
第53回目の放送はいかがでしたか?
今回で本番組は無事1周年を迎えました。
これもひとえにリスナー皆様のおかげに他なりません。心から御礼を申し上げます。
引き続きRebellmusikはSUGIZOの内面、時代への必要とされる意識を、
音楽を通して鋭角に発信していきます。
今後とも本番組を何卒宜しくお願い致します。
それでは今週オンエアーした楽曲を改めて紹介しましょう。
オープニングは
<SGZ’s Recent Favorite>
このコーナーは、古今東西カテゴリー関係無く、SUGIZOが現在ハマっている音楽を紹介していきます。
今週は、小沼ようすけ「Driving」をご紹介します。
M-1 Driving/小沼ようすけ
小沼 ようすけ(おぬま ようすけ、1974年11月24日~)は、秋田県能代市出身のジャズギタリスト。
小中高を秋田で過ごす。趣味でギターを弾いていた父親とエレクトーン講師の母親が
セッションを行うような家庭環境で育った。
14歳で父の影響によりギターを始め、ロックバンドを組み活動開始。
BOØWY、BUCK-TICKのコピーをしていた。当時はハードロックが流行っており、LOUDNESS、
ジミ・ヘンドリックス、ヴァン・ヘイレン、イングヴェイ・マルムスティーンなども好きだったという。
1999年ギブソンジャズギターコンペティション優勝。
2000年、オルガントリオAQUA PITのメンバーとして活動(2013年まで)。
2001年、 SONY MUSIC よりデビューアルバム 『nu jazz』をリリース。
以後10年間在籍、現在までにSONY他から10枚のリーダー作品をリリース。
2002年、「Summer Madness」 リリース。
2003年、プロデューサーに笹路正徳氏をむかえてJazz'n popリリース。斑尾ジャズフェスティ バル出演。
2004年、リチャード・ボナ(ba)、アリ・ホニッグ(dr)をフィーチャーしたトリオアルバム『Three Primary Colors』をNYで録音。レコーディング途中に指弾きに転向。
2005年、1年限定ユニットTKYのメンバーとして活動。Fuji Rock Festival、東京JAZZを筆頭 に
全国20箇所以上のジャズ・ロックフェスティバルからのオファーにより出演。
2006年、アコースティックメインのアルバム『3,2,1』リリース。拠点を東京から湘南エリアに移す。
2007年、海辺の1日を表現したコンセプトアルバム『Beautiful Day』 をLAで録音。
エンジニアにアル・シュミットをむかえ、リンカーン・ゴーインズ(ba)、スティーブ・フェローン (dr)を
フィーチャー。リリース後はトリオで全国ツアーを開催。アジア最大級のジャズフェス"Java Jazz Festival "に
リーダーユニットで出演。
2010年、フレンチカリビアンのミュージシャン達とレコーディングした「Jam Ka」発売。
グアドループの民族音楽グオッカの太鼓(ka)がフィーチャーされたこの作品で独自の世界観を展開。
Blue Note NY&Tokyo 、生まれ故郷秋田で発売記念ライブを行う。
2014年、オーガニックジャズをコンセプトにアルバム『GNJ』 をT5 JAZZよりリリース。
2016年、Flyway LABELを設立。
第一弾作品としてパリで録音された「Jam Ka」の続編、「Jam Ka Deux」をリリース。
目下日本トップジャズギタリスト小沼ようすけ氏をSUGIZOは長年大リスペクトしてきました。
テクニック、理論、多様な音楽性、そして唯一無二のフィンガーピッキング、
あらゆる面において圧倒的なギタリストです。
今後の更なる躍進に期待が高まります。
▼小沼ようすけ オフィシャルサイト
▼Flyway LABEL by Yosuke Onuma Official YouTube Channel
https://www.youtube.com/c/FlywayLABEL
続いては、
<Half Century Anniversarymusik>
このコーナーは、今年、発売から50年を迎える音楽を紹介しています。
今週は、1972年7月1日発売のアルバム『Return To Forever』から チック・コリアのバンド、
Return To Forever「What Game Shall We Play Today」
M-2 What Game Shall We Play Today/Return To Forever
リターン・トゥ・フォーエヴァー(Return to Forever)は、1970年代に活躍したアメリカの
フュージョン・バンド。チック・コリアとスタンリー・クラークが中心となって結成された。
音楽的には、ラテンから影響を受けた第1期、ギタリストを入れてロック色を強めた第2期、
大編成のホーン・セクションを加えた第3期に大きく分けられる。
アルバム『Return To Forever』参加メンバー
チック・コリア(Key)
スタンリー・クラーク(Bass)
ジョー・ファレル(サックス、フルート)
アイアート・モレイラ(ドラム)
フローラ・プリム(ヴォーカル)
クロスオーバー・シーンにおける伝説のグループとして、あまりに大きな存在であるチック・コリア率いる
リターン・トゥ・フォーエヴァー。
この1stアルバムのリリース期は、トニー・ウイリアムズ率いるライフタイム、ジョン・マクラフリン率いる
マハヴィシュヌ・オーケストラ、ジョー・ザヴィヌル&ウェイン・ショーター率いるウェザー・リポートなど、
その後の音楽界を席巻する伝説のクロスオーバー・バンドが同時多発的に生まれ、活躍する奇跡の時代でした。
その音楽と時代にSUGIZOは非常に大きく影響を受けており、
そこへの憧れと情熱がSHAGへと結実することになります。
▼What Game Shall We Play Today/Return To Forever
https://www.youtube.com/watch?v=1uzo5eldn0I
今週最後の曲は、7月1日にリリースされたSHAG 1st アルバム 『THE PROTEST JAM』 より
「THE CAGE」
M-3 THE CAGE / SHAG
SUGIZOが2002年に結成、クラブ&レイヴ・シーンを中心に推進したサイケデリック・ジャムバンド
「SHAG」。
2020年にメンバーを再編成、新たなコンセプトを基に12年ぶりに再始動し、Blue Note TOKYOをはじめ
各地で過激かつ濃密なインプロヴィゼーション・バトルを繰り広げてきた。
そして今年2022年、結成20年目にして1stアルバム『THE PROTEST JAM』をリリースした。
SHAG are
SUGIZO (Gt/Vn)
KenKen (B)
類家心平 (Tp)
別所和洋 (Key)
よしうらけんじ (Per)
松浦千昇 (Dr)
「THE CAGE」は25年前、SUGIZOの1stアルバム『TRUTH?』が初出のSGZ Musicを象徴する名曲。
当時は過激なDrum’n’Bassにエッジーなギターリフと数々の和楽器が絡む非常に実験的なトラックでした。
近年はSGZ COSMIC DANCEにおけるエレクトロニクス・ヴァージョン、そしてこのSHAGにおける怒涛の
ジャズロック・ヴァージョンと、様々な姿に形を変え演奏され続けています。
楽曲の持つ潜在的ポテンシャルの高さが、時代を経て証明されています。
アルバムに収録される全曲が試聴できるクロスフェード動画が公開されました。
ロック、ジャズ、フリー、ファンク、パンク、ニューウェーヴ、アヴァンギャルド、ノイズ、アンビエント、
そしてダブ。
カテゴリーの枠を超え6人の鬼才が織りなす即興演奏のバトルロイヤル、それは予想不可能なスリル、
美しき恍惚のジャム。
ドープで官能に満ちたプロテスト・ジャズロックを是非、爆音で体感してください!
▼SHAG “THE PROTEST JAM” Preview
▼「SHAG / Rebellmusik」MV
みなさんからのメールをお待ちしております。
sugizo@fmyokohama.jp
までお送りください。
それでは次回もお楽しみに!
<お知らせ>
■SUGIZO 率いる戦慄のサイケデリック・ジャムバンド SHAG 1stアルバム「THE PROTEST JAM」発売中!!
特設サイトにてリードトラック「Rebellmusik」のMVも公開中です。
是非ご視聴ください!
https://sugizo.com/feature/SHAG_THE_PROTEST_JAM
■二階健監督・脚本、SUGIZOが主演と音楽を務めた作品「Soundtrack」が初公開から20周年を記念して
代官山シアターギルドにて再上映されています。
詳細はこちらよりご確認ください。
https://theaterguild.co/movie/detail/soundtrack/
■大好評につき、「SUGIZO × sakiyama」ヴィレッジヴァンガード限定コラボグッズ
第1弾~第3弾の再販及び店舗展開が決定!7月10日までの期間限定となります。
詳細はこちらよりご確認ください。
https://www.village-v.co.jp/news/item/13690
■LUNA SEA 復活祭!日本武道館2days開催決定!
ヴォーカルRYUICHIが声帯に出来た静脈瘤(微小血管病変)を除去する手術を
行うため、今年2/1に開催された全国ツアー「CROSS THE UNIVERSE」大阪公演を
もって一時活動を休止し、その回復を待つための充電期間に入っていたが、
遂に復活ライヴの開催が決定!
詳細はLUNA SEAオフィシャルサイトをご確認ください。
https://www.lunasea.jp/news/LUN_news_20220606
タイトル:LUNA SEA 復活祭 -A NEW VOICE-
会場:日本武道館
8月26日(金) 開場17:00/開演18:00
8月27日(土) 開場15:00/開演16:00
■SUGIZOとモジュラーシンセ界を牽引するHATAKENとのアンビエント・デュオ作品
Album「The Voyage to The Higher Self」好評発売中!!
特設サイトにてMV及び全曲視聴動画公開中です。
https://sugizo.com/feature/The_Voyage_to_The_Higher_Self
■2022年SUGIZOが始動した、環境への配慮、カーボン・ニュートラルへの揺るぎなき行動と同時に、
高い美意識とを両立させた、ロックなエシカル・ファッションを提唱するアパレル・ブランド
「THE ONENESS」。