
第66回目の放送はいかがでしたか?
それでは今週オンエアーした楽曲を改めて紹介しましょう。
オープニングは
<The Marvelous Newmusik>
このコーナーは、SUGIZOが心揺さぶられた新世代のアーティスト、または新譜を紹介しています。
今週は貴重な未発表音源を収録した3枚組アルバム
ブートレグ・シリーズ第7弾『ザッツ・ホワット・ハプンド1982-1985:
ブートレグ・シリーズVol.7』からMiles Davis「Human Nature (Alternate)」
M-1 Human Nature (Alternate)/Miles Davis
帝王マイルスの貴重な未発表音源を収録した3枚組アルバム<ブートレグ・シリーズ第7弾>
『ザッツ・ホワット・ハプンド1982-1985:ブートレグ・シリーズVol.7』
1970年代後半、一時引退期を経て復活した1982年~1985年のマイルスにフォーカスしており、
約3時間半におよぶ未発表音源が約40年の歳月を経て初公開となる。
噂にはなっていたものの発売されなかったJ.J.ジョンソンとの共演やティナ・ターナーの大ヒット
「ホワッツ・ラヴ・ガット・トゥ・ドゥ・ウィズ・イット」のカバー等。
【DISC1】収録の全10曲中8曲は1983年リリース・アルバム『スター・ピープル』からの
スタジオセッション未発表テイク。マイルス復帰後のスタジオ・レコーディング第2弾となるこのアルバムは
長年制作に携わったテオ・マセロ最後のプロデュース作品となった。
パーソネルはJ.J.ジョンソン(トロンボーン)、ビル・エヴァンス(サックス)、
マイク・スターン(ギター)、マーカス・ミラー(ベース)、アル・フォスター(ドラムス)、
ミノ・シネル(パーカッション)。マイルスはトランペットとキーボードでクレジットされている。
残り2曲「フリーキー・ディーキー」パート1&2はマイルス自身のプロデュースによる1984年発表
『デコイ』のセッションから。1983年6月30日、ニューヨークのA&Rスタジオでの録音。
参加メンバーはジョン・スコフィールド(ギター)、ダリル・ジョーンズ(ベース)、
ロバート・アーヴィングIII(リン・ドラム・プログラミング)、ミノ・シネル(パーカッション)。
【DISC2】は1985年リリース・アルバム『ユア・アンダー・アレスト』からのスタジオセッション未発表
テイク。プロデュースはマイルスとロバート・アーヴィング・ジュニア。
シンディ・ローパーの「タイム・アフター・タイム」、マイケル・ジャクソンの「ヒューマン・ネイチャー」
といった時代を反映したヒット・ソングを演奏し話題となったアルバム。
パーソネルはボブ・バーグ(ソプラノ・サックス)、ジョン・スコフィールド(ギター)、
ロバート・アーヴィングIII(キーボード)、ダリル・ジョーンズ(エレクトリック・ベース)、
アル・フォスター(ドラムス)、ヴィンス・ウィルバーン・ジュニア(ドラムス、ドラムプログラミング、
パーカッション)、スティーヴ・ソーントン(パーカッション)とジョン・マクラフリン(ギター)。
【DISC3】は1983年7月7日、モントリオールのサン・ドニ・シアターでのライヴを収録。
パーソネルはジョン・スコフィールド(ギター)、ビル・エヴァンス(サックス、フルート、エレピ)、
ダリル・ジョーンズ(ベース)、アル・フォスター(ドラムス)、そしてミノ・シネル(パーカッション)。
SUGIZOが最初にマイルスに触れた重要な時期にフォーカスしたこの3枚組は、80年代当時の熱量、
名演を2020年代のクオリティーで蘇らせた屈指の名盤と言えます。
今後80年代マイルスを語る上での金字塔となることでしょう。
▼Miles Davis official YouTube channel
https://www.youtube.com/channel/UC1ZS17c0DlqUjsXZK3K_bgA
続いては、
<SGZ’s Recent Favorite>
このコーナーは、古今東西カテゴリー関係無く、SUGIZOが現在ハマっている音楽を紹介していきます。
今週は、2016年リリース、ウクライナのエレクトロ・フォーク・バンドONUKAの「19 86」
M-2 19 86/ONUKA
孫娘の意味を持つバンド名ONUKA。2013年に結成されたウクライナのエレクトロ・フォーク・バンド。
2014年、EP「Look」がウクライナのiTunesで1位となり、デビュー・アルバム『ONUKA』もiTunesで
ベストセラーとなる。
2017年、ユーロヴィジョンソングコンテストのInterval ActsとしてUkraine's National Academic
Orchestra of Folk Instrumentsとステージに立つ
2021年6月3枚目のアルバム『KOLIR』をリリース。
Nata Zhyzhchenko (lead singer)
Daryna Sert (keyboardist and backing vocalist)
Mariya Sorokina (percussionist)
Yevhen Yovenko (banduryst)
Andriy Voichuk (tsimbali, drimba)
Serhiy Kashyn (trombone, trembita)
Mykola Blokshyn (trombone, trembita)
Vitalii Baklazhenko (trombone)
Oleksandr Lisun (trombone)
Taras Dovhopol (French horn, Cossack's trumpet)
Vladyslav Petrenko (French horn
SUGIZOが愛するウクライナン・アーティストONUKAの「19 86」はチェルノブイリ原発事故を
テーマとした静かなる名曲。
ヴォーカルのNataの家族がチェルノブイリ事故にまつわる仕事に従事していたこともあり、
彼女達に録ってはあまりに重要なテーマです。
ウクライナの一刻も早い平和と復興を祈ります。
▼19 86 / ONUKA
今週最後の曲です。
SUGIZOのアルバム「ONENESS M」から
M-3 永遠(とわ) feat. RYUICHI/SUGIZO
『ONENESS M』は2017年にソロデビュー20周年を記念し、様々なジャンルを代表するヴォーカリストを
ゲストに迎えたフィーチャリング・アルバムです。
SGZの長年のキャリアと交友関係だからこそ成し得た奇跡のプロジェクトと言えます。
(2017年11月29日発売 ユニバーサル・ミュージック・ジャパン)
現在のSGZ Musicを象徴するような、宇宙的で広大な、サイケデリックかつアンビエントな、
重要な楽曲が長年のパートナーであるRYUICHIとのケミストリーによって生まれました。
SUGIZO曰く
「RYUICHIには“詞のテーマを、苦悩を乗り越えて勝利を手にし、歓喜と共に昇天するイメージで書いて
欲しい”とお願いしました。実はベートーヴェンの交響曲の構造にも似てますよね。人々があれだけ「第九」に
感動する理由の重要な要素もそこにある。自分もそこに大きく共感し影響を受けています。
最初は狭く暗い1点から始まり、徐々に光が灯り、輝き出し、大きく飛翔していき、最終的には祝福の中で
終焉へ。ビックバン。悠久な広がりをイメージしたサウンドも精神性もまさに宇宙的な曲です」。
▼”ONENESS M” Preview / SUGIZO
<お知らせ>
■10月18日(火) Billboard Live TOKYOに、サイケデリック・ジャムバンド「SHAG」が初登場!
詳細はBillboard Live TOKYO 公式サイトをご確認ください。
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=13669&shop=1
■約3年振りのSUGIZO COSMIC DANCE QUINTETによる25周年記念ライヴ
「SUGIZO 25th Anniversary GIG」が、2022年11月29日(火) Zepp Hanedaにて開催決定!!
さらに、ソロ活動始動の1997年7月9日にリリースされた1st Single「LUCIFER」から最新作までの
全シングル曲を収録した集大成となるベスト・アルバム「COMPLETE SINGLE COLLECTION」が
2022年11月23日にリリース!!
発売記念として、東京と大阪で購入者特典のサイン会も決定!
詳細は特設サイトをご確認ください。
https://sugizo.com/feature/sugizo25th
■12月17,18日にさいたまスーパーアリーナにて「LUNACY 黒服限定GIG」開催決定!
詳細はLUNA SEAオフィシャルサイトをご確認ください。
■戦慄のサイケデリック・ジャムバンド SHAG 1stアルバム「THE PROTEST JAM」好評発売中!!
リード曲「Rebellmusik」MVと全曲視聴動画を公開中です。
特設サイトより是非ご覧ください。
https://sugizo.com/feature/SHAG_THE_PROTEST_JAM
■SUGIZOとモジュラーシンセ界を牽引するHATAKENとのアンビエント・デュオ作品
Album「The Voyage to The Higher Self」好評発売中!!
特設サイトにてMV及び全曲視聴動画公開中です。
https://sugizo.com/feature/The_Voyage_to_The_Higher_Self
■2022年SUGIZOが始動した、環境への配慮、カーボン・ニュートラルへの揺るぎなき行動と同時に、
高い美意識とを両立させた、ロックなエシカル・ファッションを提唱するアパレル・ブランド
「THE ONENESS」。2nd Collectionとなる2022-23 AUTUMN &WINTER 商品掲載中です。
是非ご覧ください!!