
ニューヨークからお送りした第85回目の放送はいかがでしたか?
それではオンエアーした楽曲を改めて紹介しましょう。
オープニングは、1956年のアルバム『Round About Midnight』から
M-1 Round Midnight/Miles Davis
マイルス・ディヴィスは、40年代末からジャズの第一線で活躍してきた偉大なミュージシャン。
このアルバムは、自身のバンドを率いてハードバップと呼ばれるジャズのスタイルを確立させた、
歴史的作品である。
当時まだ新人だったテナーサックスのジョン・コルトレーンをサイドマンに起用。
音楽的コンセプトにもとづいて演奏を推進させるというハードバップの理念を実現させた、
いわゆるフォービートジャズの典型ともいうべきものだ。
録音はほとんどリハーサルもせず、マイルスのカリスマ的指導力によって、ごく短期的に行われたという。
セロニアス・モンクの名曲が取りあげられているが、マイルスの斬新な解釈によって彼の代表曲と
なった。
NYの地でSUGIZOが最も想起するのが50年代にマイルス達新進気鋭のジャズマン達が闊歩し、
新しい音楽の扉を開き続けていた伝説の時代。
今回の旅も彼らが生きた軌跡を辿るように聖地巡礼の旅をしてきました。
▼Round Midnight(Official Audio)/Miles Davis
2曲目は、1981年のアルバム『ダブル・ファンタジー』から
M-2 Woman/John Lennon & Yoko Ono
「ウーマン」というタイトルが示す通り、妻のオノ・ヨーコや世の中の女性に対する思いが綴られた曲
である。
レノンは同年のインタビューで、「とある晴れた日の午後にバミューダで突然、女性が僕達のために
何をしてくれるのか思いついたんだ。」と語っている。また、本曲をレノンは「ガール」の成長した
バージョンだよ」とも説明している。
冒頭で聞かれるレノンの囁きは "For The Other Half Of The Sky." (「空のもう半分のために」)
という毛沢東の詩を引用した言葉であり、「世の女性に向けて歌いましょう」といった呼びかけでも
ある。
ジョンが死去した翌年の1981年に『ダブル・ファンタジー』からのセカンドシングルとして
リリースされた。
この四半世紀あまり、SUGIZOにとってNYの最も思い入れがあり愛おしい場所がダコタハウス、
そしてストロベリー・フィールズ。
この地でのジョンが生きた証を象徴する遺作『ダブル・ファンタジー』から、SGZの愛してやまない
この曲を紹介しました。
▼WOMAN (Ultimate Mix,2020)/John Lennon
最後の曲は、2018年リリースのベストアルバム『COSMOSCAPE Ⅱ』から
M-3 SLEEP AWAY/SUGIZO
『COSMOSCAPE Ⅱ』は、2008年リリースのベストアルバム『COSMOSCAPE』から10年、
その10年間のSUGIZO MUSICのコアである電子音楽、トランス、テクノ、アンビエント、
サイケデリックに、ラウドロック、ジャズ、ファンク、現代音楽等を、研ぎ澄まされた独自の
実験的表現よって核融合させた至極のアート作品集。
この曲では、今は亡き唯一無二のベーシスト、ミック・カーンをフィーチャー、
そしてドラム及びリズムトラックをJAPANのドラマーであったスティーヴ・ジャンセンが担当。
原曲は2002年に坂本美雨へ提供した作品「COSMO MIU MIU」。
この楽曲のアイディアが生まれたのが1999年に初めて訪れたNYの街でした。
そこから時代は大きく変わりました。9.11を経てアフガン侵攻、イラク戦争、シリア内戦、
そしてウクライナ侵攻・・・世界が安堵の時を手にできるのはいつになるのでしょうか。。。
「SLEEP AWAY」は亡きミック・カーンの感動の音と共にSGZが世の中への祈りを込めた名曲です。
▼「SLEEP AWAY」/SUGIZO
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■会員制のオンラインサロン「THE ONENESS WILL」が開始!
SUGIZOと一緒に社会のさまざまな問題について考え、サロンの中から生まれた活動と、活動を通じた
交流によって少しずつ変わり始める社会を見つめます。新しい未来を作ることに興味のある人、
思いはもっていてもどのように実現していけばいいかを迷っている人、同じマインドをもった仲間を
見つけたい人、それらの活動を支援したい人たちへ向けて、共により良い世界へと向かう一歩を歩んで
いく場をお届けします。
https://community.camp-fire.jp/projects/646964/preview?token=1dx48b07
■音楽の多様性に満ちたヴァイブランドなライヴ・ジャム・シリーズ
「What Is Jam? Spring 2023」開催決定!!
hosted by SHAG (※小SHAGでの出演となります)
【日程】
3月17日 神戸RINKAITEN with バラビンバラブン/DJ PENNY
3月18日 京都FANJ with NABOWA
3月19日 名古屋 新栄SHANGRI-LA with Sunday Night's Squad
https://eplus.jp/sf/word/0000001347
■サイケデリック・ジャムバンド SHAG、ブルーノート東京公演開催決定!
いま最もドープで刺激に満ちた2020年代のジャズロックを、是非体感ください!!
https://www.bluenote.co.jp/jp/artists/sugizo/
【日程】
4月7日(金)
[1st] Open 5:00pm Start 6:00pm
[2nd] Open7:45pm Start 8:30pm
4月8日(土)
[1st] Open 4:00pm Start 5:00pm
[2nd] Open7:00pm Start 8:00pm
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4月1日(土) 13:00|16:00
4月2日(日) 13:00|16:00
※開場時間は開演1時間前となります。
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