
第68回目の放送はいかがでしたか?
それでは今週オンエアーした楽曲を改めて紹介しましょう。
オープニングは
<SGZ’s Recent Favorite>
このコーナーは、古今東西カテゴリー関係無く、SUGIZOが現在ハマっている音楽を
紹介していきます。
今週は、今週は2021年6月に発売されたアルバム『Mood Valiant』から
Hiatus Kaiyote「Get Sun (feat. Arthur Verocai)」
M-1 Get Sun (feat. Arthur Verocai)/Hiatus Kaiyote
ナオミ・ネイ・パーム(Nai Palm) vocals/guitar/keyboards
ポール・ベンダー(Paul Bender) bass/guitar/keyboards/programming
サイモン・マーヴィン(Simon Mavin) keyboards/vocoder/percussion
ペリン・モス(Perrin Moss) drums/percussion/keyboards/bass
Hiatus Kaiyote(ハイエイタス・カイヨーテ)は2011年メルボルンで結成。
2013年夏、米ソニーミュージック傘下のマスターワークス内にあるサラーム・レミ主宰
フライング・ブッダ(Flying Buddha)レーベルからデビュー。
アルバムに収録されたQ-TIP共演のシングル「NAKAMARRA」が、第56回グラミー賞ベストR&B
パフォーマンス部門にノミネートされ、スナーキー・パピーが受賞するも、この部門でノミネートされた
初のオーストラリアのバンドとなった。
2015年5月、セカンド・アルバム『チューズ・ユア・ウェポン』を世界リリース。スケール・アップした
グルーヴ感と流動するエネルギーに満ちたハイエイタス・サウンドは世界中のファンを魅了し、
iTunes R&B/Soulアルバム・チャートにおいてアメリカ、オーストラリア、カンボジア、カナダ、ドイツ、
イスラエルの6カ国で1位を記録。
セカンド・アルバムを引っ提げての5月に行われた全米ツアーでは、各地でソールドアウト公演が続出した。
5月12日のミネアポリス公演にはプリンスも駆け付け、絶賛コメントを発表している。
6月以降は大陸を移動してパリ、モスクワ、トルコ、ベルギー、ウィーン、ニース、フィンランド各地での
ライヴに加え、グラストンベリー、モントルー・ジャズ・フェス、ノース・シー・ジャズ・フェス等、
歴史あるヨーロッパ名物フェスへの参戦を果たす。
変幻自在のジャム・バンドとしての本領を発揮したHiatus Kaiyoteは、世界中の音楽ファンをうならせ、
次世代を切りひらく唯一無二の存在として、かつてない注目を集めるバンドへと大躍進を遂げた。
Mood Valiant
Hiatus Kaiyoteの6年ぶりとなる最新アルバム『Mood Valiant』は、フライング・ロータス主催のレーベル
“Brainfeeder”からのリリースとなった。長期ツアーやヴォーカル、ネイ・パームの乳がん克服、メンバーの
ソロ作リリースなどを経て完成された『Mood Valiant』は、元々横断的であった音楽性から、
さらに音のバリエーション豊かに広がった新機軸となる1枚となっている。
複雑に絡まった音の糸が形成するのは誰が聴いても耳が愉しい音像だ。
また、Hiatus Kaiyoteはフジロック2022に出演。
強烈な存在感を誇り、過激かつ極めて自由な唯一無二のネオソウルを掻き鳴らす、
ハイエイタス・カイヨーテに、近年SUGIZOは大いに傾倒しています。
現在から未来へ、音楽シーンをリードする最重要バンドだと言えます。
▼「Get Sun (feat. Arthur Verocai) 」Official Video / Hiatus Kaiyote
続いては、
<Half Century Anniversarymusik>
このコーナーは、今年、発売から50年を迎える音楽を紹介しています。
今週は、1972年にリリースされたサウンドトラック『Super Fly』から、Curtis Mayfield
「Freddie’s Dead」
M-2 Freddie’s Dead/Curtis Mayfield
1942年6月3日、シカゴで生まれ。10代の頃から教会音楽に深く接し、ゴスペルに影響された。
活動を通じて知り合いになったジェリー・バトラー、サム・グッデン、リチャード・ブルックス、
アーサー・ブルックスの兄弟らと、1957年、インプレッションを結成。
翌年、シングル「For Your Precious Love」(リード・シンガーはジェリー・バトラー)が大ヒット。
その後ジェリーはアルバムを1枚制作したのち、ソロ・シンガーになるために脱退。以降カーティスが
リーダーとなる。
1961年以降、「Gypsy Woman」,「It's Alright」,「I'm So Proud」そして「People Get Ready」と
立て続けに大ヒットを連発。インプレッションズはコーラス・グループの頂点に立つ。
'70年にはインプレッションズ最後のアルバム『Chack Out Your Mind』に先駆け、ソロ・デビュー作
「Curtis」を発表。
70年代はニュー・ソウルの到来でもあった。'71年に発表されたカーティスの2枚組ライヴ盤は
ニュー・ソウルのメッセージとグルーヴを完璧に捉えた作品として、現在も高い評価を得る。
そして黒人社会の矛盾点を鋭く切り裂いたブラック・ムーヴィー「Superfly」のサウンドトラックを発表。
タイトル・トラックは全米チャートを駆け上がり、マーヴィン・ゲイと並ぶニュー・ソウルの代表格として
認知されるようになった。
'94年、カーティスは自身のトリビュート・アルバムで奇跡の復活を遂げる。リパーカッションズの
「Let's Do It Again」に、病床からヴォーカルで参加。
その歌声は以前と変わらない優しさに満ちたものだった。
それから2年後、「New World Order」で完全復帰を果たす。しかし、1999年12月26日朝、
糖尿病の合併症で亡くなる。57歳だった。
ニュー・ソウルの名盤中の名盤「Superfly」を、SUGIZOはマーヴィン・ゲイの「What’s Going On」と
共に長年愛し続けてきました。
この今は亡き二人の巨人の音楽、その業績は間違いなく永遠に輝き続けることでしょう。
▼Curtis Mayfield Official YouTube Channel
https://www.youtube.com/channel/UCvFxNInzl8RDrv9OtBHCi9w
今週最後の曲は、7月1日にリリースされたSHAG 1st アルバム 『THE PROTEST JAM』 より
「Initiation Rebellion」
M-3 Initiation Rebellion/SHAG
SUGIZOが2002年に結成、クラブ&レイヴ・シーンを中心に推進したサイケデリック・ジャムバンド
「SHAG」。
2020年にメンバーを再編成、新たなコンセプトを基に12年ぶりに再始動し、Blue Note TOKYOをはじめ
各地で過激かつ濃密なインプロヴィゼーション・バトルを繰り広げてきた。
そして今年2022年、結成20年目にして1stアルバム『THE PROTEST JAM』をリリース。
10月18日には初となるBillboard Live TOKYOでの公演を開催した。
SHAG are
SUGIZO (Gt/Vn)
KenKen (B)
類家心平 (Tp)
別所和洋 (Key)
よしうらけんじ (Per)
松浦千昇 (Dr)
「Initiation Rebellion」はSHAGフロア・サウンドのひとつの方向性と言えるアプローチ。
KenKenのグルーヴィなベースが存在感。SUGIZOが感情を爆発させるファズ・ソロは究極な咆哮。
メンバー全員でサイケデリック・アンビエントなアプローチを展開している。
▼SHAG 特設サイト
https://sugizo.com/feature/SHAG_THE_PROTEST_JAM
みなさんからのメールをお待ちしております。
sugizo@fmyokohama.jp
まで!
<お知らせ>
■SUGIZO ソロデビュー25周年記念BEST盤『THE COMPLETE SINGLE COLLECTION』が、
ついに2022年11月23日(水・祝)リリース決定!
最新のセンス&スキルで新たにMixし直した7曲を含む全シングル 30曲を収録!!
唯一無二の宇宙的SGZ MUSICの集大成を、その軌跡を是非体感してください!
「初回限定盤」と「通常盤」の2形態で発売され、「初回限定盤」はSHM-CD3枚組と楽曲解説、
インタヴューなどブックレッットが付いた特殊LPジャケット仕様。
発売記念として、東京(11/27)と大阪(12/4)で購入者特典のサイン会も決定している。
アルバム予約受付中です。
https://sugizo.com/feature/sugizo25th
■SGZ MUSIC誕生25周年を、一足先にSOUL'S MATE達と祝うプレミアム・ナイト!
SUGIZO FC限定LIVE「SOUL'S MATE DAY EPISODE XXVIII~四半世紀前夜祭~」が、
11月28日(月) 渋谷duoMUSIC EXCHANGEにて開催!
https://sugizo.com/feature/sugizo25th#duo
会場:渋谷duo MUSIC EXCHANGE
日程:2022年11月28日(月)
OPEN 17:30 / START 18:30
■11月29日(火) Zepp Hanedaで開催のSUGIZOソロ25周年記念ライヴ
「SUGIZO 四半世紀祭 25th ANNIVERSARY GIG」に百花を添える豪華ゲスト陣の出演が決定!!
【Special Guest】
HEATH : Bass (X JAPAN)
佐藤タイジ : Guitar & Vocal (シアターブルック, ComplianS)
KenKen : Bass (RIZE, LIFE IS GROOVE, ComplianS, The Free Nation, FAB4, SHAG)
類家心平 : Trumpet (RS5PB, 菊地成孔ダブ・セクステット, SHAG)
Chloe : Vocal (パジャマで海なんかいかない)
西島数博 : Contemporary Dance (Choreographer)
風間自然 : Contemporary Dance
チケットは10月23日(日) 23:59まで各プレイガイドにて先行予約受付中!
25年の軌跡の中で活動を共にした盟友達が勢揃いするというこの奇跡的な瞬間を
是非お見逃しなく!!
https://sugizo.com/feature/sugizo25th#zepp
会場:Zepp Haneda
日程:2022年11月29日(火)
OPEN 18:00 / START 19:00
■12月17,18日にさいたまスーパーアリーナにて「LUNACY 黒服限定GIG」開催決定!
詳細はLUNA SEAオフィシャルサイトをご確認ください。
会場:さいたまスーパーアリーナ
https://www.lunasea.jp/news/LUN_news_c0908
日程:
2022年12月17日(土) OPEN 16:00 / START 17:30
2022年12月18日(日) OPEN 14:30 / START 16:00
DRESS CODE:黒服
チケット一般発売:11月12日(土) AM10:00~
■戦慄のサイケデリック・ジャムバンド SHAG 1stアルバム「THE PROTEST JAM」好評発売中!!
リード曲「Rebellmusik」MVと全曲視聴動画を公開中です。
特設サイトより是非ご覧ください。
https://sugizo.com/feature/SHAG_THE_PROTEST_JAM
■SUGIZOとモジュラーシンセ界を牽引するHATAKENとのアンビエント・デュオ作品
Album「The Voyage to The Higher Self」好評発売中!!
特設サイトにてMV及び全曲視聴動画公開中です。
https://sugizo.com/feature/The_Voyage_to_The_Higher_Self
■2022年SUGIZOが始動した、環境への配慮、カーボン・ニュートラルへの揺るぎなき行動と同時に、
高い美意識とを両立させた、ロックなエシカル・ファッションを提唱するアパレル・ブランド
「THE ONENESS」。2nd Collectionとなる2022-23 AUTUMN &WINTER 商品掲載中です。
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