第97回目の放送はいかがでしたか?
それではオンエアーした楽曲を改めて紹介しましょう。
オープニングは、
<SGZ’s Recent Favorite>
このコーナーは、古今東西カテゴリー関係無く、SUGIZOが現在ハマっている音楽を
紹介していきます。
今週は、先日ジャパンツアーのために来日していたThe 1975のアルバム
『外国語での言葉遊び』から「Oh Caroline」。
M-1 Oh Caroline/The 1975
『外国語での言葉遊び』(Being Funny in a Foreign Language) は、
2022年10月に発売されたThe 1975の5枚目のスタジオ・アルバム。
レコーディングは、イギリス・バースにあるピーター・ガブリエルが建てた、農園をイメージした
スタジオ、リアル・ワールド・スタジオに3ヶ月滞在し、ニューヨークのエレクトリック・レディ・
スタジオでもレコーディングされた。
初めて外部プロデューサーとしてジャック・アントノフ(テイラー・スウィフト、ラナ・デル・レイ
等)を迎えている。
イギリスでは全5作のアルバムが1位に輝いている。
マシュー「僕たちは、同級生だった。10年ぐらい前から、一緒に育った仲間で音楽を始めたんだ。
クラスは別々だったんだけどね。僕たちの学校はわりとスポーツが盛んな学校で、そんな中で音楽に
興味を持つ子たちだけで集まって、スクール・バンドを組んで練習していた。それが僕たちの唯一の
表現方法になっていったんだ」
今や英国を代表するロックバンドに成長したThe 1975。
80年代英国ポップ、シンセポップ、90年代オルタナティヴ、オーガニック、ダンス、と、
カテゴリーを超えたありとあらゆる音楽エッセンスを消化している、
極めて現代的バンドサウンドはSUGIZOも大のお気に入りです。
先日の来日公演も素晴らしいパフォーマンスを連日披露してくれました。
▼Oh Caroline(Official Video)/The 1975
続いては、
<SGZ’s Rootsmusik>
このコーナーは、SUGIZOが大きく影響を受けた音楽を紹介します。
坂本龍一氏の逝去を偲び、しばらくは時代を追ってSUGIZOが愛する坂本楽曲を紹介していきます。
今週は、1981年のアルバム『左うでの夢』から「Tell’em To Me」
M-2 Tell’em To Me/坂本龍一
『左うでの夢』(LEFT HANDED DREAM)は、3作目のオリジナルアルバム。
「歌はうまさじゃなく声色、ヘタでも自己表現としては音楽の中で最高のもの」ということで、
坂本龍一のヴォーカルが大々的にフィーチャーされている(10曲中6曲がヴォーカル曲)。
1、2作目と比較するとシンプルなメロディー構成の曲が増え、和音よるバッキングやカデンツ
(終止形)を避けるなど、西洋音楽のボキャブラリーからの脱却がモチーフになっている。
またファンク的なリズムを意識的に避けること、「祭りの音楽」がコンセプトとしてあった。
制作には、キング・クリムゾンのエイドリアン・ブリュー、高橋幸宏、細野晴臣、仙波清彦が
参加した。
タイトルは、矢野顕子が「左うでの夢」を提案したところ、それが採用された(坂本は左利き)。
『B-2 UNIT』はアンチYMOな、極めてラディカルで実験的作品でした。
本作もエクスペリメンタル・ミュージックが根幹にありつつも、より歌を重視しポップさを併せ持つ
アルバムとなっています。
何より前作と違いYMOメンバー参加が嬉しいところです。
土屋昌巳の1stアルバム『RICE MUSIC』然り、この時期80年代前半の最先端音楽はアジア的、
エキゾチシズム的感覚が顕著でした。
SUGIZOが大リスペクトするエイドリアン・ブリューの参加がまた素晴らしいケミストリーを
生んでいます。SGZは数々の坂本作品のギターから大いに影響を受けてきました。
▼Tell’em To Me (Audio)/坂本龍一
最後の曲は、SUGIZO『愛と調和』から「Nova Terra」。
M-3 Nova Terra/SUGIZO
『愛と調和』は2020年12月に発売されたオリジナル・アルバム。
コロナ禍で分断が加速し、利己主義の果てに疲弊しきっている現代社会に投下したヒーリング
ミュージック。
本作に収録されている「Nova Terra」は縄文文化、そして屋久島の大自然からインスパイアされて
生まれた楽曲。
アルバムのアートワーク、そしてこの曲のMVも、屋久島にて撮影されました。
悠久の時を生きる屋久杉。苔むす神秘の森。生い茂る命。聖なる水。大いなる屋久島の波動。
唯一無二のロケーションから世界へ発信されるSUGIZOのスピリチュアリティー。太古の叡智。
アルバム『愛と調和』のテーマを凝縮した至高の一曲です。
▼Nova Terra / SUGIZO
みなさんからのメールをお待ちしております。
まで!
<お知らせ>
■ソロ活動25周年記念LIVE DISC『And The Chaos is Killing Me』
7月5日(水) 発売決定!!
本作は2022年11月29日、Zepp Hanedaでソロ活動25周年を記念して
HEATH(X JAPAN)、KenKen(SHAG, RIZE, LIFE IS GROOVE, ComplianS)、佐藤タイジ
(シアターブルック, ComplianS)等、豪華ゲストを迎えて行われた
“SUGIZO 四半世紀祭 25th ANNIVERSARY GIG”を完全収録!
さらに発売に伴うキャンペーンも決定!
大阪・名古屋・東京にて購入者特典のサイン会を実施します。
詳細は特設サイトをご覧ください。
https://sugizo.com/feature/a_t_c_i_k_m
■LIVE DISC『And The Chaos is Killing Me』リリース記念TOUR
SUGIZO TOUR 2023 「Rest in Peace & Fly Away ~And The New Chaos is Saving You~」
開催決定!
コロナ禍の影響もあり、ソロツアーとしては約5年ぶりの開催となる今回は、MaZDA、よしうら
けんじ、komaki、ZAKROCKから成るSUGIZO COSMIC DANCE QUINTETに加え、
Chloe(パジャマで海なんかいかない)が参加!!
2023年型SGZ MUSICを是非体験してください!!!!
<日程>
7月3日(月) 新宿ReNY (FC Only)
7月5日(水) 大阪 ESAKA MUSE
7月6日(木) 名古屋 Electric Lady Land
7月10日(月) 東京 Zepp DiverCity
https://sugizo.com/feature/tour2023
■SUGIZO ソロデビュー25周年記念BEST盤『THE COMPLETE SINGLE COLLECTION』発売中
(2022年11月23日(水・祝))
最新のセンス&スキルで新たにMixし直した7曲を含む全シングル 30曲を収録!!
唯一無二の宇宙的SGZ MUSICの集大成を、その軌跡を是非体感してください!
「初回限定盤」と「通常盤」の2形態で発売され、「初回限定盤」はSHM-CD3枚組と楽曲解説、
インタヴューなどブックレッットが付いた特殊LPジャケット仕様。
https://sugizo.com/feature/sugizo25th
■YOSHIKI、HYDE、SUGIZO、MIYAVIによる新バンド「THE LAST ROCKSTARS」が誕生!
デビューシングル「THE LAST ROCKSTARS(Paris Mix)」全世界配信リリース。
YouTubeにてMV公開中!!
■2022年SUGIZOが始動した、環境への配慮、カーボン・ニュートラルへの揺るぎなき行動と
同時に、高い美意識とを両立させた、ロックなエシカル・ファッションを提唱する
アパレル・ブランド「THE ONENESS」。
2nd Collectionとなる2022-23 AUTUMN &WINTER 商品掲載中です。
是非ご覧ください!!
地球にも肌にも優しい無添加石鹸を展開するAprès la pluie(アプレ ラ プリュイ)と
「THE ONENESS」のコラボレーションアイテム、ウクライナ難民支援チャリティー石鹸
「HIMAWARI Soap」が発売!
https://apreslapluiejp.stores.jp/items/6425473a6cb68c004d82c70a