
第92回目の放送はいかがでしたか?
それではオンエアーした楽曲を改めて紹介しましょう。
オープニングは、
<The Marvelous Newmusik>
このコーナーは、SUGIZOが心揺さぶられた新世代のアーティスト、または新譜を紹介しています。
グラミー賞の最優秀新人賞、ジャズ・ヴォーカルの2部門を受賞した
23歳のSamara Joyを紹介しました。
M-1 Can’t Get Out Of This Mood/Samara Joy
NYブロンクス出身の次世代ジャズボーカリスト、Samara Joy(サマラ・ジョイ)。
祖父母はフィラデルフィアのゴスペル・グループで活躍、父親はシンガー、ソングライター、
プロデューサーという家系。
家族の伝統を受け継ぎ、教会で歌い、フォーダム芸術高校のジャズバンドで歌い、
高校のジャズコンペティションで最優秀ボーカリスト賞を受賞するなど10代からその実力を発揮。
NY州立大学のジャズ研究課程で音楽を学び、2019年にはサラ・ヴォーン国際ジャズボーカル
コンクールで優勝。
その後、クリスチャン・マクブライドやビル・チャーラップといったNYジャズ界の大物たちとの
共演を果たし、2021年、21歳にしてセルフタイトル・デビューアルバム『Samara Joy』を発表。
21歳にして品格と風格を感じる、深く、リッチでベルベットなボーカルでスタンダードナンバーを
まるで自分の曲のように難なく、巧みに歌いこなす姿を披露しNYジャズボーカル界を震撼させ、
翌2022年名門ジャズレーベルVerveより『Linger Awhile』をリリース。
グラミー賞新人賞、最優秀ジャズボーカルアルバム賞を受賞。
SUGIZOはサマラのような正統的ジャズシンガーがグラミーを受賞した事実に大いに
歓喜しています。
また彼女の盟友である超絶技巧ギタリスト、パスクァーレ・グラッソはSGZが大注目していた
新鋭で、今作でもその魅力を遺憾無く発揮しています。
▼Can’t Get Out Of This Mood (Official Studio Video)/Samara Joy
<SGZ’s Rootsmusik>
このコーナーは、SUGIZOが大きく影響を受けた音楽を紹介します。
1978年のデビュー・アルバム『Adolescent Sex(果てしなき反抗)』から、
JAPAN「Suburban Love」。
M-2 Suburban Love/JAPAN
南ロンドンのハイスクールに通っていたデヴィッド・シルヴィアンとミック・カーン、デヴィッドの
弟スティーヴ・ジャンセンの3人にリチャード・バルビエリ、ロブ・ディーンが加わり、
1977年春に結成されたJAPAN。
デビュー・アルバム『Adolescent Sex(果てしなき反抗)』は、翌1978年にドイツのアリオラ・
ハンザ・レーベルから発売された。
退廃的でグラマラスなルックスとサウンドで、イギリス本国よりも日本で圧倒的な話題となった。
デヴィッド・シルヴィアンは1stアルバムについて
「デビュー・アルバム『Adolescent Sex』は、後悔している。僕たちも若かったし、
ナイーヴだった。僕たちの周りにいる人たちが、このアルバムは出すべきではないと、
言うべきだった。セカンドアルバムこそファーストと言える」
SUGIZOが人生で最も大きく影響を受けたバンド、JAPANの1stアルバム。
デヴィッド・シルヴィアンは上記のように否定的な私見ですが、40年前の13歳の杉原少年にとって、
それはかけがえのないロック体験でした。
今の感覚で捉えてもこのグラムとファンクが濃密に絡む耽美なアルバムは、十分すぎるほど魅力に
満ちています。
▼Suburban Love/JAPAN
https://www.youtube.com/watch?v=l5QHnQy_OTE
最後の曲は、SUGIZO率いる戦慄のサイケデリック・ジャムバンド
SHAG 『THE PROTEST JAM』 から
M-3 Initiation of Rebellion/SHAG
4月7日、8日にBLUE NOTE TOKYO公演では
日本HipHop界のパイオニア、キングギドラがゲスト出演。
2002年にSUGIZOが結成し2020年、12年ぶりに再始動を果たしたSHAG。
2022年には結成20年目にして初のアルバム『THE PROTEST JAM』を、満を持してのリリース。
今年「JAZZ JAPANアワード2022 アルバム・オブ・ザ・イヤー:ニュー・ジャズ部門」を
受賞しました。
ロック、ジャズ、ファンク、パンク、ニューウェーヴ、フリー、アヴァンギャルド、ノイズ、
アンビエント、そしてダブ。
カテゴリーの枠を超え6人の鬼才が織りなす即興演奏のバトルロイヤルは、今最もドープで刺激に
満ちたまさに2020年代のジャズロックと言えます。
▼SHAG 『THE PROTEST JAM』Preview
みなさんからのメールをお待ちしております。
まで!
<お知らせ>
■ソロ活動25周年記念LIVE DISC『And The Chaos is Killing Me』
7月5日(水) 発売決定!!
本作は2022年11月29日、Zepp Hanedaでソロ活動25周年を記念して
HEATH(X JAPAN)、KenKen(SHAG, RIZE, LIFE IS GROOVE, ComplianS)、佐藤タイジ
(シアターブルック, ComplianS)等、豪華ゲストを迎えて行われた
“SUGIZO 四半世紀祭 25th ANNIVERSARY GIG”を完全収録!
さらに発売に伴うキャンペーンも決定!
大阪・名古屋・東京にて購入者特典のサイン会を実施します。
詳細は特設サイトをご覧ください。
https://sugizo.com/feature/a_t_c_i_k_m
■LIVE DISC『And The Chaos is Killing Me』リリース記念TOUR
SUGIZO TOUR 2023 「Rest in Peace & Fly Away ~And The New Chaos is Saving You~」
開催決定!
コロナ禍の影響もあり、ソロツアーとしては約5年ぶりの開催となる今回は、MaZDA、
よしうらけんじ、komaki、ZAKROCKから成る、SUGIZO COSMIC DANCE QUINTET
に加え、Chloe(パジャマで海なんかいかない)が参加!!
2023年型SGZ MUSICを是非体験してください!!!!
<日程>
7月3日(月) 新宿ReNY (FC Only)
7月5日(水) 大阪 ESAKA MUSE
7月6日(木) 名古屋 Electric Lady Land
7月10日(月) 東京 Zepp DiverCity
https://sugizo.com/feature/tour2023
■SUGIZO ソロデビュー25周年記念BEST盤『THE COMPLETE SINGLE COLLECTION』発売中
(2022年11月23日(水・祝))
最新のセンス&スキルで新たにMixし直した7曲を含む全シングル 30曲を収録!!
唯一無二の宇宙的SGZ MUSICの集大成を、その軌跡を是非体感してください!
「初回限定盤」と「通常盤」の2形態で発売され、「初回限定盤」はSHM-CD3枚組と楽曲解説、
インタヴューなどブックレッットが付いた特殊LPジャケット仕様。
https://sugizo.com/feature/sugizo25th
■YOSHIKI、HYDE、SUGIZO、MIYAVIによる新バンド「THE LAST ROCKSTARS」が誕生!
デビューシングル「THE LAST ROCKSTARS(Paris Mix)」全世界配信リリース。
YouTubeにてMV公開中!!
■2022年SUGIZOが始動した、環境への配慮、カーボン・ニュートラルへの揺るぎなき行動と
同時に、高い美意識とを両立させた、ロックなエシカル・ファッションを提唱するアパレル・
ブランド「THE ONENESS」。
2nd Collectionとなる2022-23 AUTUMN &WINTER 商品掲載中です。
是非ご覧ください!!
地球にも肌にも優しい無添加石鹸を展開するAprès la pluie(アプレ ラ プリュイ)と
「THE ONENESS」のコラボレーションアイテム、ウクライナ難民支援チャリティー石鹸
「HIMAWARI Soap」が発売!
https://apreslapluiejp.stores.jp/items/6425473a6cb68c004d82c70a