
第63回目の放送はいかがでしたか?
それでは今週オンエアーした楽曲を改めて紹介しましょう。
オープニングは
<SGZ’s Rootsmusik>
このコーナーは、SUGIZOが大きく影響を受けた音楽を紹介します。
今週は、Plastic Ono Band 「Give Peace A Chance (平和を我等に) 」
M-1 Give Peace A Chance (平和を我等に)/Plastic Ono Band
1969年、John LennonがPlastic Ono Band名義でリリース。
カナダ・モントリオールのクイーンエリザベスホテル1742号室でベッドイン録音。
クレジットはレノン・マッカートニーだが、ポールはいっさい曲作りには関わっていない。
ジョンがバンドを離れるタイミングだったので後ろめたかったという話がある。
実際はジョンとヨーコの共作だが、ヨーコをクレジットしなかったことをジョンは後悔している。
1997年以降は、ジョンのみのクレジット。
ジョーン・バエズの「勝利を我等に」にならぶ、ベトナム戦争に対する反戦歌として制作され、
平和のメッセージソングとなっている。
SUGIZOが最も愛するアーティストが、SGZの生まれ年に発表したプロテストソングの金字塔。
半世紀以上を経た今もなお、この曲のメッセージが現代社会に必要だと言う事実が、
なんとも悲しく残念でなりません。
一刻も早い世界の平和を願います。
▼Give Peace A Chance (Ultimate Mix, 2020/Official Music Video )/ Plastic Ono Band
▼Give Peace A Chance (1969)/ Plastic Ono Band
続いては、
<SGZ’s Recent Favorite>
このコーナーは、古今東西カテゴリー関係無く、SUGIZOが現在ハマっている音楽を
紹介していきます。
今週は、2007年のアルバム『Momento』から Bebel Gilberto「Cade Voce?」
M-2 Cadé Voce?/Bebel Gilberto
ベベウ・ジルベルトとして知られるイザベル・ジルベルト・デ・オリベイラは、アメリカ生まれのブラジル人
人気歌手。ボサ・ノヴァの創始者、ジョアン・ジルベルトを父に、人気シンガーのミウシャを母に持ち、
叔父は歌手/作曲家のChicoBuarque。
ボサ・ノヴァ界のサラブレッドにして、グラミー賞にもノミネートされたブラジルのアイコン的シンガー・
ソングライター。1966年生まれの56歳。
SUGIZOが最も愛する声の持ち主が、2007年にリリースした名盤『Momento』。
この「Cadé Voce?」をはじめとした多くの珠玉の楽曲たちが、夏の終わり〜秋の始まりをセンチメンタルに
彩ってくれます。
毎年この時期、SGZは私生活のサウンドトラックとしてBebel Gilbertoの音楽を愛で続けています。
▼Cadé Voce? / Bebel Gilberto
https://www.youtube.com/watch?v=MrAkRRZoL3k
今週最後の曲です。9月12日は宇宙の日でした。
2006年のアルバム『音』からSUGIZO「Proxima Centauri」
M-3 Proxima Centauri/SUGIZO
この年、地球に似た惑星が、太陽系外から発見されて話題に。
幼少期より宇宙に思いを馳せてきたSUGIZOは、太陽に最も近い恒星プロキシマ・ケンタウリからタイトルを
いただいたこの曲を、宇宙の日に選びました。
SGZはこう言っています。
「この楽曲も自分が今考えられるシンセサイザーの美しさを極限まで追及したトラックを
生み出したかったのが直接的な制作動機なんですが、作業を進めていくにつれ徐々に分かり易い形で
宇宙的な広がりを持った展開になってきたんですね。
そんな折り、ある星系に地球に似た惑星が発見されたニュースを知り、思うところがあってその星の名を
タイトルとしました。
そして、サウンドとしてもイメージとしても冨田勲さんの影響が多大にあると認識しています。
結果として自分自身でも求めていたバレアリックでアンビエントな4つ打ちダンス・ミュージックの
ネクストレベルを誕生させることができたと自負しています」
▼アルバム『音(OTO)』全曲試聴 / SUGIZO
<お知らせ>
■10月2日(日) 中野サンプラザホールにて開催される
「Ryuichi Kawamura Live 2022 共演~眠れぬ夜に~」へSUGIZOのゲスト出演が決定致しました。
https://www.kawamura-fc.com/msp/NEWS/?no=xuY3nfsCs60ct3a3fsvc7cCC
日時:2022年10月2日(日)
開場16:00/開演17:00 ※途中休憩有
会場:中野サンプラザホール
■10月18日(火) Billboard Live TOKYOに、サイケデリック・ジャムバンド「SHAG」が初登場!
詳細はBillboard Live TOKYO 公式サイトをご確認ください。
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=13669&shop=1
■SUGIZOファンクラブ SOUL’S MATE限定『HALLOWEEN × 温泉TOUR 2022』開催決定!
詳細は特設サイトをご確認ください。
https://sugizo.com/feature/onsen2022
第一回 2022年10月28日(金)~10月29日(土)
第二回 2022年10月29日(土)~10月30日(日)
開催地:山梨県内
■12月17,18日にさいたまスーパーアリーナにて「LUNACY 黒服限定GIG」開催決定!
詳細はLUNA SEAオフィシャルサイトをご確認ください。
■戦慄のサイケデリック・ジャムバンド SHAG 1stアルバム「THE PROTEST JAM」好評発売中!!
リード曲「Rebellmusik」MVと全曲視聴動画を公開中です。
特設サイトより是非ご覧ください。
https://sugizo.com/feature/SHAG_THE_PROTEST_JAM
■約3年振りのSUGIZO COSMIC DANCE QUINTETによる25周年記念ライヴ
「SUGIZO 25th Anniversary GIG」が、2022年11月29日(火) Zepp Hanedaにて開催決定!!
さらに、ソロ活動始動の1997年7月9日にリリースされた1st Single「LUCIFER」から最新作までの
全シングル曲を収録した集大成となるベスト・アルバム「COMPLETE SINGLE COLLECTION」が
2022年11月にリリース!!
詳細は後日発表します。
■SUGIZOとモジュラーシンセ界を牽引するHATAKENとのアンビエント・デュオ作品
Album「The Voyage to The Higher Self」好評発売中!!
特設サイトにてMV及び全曲視聴動画公開中です。
https://sugizo.com/feature/The_Voyage_to_The_Higher_Self
■2022年SUGIZOが始動した、環境への配慮、カーボン・ニュートラルへの揺るぎなき行動と同時に、
高い美意識とを両立させた、ロックなエシカル・ファッションを提唱するアパレル・ブランド
「THE ONENESS」。2nd Collectionとなる2022-23 AUTUMN &WINTER 商品掲載中です。
是非ご覧ください!!