
第83回目の放送はいかがでしたか?
それではオンエアーした楽曲を改めて紹介しましょう。
今週のオープニングは、
<SGZ’s Rootsmusik>
このコーナーは、SUGIZOが大きく影響を受けた音楽を紹介します。
今週は、1983年発売のアルバム『浮気なぼくら』からYMO「希望の路」。
M-1 希望の路/YMO
『浮気なぼくら』は1983年5月24日にリリースされた、
YMOにとって7枚目のスタジオ・アルバム。
「化粧品メーカーのキャンペーン・ソングとしてリリースされた「君に胸、キュン。」収録。
オリコン1位に輝いている。
「希望の路」は、高橋幸宏が作詞作曲。
高橋幸宏
1952年6月6日~2023年1月11日、70歳で亡くなる。
細野晴臣が1月20日、脳腫瘍により併発した誤嚥(ごえん)性肺炎のため死去した高橋幸宏さん
(享年70)へ、追悼の言葉を発表した。 「人の一生は一冊の本のようだ」と書き出した細野。
「いま『高橋幸宏』という本を読み終え、多くのファンがあとがきを書こうとしている。
物語は終わったが本は消えず、ずっとそこにある。幸宏の死は世界に反響を及ぼした。
彼が海外のミュージシャンに与えた影響の大きさを今更ながら知り、
高橋幸宏が実は大スターであることが判明した。細野晴臣」と盟友への思いをつづった。
SUGIZOにとって最も重要なバンドであるYMO。
高橋幸宏氏の訃報はSGZにはあまりに大きく悲しい出来事でした。
幸宏氏の残した作品の数々、ポップカルチャーに染み渡ったそのセンスは永遠に輝き続けます。
▼「希望の路」/YMO
https://www.youtube.com/watch?v=xyxtviCMtMk
続いては
<SGZ’s Rootsmusik>
SUGIZOが大きく影響を受けた音楽2曲目です。
1989年リリースの『Guitar Shop』からジェフ・ベックで「Two Rivers」。
M-2 Two Rivers feat. Terry Bozzio & Tony Hymas/Jeff Beck
ジェフ・ベック(g)、テリー・ボジオ(dr/フランク・ザッパ、ミッシング・パーソンズ)、
トニー・ハイマス(key Bass/イギリスのミュージシャン、作曲家)の編成。
グラミー賞ベスト・ロック・インストルメンタル・パフォーマンスを受賞。
「ホエア・ワー・ユー」では、アーミングで音程をコントロールするという離れ技を見せた。
同年のNHKのツールドフランス総集編では同アルバムから3曲が使われ話題になる。
「スタンド・オン・イット」は、翌年に放映された「ホンダ・アコード」のCMソングに起用された。
ジェフリー・アーノルド・ベック(Geoffrey Arnold "Jeff" Beck、1944年6月24日―2023年1月10日)、ロンドン出身
日本では、エリック・クラプトン、ジミー・ペイジと並ぶ3大ロック・ギタリストとされている。
1944年、ロンドンのウォリントンで中流家庭に生まれる。一家は両親と姉の4人暮らし。
ジェフは地元の私立小学校に入学。この頃、母親によるピアノや、叔父からのヴァイオリンのレッスンを
受けたが挫折している。12歳になると、ロックンロール、ロカビリーに興味を持ったベックは、
友人から弦が3本しか張られていないガット・ギターを手に入れる。
それに満足できなくなると、ベニヤ板を使い黄色いペンキを塗ったギターを作り上げた。
のめり込むベックの姿を見て、ギターを嫌っていた両親は彼のギターを度々捨てていた。
当時のベックは、憧れであったバディー・ホリーの影響でエレキギターを求めていたが、
経済的問題のために手に入れることが難しかった。
しかし諦めきれなかったベックはストラトキャスターに似たボディとネックを知人と自作。
ピックアップは万引きした物を取り付け、アンプ代わりにラジオに接続。
また、彼はフレットをつける際に寸法する必要があることを知らず、大雑把に設置していた。
そのためフレットを押さえても正確な音程を出すことが出来ず、度々チョーキングして調節しながら
演奏していた。
2023年、細菌性髄膜炎に罹患し、治療を行ったが1月10日に死去。訃報は公式Twitterにより
家族から告知された。78歳没。
偉大なロックギタリストの死はSUGIZOにとってあまりに衝撃でした。
90年代後半以降の殆どのジェフの来日公演に足を運んだSGZ。その唯一無二のトーン、
ダイナミズムに大いに影響を受けてきました。
彼のギターもこの世界に永遠に響き渡り続けるでしょう。
▼Jeff Beck Official Website
最後は、SUGIZO『THE COMPLETE SINGLE COLLECTION』から
「MESSIAH」。
M-3 MESSIAH/SUGIZO
2009年にリリースした「MESSIAH」は、1997年から始動したソロ活動の過程で、
曲に内包されているメッセージもより濃厚に”自分を表現することに特化している”ことへ移行した
きっかけとなった曲。
「ソロ音源として約6年ぶりにリリースした「MESSIAH」は、現在の自分の軸を成している音楽に
直接つがるSGZ MUSICのターニング・ポイントとなった作品と言えます。源流にはJUNO REACTOR的な
サイケデリック・トランスやエレクトロ、そしてSHAGでやってきたような即興性やインスト中心の音楽性
があり、ギタリストとしての自分とトラックメーカーとして自分が絶妙なバランスで融合し始めた
タイミングで生まれた、現在に通じる重要な起点となっています。またこの曲から今でも音楽的相方である
MaZDA氏との本格的コラボレーションが始まりました。
ここから湯水の如く楽曲が生まれると同時に(以降、4カ月連続で6曲のシングルをリリース)、
シングルをフィジカルなCDでリリースすることをやめ、ダウンロード配信シングルへと移行もまた、
この曲から始めたことでした」とSUGIZO。
みなさんからのメールをお待ちしております。
sugizo@fmyokohama.jp
まで!
<お知らせ>
■会員制のオンラインサロン「THE ONENESS WILL」が開始!
SUGIZOと一緒に社会のさまざまな問題について考え、サロンの中から生まれた活動と、活動を通じた
交流によって少しずつ変わり始める社会を見つめます。新しい未来を作ることに興味のある人、
思いはもっていてもどのように実現していけばいいかを迷っている人、同じマインドをもった仲間を
見つけたい人、それらの活動を支援したい人たちへ向けて、共により良い世界へと向かう一歩を
歩んでいく場をお届けします。
https://community.camp-fire.jp/projects/646964/preview?token=1dx48b07
■「WINTER EXTRAVAGANZA IN SEARCH OF KYOKA」出演決定!
様々なジャンルのアーティストがコラボレーションして鏡花の世界を彷徨するスペシャル・
パフォーマンス。
宝生流能楽師・渡邊荀之助とミュージシャン・SUGIZO、和洋楽器を自由に操るグループ、
Neo Japanesqueが共演。
さらに、プロデューサー・立川直樹が楽曲を選び、生演奏と合体させようという斬新なアプローチで
作りあげられるEXTRAVAGANZA。
冬の金沢で一夜限りの夢の世界の扉が開く。
【日程】
2月17日 北國新聞赤羽ホール
料金:鑑賞無料(事前申し込み制)
https://e-ve.event-form.jp/event/45439/magical2023
■音楽の多様性に満ちたヴァイブランドなライヴ・ジャム・シリーズ
「What Is Jam? Spring 2023」開催決定!!
hosted by SHAG (※小SHAGでの出演となります)
【日程】
3月17日 神戸RINKAITEN with バラビンバラブン/DJ PENNY
3月18日 京都FANJ with NABOWA
3月19日 名古屋 新栄SHANGRI-LA with Sunday Night's Squad
https://eplus.jp/sf/word/0000001347
■SUGIZOとダンスアーティスト西島数博が創造するコンテンポラリーアートの世界
MUSIC&DANCE LIVE「∞RHAPSODY」がBAROOMにて開催決定!!
チケット好評発売中!
https://rhapsody-baroom.peatix.com/
【日程/開演時間】
3月31日 (金)19:00
4月1日 (土)13:00|16:00
4月2日 (日)13:00|16:00
※開場時間は開演1時間前となります。
■SUGIZO ソロデビュー25周年記念BEST盤『THE COMPLETE SINGLE COLLECTION』発売中
(2022年11月23日(水・祝))
最新のセンス&スキルで新たにMixし直した7曲を含む全シングル 30曲を収録!!
唯一無二の宇宙的SGZ MUSICの集大成を、その軌跡を是非体感してください!
「初回限定盤」と「通常盤」の2形態で発売され、「初回限定盤」はSHM-CD3枚組と楽曲解説、
インタヴューなどブックレッットが付いた特殊LPジャケット仕様。
https://sugizo.com/feature/sugizo25th
■SUGIZOソロデビュー25周年を記念してサブスク解禁!!
唯一無二のSUGIZO MUSICを是非体験してください!!
https://sugizo.com/news/detail/504
■11月29日(火) Zepp Hanedaで開催されたSUGIZOソロ25周年記念ライヴ
「SUGIZO 四半世紀祭 25th ANNIVERSARY GIG」のDVD/Blu-rayが来春リリース予定!!
豪華ゲストを迎えて実現した一夜限りのスペシャルステージが、こだわり抜かれた美麗な映像と音で
蘇ります。
詳細は後日発表致します。乞うご期待!!
■YOSHIKI、HYDE、SUGIZO、MIYAVIによる新バンド「THE LAST ROCKSTARS」が誕生!
デビューシングル「THE LAST ROCKSTARS(Paris Mix)」が12月23日に全世界配信リリースされた。
現在、MVもYouTubeにて公開中!!
■2022年SUGIZOが始動した、環境への配慮、カーボン・ニュートラルへの揺るぎなき行動と同時に、
高い美意識とを両立させた、ロックなエシカル・ファッションを提唱するアパレル・ブランド
「THE ONENESS」。2nd Collectionとなる2022-23 AUTUMN &WINTER 商品掲載中です。
是非ご覧ください!!