
第103回目の放送はいかがでしたか?
それではオンエアーした楽曲を改めて紹介しましょう。
オープニングは、
<The Marvelous Newmusik>
このコーナーは、SUGIZOが心揺さぶられた新世代のアーティスト、または新譜を
紹介しています。
6月21日に発売になったPat Methenyの『Dream Box』から「Ole & Gard」をオンエアー。
M-1 Ole & Gards/Pat Metheny
グラミー賞を12部門で合計20回受賞し、膨大な数の音源を発表してきたパット・メセニー。
6月21日発売の最新作『DREAM BOX』は、今までの作品とは異なる意味合いを持つ作品となった。
様々な時期にレコーディングをし、彼のフォルダの中にしまい込まれていた楽曲たちを紡ぎながら
一つの作品にまとめあげた。
様々なギター・サウンドを記録したこの最新作『DREAM BOX』、このタイトルには、複数の意味が
込められているという。"Box"はジャズにおけるスラングでホロウ・ボディのギターを
意味し、"Dream"は、メセニーの特異なイマジネーションと「夢の論理」を表現したもの。
このアルバムに関して、パット・メセニーは下記のようなコメントを寄せている。
「私は、新しい曲、新しい(あるいは古い)ギター、スタンダードな曲、あるいは新しい何かを
試すために、よく様々な楽曲や音源をレコーディングしておくんだけど、
そういった音源を格納しているフォルダは、正直なところ二度と聴くことができないように
隠しておくことが多い。私はよく、自分の事を「アウトプットで生きている」と表現しているが、
通常だと私には何かをインプットする時間がほとんどない、というのが正直なところなんだ。
しかし、それがツアーとなると、バスでの移動中やホテルの部屋の中など、1日のうちで自由な
時間が増えてくる。ここ1年は世界各地で約160回の公演があり、
ツアーに出かける時が多い年だったから、その時間を利用して、何か面白い音源はないかと、
ドライブの中にひっそりと隠れていた、忘れられたフォルダの中身を漁っていたんだ」
SUGIZOが大リスペクトするトップ・ギタリストの新作は深く広大な世界観が圧倒的なあまりに
美しいアルバム。
その無限の創造性にただただ敬服するばかりです。
▼Ole & Gards/Pat Metheny
<SGZ’s Rootsmusik>
坂本龍一さんを偲び時代を追ってSUGIZOが愛する楽曲を紹介しています。
今週は1986年の6枚目のソロ『未来派野郎』から「Ballet Mecanique」。
M-2 Ballet Mecanique/坂本龍一
Ballet Mecanique 作詞:矢野顕子 翻訳:ピーター・バラカン
曲名は、ジョージ・アンタイルの代表作からとられた。
時計が時を刻む音や、カメラのフィルムを巻き取る音などをサンプリングしてリズムを
組み立てている。
ヴォーカルはバーナード・ファウラー。バッキング・ギターは、パール兄弟の窪田晴男、
ギター・ソロは鈴木賢司のプレイ数テイクをサンプリングし継ぎ接ぎしたもの。
坂本から鈴木へのギターの注文は「熱暴走を起こしてメーターが振り切ってる感じで、
火がついたようにタガが外れた感じで弾きまくっちゃっていいから」。
アルバム『メディア・バーン・ライヴ』にはライブ・ヴァージョンが収録。
本作レコーディングに入る前、坂本はロックのドライブ感の参照として、レッド・ツェッペリンの
全アルバムを聴き直している。
ビル・ラズウェルが、直前に参加したパブリック・イメージ・リミテッドのアルバム『ALBUM』での
セッションにおいて、レコーディングの合間にツェッペリンを流し、
参加メンバーの意識を方向付けていた事の流れを汲んだもので、結果としてそれまでの坂本の作品中
最もロック色の濃い仕上がりとなった。
80年代を象徴するサウンドが凝縮した『未来派野郎』。特にこの「Ballet Mecanique」の
ポップ性とインダストリアル感の融合、
そして荒れ狂うギターにSUGIZOは大いに影響を受けました。
SGZのギターサウンドの礎がここに見て取れます。
▼Ryuichi Sakamoto Official YouTube Channel
https://www.youtube.com/@RyuichiSakamotoArchive/
最後の曲は、7月5日発売のSUGIZO『And The Chaos Is Killing Me』からお送りしました。
M-3 TELL ME WHY NOT PSYCHEDELIA?/SUGIZO
2022年11月29日、ソロ活動25周年を記念して
HEATH(X JAPAN)、KenKen(SHAG, RIZE, LIFE IS GROOVE, ComplianS,)、
佐藤タイジ(シアターブルック, ComplianS)等、豪華ゲストを迎えて行われた
“SUGIZO 四半世紀祭 25th ANNIVERSARY GIG”を完全収録!
『And The Chaos Is Killing Me』は、2022年11月にソロ活動25周年を記念して行われた
“SUGIZO 四半世紀祭25th ANNIVERSARY GIG”を完全収録した映像作品/ライヴアルバム作品。
このライヴでは使用した全楽器を水素燃料電池で発電、さらにこのライヴ作品のミックスでも
水素燃料電池を使用して行われた。
JUNO REACTORのリミックスによる本曲はSGZのライヴでも重要な位置を占めるサイケデリック・
トランス・トラック。ライヴでは激しいギター表現がこの上なくスリリングなモーメントを
創出します。
▼TELL ME WHY NOT PSYCHEDELIA? (Remix by Juno Reactor)/SUGIZO
みなさんからのメールをお待ちしております。
sugizo@fmyokohama.jp
まで!
<お知らせ>
■ソロ活動25周年記念LIVE DISC『And The Chaos is Killing Me』発売中!!
本作は2022年11月29日、Zepp Hanedaでソロ活動25周年を記念して
HEATH(X JAPAN)、KenKen(SHAG, RIZE, LIFE IS GROOVE, ComplianS)、
佐藤タイジ(シアターブルック, ComplianS)等、豪華ゲストを迎えて行われた“SUGIZO 四半世紀祭
25th ANNIVERSARY GIG”を完全収録!
https://sugizo.com/feature/a_t_c_i_k_m
■音楽の多様性・可能性に満ちたヴァイブラントなライヴ・ジャム・シリーズ
「WHAT IS JAM? Vol.8 “THE 1st ANNIVERSARY”」が8月11日(金・祝) 開催決定!
日本ジャムバンドシーンの雄 Special Others、ジェンベ・マスター オマール・ゲンデファル率いる
アフロビートバンド Afro Begue、鬼才・別所和洋を中心としたネオソウルバンド =
パジャマで海なんかいかない。ステージには映像作家・高岡真也によるVJも導入。
さらに、メインステージから独立したブースでは、モジュラーシンセサイザー界を牽引する
HATAKEN、坪口昌恭など名だたるモジュラーシンセ・アーティスト達のセッションも予定!!
チケット発売中!
https://sugizo.com/news/detail/621
■9月2日、3日に開催される 苫小牧の魅力的なロケーションを活かした複合型エンターテインメント
イベント
「TOMAKOMAI MIRAI FEST 2023」にSUGIZOの出演決定‼
※SUGIZOは9月2日(土)出演となります。
詳細はこちらをご確認ください。
http://miraifest-tomakomai.jp/
■北國新聞赤羽ホールにて、立川直樹氏プロデュースによる
SHAG meets カルメン・マキ「TIMELESS TRIP」と、SUGIZO×HATAKEN feat. Logic
System(松武秀樹)「HEAVEN」開催決定!
チケット発売中!
<日程>
9月8日(金) SHAG meets カルメン・マキ「TIMELESS TRIP」
https://hk-event.jp/event/ev_detail.php?ed_no=2329
9月9日(土) SUGIZO×HATAKEN feat. Logic System(松武秀樹)「HEAVEN」
https://hk-event.jp/event/ev_detail.php?ed_no=2328
会場:北國新聞赤羽ホール
■毎年恒例となっているSUGIZOファンクラブ限定「SOUL’S MATE 温泉TOUR 2023」開催決定!
<日程>
第一回目:2023年10月13日(金)~10月14日(土)
第二回目:2023年10月14日(土)~10月15日(日)
開催地:福島県内
お申し込み方法等の詳細は後日発表します。
■ LUNA SEA 2大アルバム「MOTHER」「STYLE」のツアーを現代に再現する全国デュアルアリーナ
ツアー、今秋10月より開催決定!詳細はLUNA SEAオフィシャルサイトをご確認ください。
https://www.lunasea.jp/news/LUN_news_20230529A
■YOSHIKI、HYDE、SUGIZO、MIYAVIによる新バンド「THE LAST ROCKSTARS」が誕生!
デビューシングル「THE LAST ROCKSTARS(Paris Mix)」全世界配信リリース。
YouTubeにてMV公開中!!
■2022年SUGIZOが始動した、環境への配慮、カーボン・ニュートラルへの揺るぎなき行動と
同時に、高い美意識とを両立させた、ロックなエシカル・ファッションを提唱するアパレル・
ブランド「THE ONENESS」。
3rd Collectionとなる2023 SUMMER&AUTUMN商品掲載中です。
是非ご覧ください!!