
第77回目の放送はいかがでしたか?
それでは今週オンエアーした楽曲を改めて紹介しましょう。
オープニングは
<The Marvelous Newmusik>
このコーナーは、SUGIZOが心揺さぶられた新世代のアーティスト、または新譜を紹介しています。
今週は、11月30日に発売になった『A Tribute to Ryuichi Sakamoto – To the Moon and back』から
David Sylvian「Grains (Sweet Paulownia Wood)」
M-1 Grains (Sweet Paulownia Wood)/David Sylvian
このアルバム『A Tribute to Ryuichi Sakamoto – To the Moon and back』は、
坂本龍一70歳を記念した企画アルバム。世界的アーティストたちが、最大のリスペクトの念を持って、
坂本龍一の全年代から作品をピックアップし「リモデル」を制作。
サンダーキャット、デヴォンテ・ハインズ、ヒドゥル・グドナドッティルといった坂本龍一の音楽を
愛するアーティストたち、アルヴァ・ノト、コーネリアス、大友良英、フェネス、さらには10年ぶりに
歌唱を披露したデヴィッド・シルヴィアンといった長年のコラボレーターや友人たち、リム・ギョン、
ガブリアル・ウェクら坂本龍一と最近交流を持つようになったお気に入りのアーティストなど、
様々なつながりを持つアーティストが参加。ソロ作品、映画音楽と全年代キャリアから選曲された
13曲を収録。
<収録曲>
01.WALKER – LIM GIONG FOLLOW THE STEPS REMODEL
02. GRAINS (SWEET PAULOWNIA WOOD) – DAVID SYLVIAN REMODEL
03. THOUSAND KNIVES – THUNDERCAT REMODEL
04. MERRY CHRISTMAS MR. LAWRENCE – ELECTRIC YOUTH REMODEL
05. THATNESS AND THERENESS – CORNELIUS REMODEL
06. WORLD CITIZEN - I WON'T BE DISAPPOINTED – HILDUR GUÐNADÓTTIR REMODEL
07. THE SHELTERING SKY – ALVA NOTO REMODEL
08. AMORE – FENNESZ REMODEL
09. CHORAL NO. 1 – DEVONTÉ HYNES REMODEL
10. DNA – THE CINEMATIC ORCHESTRA REMODEL
11. WITH SNOW AND MOONLIGHT - SNOW, SILENCE, PARTIALLY SUNNY –YOSHIHIDE OTOMO REMODEL
12. FORBIDDEN COLOURS – GABRIAL WEK REMODEL
13. THE REVENANT MAIN THEME – 404.ZERO REMODEL
SUGIZOが最も長く敬愛し影響を受けてきた、坂本龍一とデヴィッド・シルヴィアン。
今年本当に久しぶりの、しかもシルヴィアンが10年ぶりの歌声を披露する、奇跡のコラボレーションが
実現。
SGZ的には涙無しには聴けない、あまりに思い入れの強い楽曲となりました。
▼「Grains (Sweet Paulownia Wood)」(Audio)/ David Sylvian
続いては、
<Half Century Anniversarymusik>
このコーナーは、今年、発売から50年を迎える音楽を紹介しています。
今週は、Bobby Womackのアルバム『Understanding』から
「I Can Understand it」
M-2 I Can Understand It/Bobby Womack
70’Sサザン・ディープ・ソウルを代表するシンガー、ボビー・ウーマック。
『Understanding』は1972年に発売された4枚目のスタジオ・アルバム。
メンフィスでレコーディングされた。
オハイオ州クリーブランド出身兄弟達と共にウーマック・ブラザーズで活動していた頃、
サム・クックに認められ、サムが主宰するレーベル「SAR Records」と契約。
ウーマック・ブラザーズ名義のシングル「Somebody's Wrong」(1961年)はヒットしなかったが、
ザ・ヴァレンティノスと改名すると、シングル「ルッキン・フォー・ア・ラヴ」(1962年)がヒット。
シングル「イッツ・オール・オーヴァー・ナウ」(1964年)は、The Rolling Stonesによる
カヴァー・ヴァージョンが全英1位のヒットを記録した。
また、サム・クックのライブでもギターを演奏している。
1964年12月にサム・クックが射殺されたが、ボビーは葬儀に際して、サムのスーツを身に着けて
サムの未亡人と参列。その後二人は数カ月もしないうちに結婚した。これらの行動と早すぎる結婚から、
ボビーの曲は一時ラジオでオンエアされなくなる事態となった。そのためボビーは、
セッション・ギタリスト、作曲家としての活動を開始。アレサ・フランクリンのアルバムでギタリスト
として参加したり、ウィルソン・ピケットへ楽曲「アイム・イン・ラブ」を提供。
ソロ名義では初となるスタジオ・アルバム『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』(1968年)を発表。
1972年、シングル「ウーマンズ・ガッタ・ハヴ・イット」は、ビルボードR&Bチャートで1位を獲得。
74年にはザ・ヴァレンティノス時代のヒット曲のセルフ・カヴァー「ルッキン・フォー・ア・ラヴ」も
R&Bチャートで1位となった。1975年、ロン・ウッドのソロ・アルバム「ナウ・ルック」をロンと
共同プロデュースし、ギターやボーカルも担当。
2014年6月27日に死去。70歳没。
1972年はニューソウルの黄金期。極めてファンキーかつブルージーなギターとワイルドかつスモーキーな
歌声を誇ったウーマックの強烈な存在感にSUGIZOは大きく心揺さぶられ、ニューソウルの沼へ限りなく
落ちていくのでした。
▼「I Can Understand it」(Audio)/Bobby Womack
今週最後の曲は、
11月23日にリリースされたSUGIZOソロ活動25周年記念、全シングルをコンプリートした
ベスト・アルバム『THE COMPLETE SINGLE COLLECTION』から、
「水の星へ愛を込めて feat. コムアイ」
M-3 水の星へ愛を込めて feat. コムアイ/SUGIZO
テレビアニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』の、第2弾エンディングテーマ曲。
1985年放送の『機動戦士Zガンダム』後期オープニングテーマ「水の星へ愛をこめて」(森口博子)の
カバーで、本作はコムアイ(水曜日のカンパネラ)がフィーチャリング参加。
「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」の総合音楽プロデューサーであるSUGIZOが
音楽プロデュースを務めている。
「『THE ORIGIN』第2期ED曲に選んだのは、当時、森口博子さんが歌っていた「Zガンダム」の名曲。
原曲は典型的な80年代ポップスで、それを僕は映画音楽的なオーケストラ曲に変貌させました。
自分が書いてきたオーケストレーション曲の中で、今のところ最も気に入っています。よく考えると、
サウンドトラックでは生弦、生オケをよく使うのに、SGZ MUSICとして世に出すことがあまり
なかったので、とてもいい機会となりました。
歌ってくれたのは当時“水曜日のカンパネラ”のコムアイちゃん。彼女にジェーン・バーキン的イメージで
存在して欲しいとオファーしたら、まさに表現者として天才と狂気が紙一重という
ヴォーカリゼーションを披露してくれました。最高のアーティストですね」とSUGIZO。
▼「水の星へ愛を込めて feat. コムアイ」/SUGIZO
みなさんからのメールをお待ちしております。
sugizo@fmyokohama.jp
まで!
<お知らせ>
■SUGIZO ソロデビュー25周年記念BEST盤『THE COMPLETE SINGLE COLLECTION』発売中
(2022年11月23日(水・祝))
最新のセンス&スキルで新たにMixし直した7曲を含む全シングル 30曲を収録!!
唯一無二の宇宙的SGZ MUSICの集大成を、その軌跡を是非体感してください!
「初回限定盤」と「通常盤」の2形態で発売され、「初回限定盤」はSHM-CD3枚組と楽曲解説、
インタヴューなどブックレッットが付いた特殊LPジャケット仕様。
https://sugizo.com/feature/sugizo25th
■SUGIZOソロデビュー25周年を記念してサブスク解禁!!
唯一無二のSUGIZO MUSICを是非体験してください!!
https://sugizo.com/news/detail/504
■11月29日(火) Zepp Hanedaで開催されたSUGIZOソロ25周年記念ライヴ
「SUGIZO 四半世紀祭 25th ANNIVERSARY GIG」のアンコール放送が決定!!
12月27日(火) 21:30、CSテレ朝ch1にて全曲ノーカット&会場音そのままでお届けされます。
スカパー!番組配信ではPC・スマホでも視聴可能です。
https://www.tv-asahi.co.jp/ch/contents/variety/0621/
■11月29日(火) Zepp Hanedaで開催されたSUGIZOソロ25周年記念ライヴ
「SUGIZO 四半世紀祭 25th ANNIVERSARY GIG」のDVD/Blu-rayが来春リリース予定!!
豪華ゲストを迎えて実現した一夜限りのスペシャルステージが、こだわり抜かれた美麗な映像と音で
蘇ります。
詳細は後日発表致します。乞うご期待!!
■YOSHIKI、HYDE、SUGIZO、MIYAVIによる新バンド「THE LAST ROCKSTARS」が誕生!
11月11日、日本のロック界を代表するアーティストYOSHIKI、HYDE、SUGIZO、MIYAVIによる
新たなバンド『THE LAST ROCKSTARS』が誕生!
この日、「THE LAST ROCKSTARS」と「PSYCHO LOVE」の2曲のティザー動画が公開され、
これらの楽曲は近々にリリースされる予定であることも発表されました。
また、2023年1月26日、27日には有明アリーナ、1月29日、30日には東京ガーデンシアターで、
さらに2月3日(追加公演)、4日 ニューヨークと2月10日にロサンゼルスにて、デビュー公演が開催決定!!
■THE LAST ROCKSTARS 第73回NHK紅白歌合戦への出場決定!!
2022年12月31日(土) 19:20 ~
是非、ご覧ください!
https://www.nhk.or.jp/kouhaku/
■2022年SUGIZOが始動した、環境への配慮、カーボン・ニュートラルへの揺るぎなき行動と同時に、
高い美意識とを両立させた、ロックなエシカル・ファッションを提唱するアパレル・ブランド
「THE ONENESS」。2nd Collectionとなる2022-23 AUTUMN &WINTER 商品掲載中です。
是非ご覧ください!!