
第96回目の放送はいかがでしたか?
それではオンエアーした楽曲を改めて紹介しましょう。
オープニングは、
<SGZ’s Recent Favorite>
このコーナーは、古今東西カテゴリー関係無く、SUGIZOが現在ハマっている音楽を
紹介していきます。
今週は、来日公演も大盛況だったKurt Rosenwinkel & Jean Paul Brodbeckの
「Valse In C Sharp minor(op64、No2) /ワルツ 第7番 嬰ハ短調 作品64の2」をご紹介します。
M-1 Valse In C Sharp minor(op64、No2) /ワルツ 第7番 嬰ハ短調 作品64の2
/Kurt Rosenwinkel & Jean Paul Brodbeck
カート・ローゼンウィンケルの新作は、スイス人ピアニスト ジャン・ポール・ブロードベックが
アレンジとプロデュースを手掛けたカルテット編成のフレデリック・ショパン曲集。
2022年4月22日に発売になった。
日本でも人気の高い「24の前奏曲」を中心に「練習曲作品10第6番」や「夜想曲7番27-1」などから
構成された今作で、ブロードベックのトリオの若手スイス人ベーシスト ルーカス・トラクセルと、
ブラッド・メルドー・トリオのドラマーとして知られるホルヘ・ロッシを擁したカルテットは、
自由な発想でショパンを解釈している。
ショパンのメロディを自分らしく歌い上げるカートのギタープレイには新鮮な驚きがある。
クラシックのジャズアレンジ作品の域を超え、カート・ローゼンウィンケルのジャズに変貌を遂げた
ショパン楽曲。日本版限定ボーナストラック一曲収録。
ここ10年程、SUGIZOの最も敬愛するギタリストがこのカート・ローゼンウィンケル。
あまりに素晴らしかった今回のBlue Note Tokyo公演で念願の生演奏を体験してきました。
その後、二人は邂逅し意気投合。新たな出会いに期待が高まります。
▼The Chopin Project: Valse in C-sharp minor (Op. 64, No. 2)
続いては、
<SGZ’s Rootsmusik>
このコーナーは、SUGIZOが大きく影響を受けた音楽を紹介します。
坂本龍一氏の逝去を偲び、毎週時代を追ってSUGIZOが愛する坂本楽曲を紹介していきます。
今週は1980年リリースの『B-2 Unit』から「thatness and thereness」。
M-2 thatness and thereness/坂本龍一
『B-2 UNIT』は、1980年YMO人気が過熱する中に発売となった坂本龍一の2作目のオリジナル
アルバム。
共同プロデュースはパス・レコードの後藤美孝。その当時勃興してきた“ダブ”のテクニックを
全編徹底的に使っている。
前アルバム『千のナイフ』が西洋音楽のボキャブラリーを多分に使っていたのに対し、
このアルバムではメロディーの音色にノイズを混ぜたり、音色の変化そのものが曲である、
というように、より音の在り方・音色自体に焦点が合わせられている。
ギタリストとしてXTCのアンディ・パートリッジやグンジョーガクレヨンの組原正、大村憲司、
エンジニアとしてデニス・ボーヴェル等が参加。
レコーディングは東京とロンドンで行われた。
「thatness and thereness」は、ソロアルバムでは初の、坂本によるヴォーカル曲。
タイトルは「それが何に見えるか、それがどこに見えるか」という心理学用語。歌詞は、
坂本が学生運動をやっていた時の記憶に残っている光景を基に作られた。
SUGIZOも大きく影響を受けたこの2ndアルバムは後にテクノのバイブルとされている名盤です。
ノイズ、ダブ、アヴァンギャルド、そしてそこにポップ性を併せ持つ、今の感覚で聴いても
全く経年劣化を感じない奇跡のアルバム。
SGZの2016年の問題作『音』はこの『B-2 UNIT』の存在感からも着想を得ています。
▼坂本龍一公式サイト
最後の曲は、SUGIZO『愛と調和』から、「Childhood’s End」。
M-3 Childhood’s End/SUGIZO
2020年発売のオリジナルアルバム『愛と調和』に収録。
制作時の仮タイトルが「Salvation」(=救済)だっだ。今の社会の息苦しさを嘆きつつも、慈しみ、
無償の愛というものが込められた楽曲。
『愛と調和』中で、最も現世を引きずっている、そんなイメージの曲です。
「現世」を言い換えるならば、肉体と時間という三次元に閉じ込められて物質主義社会、
資本主義社会を生き抜かなければならないこの世界。そこで悲鳴を上げている、
嘆いているという、悲しみの淵から曲のイメージが生まれてきました。
本当は、そこからアセンション(次元上昇)して、次のレベルにいきたい、
そこには光が見えていて、意識は向いているんだけれども、まだ現世から抜け出せないという、
嘆きの歌です。
タイトルはアーサー・C・クラークの金字塔「幼年期の終わり」からの引用です。
▼Childhood’s End/SUGIZO
みなさんからのメールをお待ちしております。
まで!
<お知らせ>
■ソロ活動25周年記念LIVE DISC『And The Chaos is Killing Me』
7月5日(水) 発売決定!!
本作は2022年11月29日、Zepp Hanedaでソロ活動25周年を記念して
HEATH(X JAPAN)、KenKen(SHAG, RIZE, LIFE IS GROOVE, ComplianS)、佐藤タイジ
(シアターブルック, ComplianS)等、豪華ゲストを迎えて行われた
“SUGIZO 四半世紀祭 25th ANNIVERSARY GIG”を完全収録!
さらに発売に伴うキャンペーンも決定!
大阪・名古屋・東京にて購入者特典のサイン会を実施します。
詳細は特設サイトをご覧ください。
https://sugizo.com/feature/a_t_c_i_k_m
■LIVE DISC『And The Chaos is Killing Me』リリース記念TOUR
SUGIZO TOUR 2023 「Rest in Peace & Fly Away ~And The New Chaos is Saving You~」
開催決定!
コロナ禍の影響もあり、ソロツアーとしては約5年ぶりの開催となる今回は、MaZDA、よしうら
けんじ、komaki、ZAKROCKから成るSUGIZO COSMIC DANCE QUINTETに加え、
Chloe(パジャマで海なんかいかない)が参加!!
2023年型SGZ MUSICを是非体験してください!!!!
<日程>
7月3日(月) 新宿ReNY (FC Only)
7月5日(水) 大阪 ESAKA MUSE
7月6日(木) 名古屋 Electric Lady Land
7月10日(月) 東京 Zepp DiverCity
https://sugizo.com/feature/tour2023
■SUGIZO ソロデビュー25周年記念BEST盤『THE COMPLETE SINGLE COLLECTION』発売中
(2022年11月23日(水・祝))
最新のセンス&スキルで新たにMixし直した7曲を含む全シングル 30曲を収録!!
唯一無二の宇宙的SGZ MUSICの集大成を、その軌跡を是非体感してください!
「初回限定盤」と「通常盤」の2形態で発売され、「初回限定盤」はSHM-CD3枚組と楽曲解説、
インタヴューなどブックレッットが付いた特殊LPジャケット仕様。
https://sugizo.com/feature/sugizo25th
■YOSHIKI、HYDE、SUGIZO、MIYAVIによる新バンド「THE LAST ROCKSTARS」が誕生!
デビューシングル「THE LAST ROCKSTARS(Paris Mix)」全世界配信リリース。
YouTubeにてMV公開中!!
■2022年SUGIZOが始動した、環境への配慮、カーボン・ニュートラルへの揺るぎなき行動と
同時に、高い美意識とを両立させた、ロックなエシカル・ファッションを提唱するアパレル・
ブランド「THE ONENESS」。
2nd Collectionとなる2022-23 AUTUMN &WINTER 商品掲載中です。
是非ご覧ください!!
地球にも肌にも優しい無添加石鹸を展開するAprès la pluie(アプレ ラ プリュイ)と
「THE ONENESS」のコラボレーションアイテム、ウクライナ難民支援チャリティー石鹸
「HIMAWARI Soap」が発売!
https://apreslapluiejp.stores.jp/items/6425473a6cb68c004d82c70a