FAB4, SHAG)、
佐藤タイジ(シアターブルック, ComplianS)等、豪華ゲストを迎えて行われた"SUGIZO 四半世紀祭
25th ANNIVERSARY GIG"を完全収録したライヴ映像作品&ライヴアルバム。
この楽曲「Nova Terra」は、縄文のイメージを発端に、水、太古から生きている木々、
霧がかった空といった自然の畏怖を感じながら、波紋のように広がっていくギターの響きによって、
生命の気、うねり、エネルギーを感じながら生み出されました。
▼Nova Terra(MV)/SUGIZO
https://youtu.be/q-mTYRAK-Vw?si=zZEKCE6YB20xwMRu
みなさんからのメールをお待ちしております。
まで!
毎週抽選で5名の方に、番組ステッカーをプレゼントします。
ご希望の方は、必ず住所、氏名を書き添えて送ってください。
<お知らせ>
■11/29発売のLUNA SEAセルフカヴァーアルバム『MOTHER』&『STYLE』のリリースに先駆け
「LOVELESS」&「G.」を先行配信中!
MVも公開されています!!
アルバム詳細:https://avex.jp/lunasea/mother_style/
LUNA SEA公式YouTube:http://www.youtube.com/@lunaseaofficial
■LUNA SEA 『MOTHER』&『STYLE』2タイトルセルフカバーアルバム、
2023年11月29日(水)同時発売!!
全曲フルリテイクのセルフカバーアルバムとして再びリリースされることが決定!
前作アルバム『CROSS』に続き、グラミー賞6冠の世界的音楽プロデューサー
「スティーヴ・リリーホワイト」をミックスエンジニアとして起用。
詳細は特設サイトをご確認ください。
https://avex.jp/lunasea/mother_style/
■LUNA SEAファンクラブ会員限定プレミアムトークイベント「SLAVE MEETING 2023」
12月23日(土) 開催決定!!
詳細は順次公開されます。乞うご期待!!
https://www.lunasea.jp/news/LUN_news_20231107
SLAVE MEETING 2023
日時:2023年12月23日(土)
会場:Zepp Haneda (TOKYO)
■ LUNA SEA 2大アルバム「MOTHER」「STYLE」のツアーを現代に再現する全国デュアルアリーナ
ツアー開催中!
詳細はLUNA SEAオフィシャルサイトをご確認ください。
https://www.lunasea.jp/news/LUN_news_20230529A
<日程>
10月7日(土) 神奈川・Kアリーナ横浜
MOTHER OF LOVE, MOTHER OF HATE
[開場16:30 開演18:00] ※終了
10月8日(日) 神奈川・Kアリーナ横浜
UN ENDING STYLE
[開場15:30 開演17:00] ※終了
11月4日(土) 福岡・マリンメッセ福岡B館
MOTHER OF LOVE, MOTHER OF HATE
[開場17:00 開演18:00] ※終了
11月5日(日) 福岡・マリンメッセ福岡B館
UN ENDING STYLE
[開場16:00 開演17:00] ※終了
12月2日(土) 宮城・ゼビオアリーナ仙台
MOTHER OF LOVE, MOTHER OF HATE
[開場17:00 開演18:00]
12月3日(日) 宮城・ゼビオアリーナ仙台
UN ENDING STYLE
[開場16:00 開演17:00]
12月16日(土) 愛知・日本ガイシホール
MOTHER OF LOVE, MOTHER OF HATE
[開場17:00 開演18:00]
12月17日(日) 愛知・日本ガイシホール
UN ENDING STYLE
[開場16:00 開演17:00]
12月30日(土) 大阪・大阪城ホール
MOTHER OF LOVE, MOTHER OF HATE
[開場18:00 開演19:00]
12月31日(日) 大阪・大阪城ホール
UN ENDING STYLE -COUNTDOWN SPECIAL-
[開場21:00 開演22:00]
■「FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2023」LUNA SEAの出演決定!
FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2023
開催日:2023年12/27(水)、28(木)、29(金)
会場:インテックス大阪
※LUNA SEAは12/28(木)の出演となります。
■新年特別企画SHAG 2Days LIVE「TINY JAM 2024」決定!!
2023年初頭にワンダーホール横浜の協力の下、新年特別企画として実現したSHAG史上、
SUGIZOライブ史上最小スペースでのライヴを2024年も開催されます。
ゲストに類家心平(tp.1/6)、パトリック・バートリー(as. 1/7)を招いての2daysとなります。
詳細はこちらをご確認ください。
https://tiget.net/events/281651
■2022年SUGIZOが始動した、環境への配慮、カーボン・ニュートラルへの揺るぎなき行動と同時に、
高い美意識とを両立させた、ロックなエシカル・ファッションを提唱するアパレル・ブランド
「THE ONENESS」。
4th Collectionが発表された。