
第56回目の放送はいかがでしたか?
それでは今週オンエアーした楽曲を改めて紹介しましょう。
オープニングは
<The Marvelous Newmusik>
このコーナーは、SUGIZOが心揺さぶられた新世代のアーティスト、または新譜を紹介しています。
今週は、Miles Davis「What It is (1983年モントリオール・ジャズ・フェスティヴァル) 」
M-1 What It Is/Miles Davis
マイルス・デイビス、1983年7月7日未発表ライヴ音源「ホワット・イット・イズ」配信開始されました。
パーソネルは
マイルス・デイビス(トランペット、キーボード)、
ジョン・スコフィールド(ギター)、
ビル・エヴァンス(サックス、フルート)、
ダリル・ジョーンズ(べース)、
ミノ・シネル(パーカッション)、
アル・フォスター(ドラムス)。
この楽曲は、1984年発表のアルバム『デコイ』に、約4分半のスタジオ・ヴァージョンが収録されていますが、
この度公開されたのはそれよりも2分ほど長い、約6分45秒のライヴ・ヴァージョンとなります。
この曲は、9月16日発売となる帝王マイルスの貴重な未発表音源を収録したブートレグ・シリーズ第7弾で、
3枚組 『ザッツ・ホワット・ハプンド1982-1985:ブートレグ・シリーズVol.7』 に収録されます。
1975年から6年に及ぶ時期のもので、一時引退期を経て復活した時代のマイルスにフォーカスし、
約4時間におよぶ未発表音源が新たにマスタリングされています。
アルバムから、すでにティナ・ターナーの大ヒット曲カバー「ホワット・ラヴ・ガット・トゥ・ドゥ・ウィズ・
イット」が配信中です。
SUGIZOが高校1年の時に初めてノックアウトされたマイルスのアルバムがまさにこの曲のオリジナル・
ヴァージョンが収録された『デコイ』で、今もなおSGZのフェイバリット作品です。
ジョン・スコフィールド、ブランフォード・マルサリス、ダリル・ジョーンズ、
そして最も長くマイルス・バンドに在籍したアル・フォスターなど、80年代黄金期の最強の布陣による演奏が
凝縮されています。
▼ What It Is (Live in Montreal – July 7, 1983) / Miles Davis
▼Miles Davis Official Website
続いては、
<SGZ’s Rootsmusik>
このコーナーは、SUGIZOが大きく影響を受けた音楽を紹介します。
今週は、7月24日がお誕生日のMick Karn。ソロ・アルバム 『Titles』 から
M-2 Sensitive/Mick Karn
「Sensitive」は、JAPAN在籍時にリリースされた初のソロアルバム『Titles (邦題:心のスケッチ』(1982年)
に収録されており、アルバムに先駆けシングルとしてもリリース。
この曲は、ブラジルの”キング・オブ・ポップ”と言われているRoberto Carlos(ロベルト・カルロス)の
カバー。
クレジット
Bass, Vocals, Saxophone, Flute [African Flute], Keyboards [Occasional Keyboards] – Mick Karn
Cymbal [Cymbals], Hihat [Hi-hat] –Steve Jansen
Engineer [Engineered By] – Tim Summerhayes
Engineer [Engineered, Assisted By] – David Jacobs
Guitar, Keyboards [Occasional], Electronics [Movement], Computer [Rhythm Computer]
– Ricky Wilde
Keyboards [Keyboard Consultant] – Richard Barbieri
Mastered By – Arun
Mixed By – Mick Karn, Ricky Wilde
Producer [Produced By] – Mick Karn, Ricky Wilde
その唯一無二のベース・プレイが遺憾無く発揮された隠れた名盤『Titles』。
SUGIZOはJAPANにハマり大きく人生を揺さぶられた中学一年の冬にこのアルバムに触れ、
以降40年の時を経てもこよなく愛し続けています。
ミックがこの世を去ってもう11年。。。彼の音楽、ベースプレイは決して輝きを失せることはありません。
▼Mick Karn Official website
今週最後の曲は7月1日にリリースされたSHAG 1stアルバム『THE PROTEST JAM』 から
M-3 Rebellmusik/SHAG
SUGIZOが2002年に結成、クラブ&レイヴシーンを中心に推進したサイケデリック・ジャムバンド「SHAG」。
2020年にメンバーを再編成、新たなコンセプトを基に12年ぶりに再始動し、
Blue Note TOKYOをはじめ各地で過激かつ濃密なインプロヴィゼーション・バトルを繰り広げてきた。
そして今年2022年、結成20年目にして1stアルバム『THE PROTEST JAM』を遂にリリースした。
メンバーは
SUGIZO (Gt/Vn)
KenKen (B)
類家心平 (Tp)
別所和洋 (Key)
よしうらけんじ (Per)
松浦千昇 (Dr)
ロック、ジャズ、ファンク、パンク、ニューウェーヴ、フリー、アヴァンギャルド、ノイズ、アンビエント、
そしてダブ。
カテゴリーの枠を超え6人の鬼才が織りなす即興演奏のバトルロイヤル、それは予想不可能なスリル、
美しき恍惚のジャム。
今、最もドープで刺激に満ちたエクストリーム・ジャズロック。
6月26日 #52で放送しており、今回2度目の選曲です。
SHAG版「Rebellmusik」は、まさにアルバムの精神性を象徴する、今最も投げかけるべきメッセージが
詰まったプロテスト作品。
初出は2017年のアルバム『ONENESS M』でK Dub Shineをフィーチャーしたトラックでした。
分断と争いが激化する国際社会への憤りと、恒久的平和への祈りが込められた楽曲です。
アルバムのリードトラックである本曲のMVは、ジャーナリスト志葉玲氏による現地での写真と映像はじめ、
様々な資料素材をコラージュした美しくも壮絶な圧倒的映像作品となっています。是非ご覧ください!
▼ 「Rebellmusik」MV / SHAG
みなさんからのメールをお待ちしております。
sugizo@fmyokohama.jp
までお送りください。
それでは次回もお楽しみに!
<お知らせ>
■戦慄のサイケデリック・ジャムバンド SHAG 1stアルバム「THE PROTEST JAM」好評発売中!!
リード曲「Rebellmusik」MVと全曲視聴動画を公開中です。
特設サイトより是非ご覧ください。
https://sugizo.com/feature/SHAG_THE_PROTEST_JAM
■音楽の多様性に満ちたヴァイブランドなライヴ・ジャム シリーズ「WHAT IS JAM?」開催決定!! Vol.1は
8月11日 渋谷Contactで行われます。
出演:小SHAG / The Free Nation -Live / SUGIZO & HATAKEN / HATAKEN / 坪口昌恭
詳細は下記よりご確認ください。
https://www.contacttokyo.com/schedule/what-is-jam-vol-1-new-dawn/
■約3年振りのSUGIZO COSMIC DANCE QUINTETによる25周年記念ライヴ
「SUGIZO 25th Anniversary GIG」が、2022年11月29日(火) Zepp Hanedaにて開催決定!!
さらに、ソロ活動始動の1997年7月9日にリリースされた1st Single「LUCIFER」から最新作までの
全シングル曲を収録した集大成となるベスト・アルバム「COMPLETE SINGLE COLLECTION」が
2022年11月にリリース!!
詳細は後日発表します。
■LUNA SEA 復活祭!日本武道館2days開催決定!
ヴォーカルRYUICHIが声帯に出来た静脈瘤(微小血管病変)を除去する手術を行うため、
今年2/1に開催された全国ツアー「CROSS THE UNIVERSE」大阪公演をもって一時活動を休止し、
その回復を待つための充電期間に入っていたが、遂に復活ライヴの開催が決定!
詳細はLUNA SEAオフィシャルサイトをご確認ください。
https://www.lunasea.jp/news/LUN_news_20220606
タイトル:LUNA SEA 復活祭 -A NEW VOICE-
会場:日本武道館
8月26日(金) 開場17:00/開演18:00
8月27日(土) 開場15:00/開演16:00
■SUGIZOとモジュラーシンセ界を牽引するHATAKENとのアンビエント・デュオ作品
Album「The Voyage to The Higher Self」好評発売中!!
特設サイトにてMV及び全曲視聴動画公開中です。
https://sugizo.com/feature/The_Voyage_to_The_Higher_Self
■2022年SUGIZOが始動した、環境への配慮、カーボン・ニュートラルへの揺るぎなき行動と同時に、
高い美意識とを両立させた、ロックなエシカル・ファッションを提唱するアパレル・ブランド
「THE ONENESS」。
2022-23 AUTUMN&WINTER 商品掲載中です。是非ご覧ください!!