
第46回目の放送はいかがでしたか?
それでは今週オンエアーした楽曲を改めて紹介しましょう。
オープニングは
<SGZ’s Rootsmusik>
このコーナーは、SUGIZOが大きく影響を受けた音楽を紹介します。
今週はDuran Duranの「Rio」
M-1Rio/Duran Duran
Duran Duran
1982年リリースのセカンド・アルバム『Rio』から。
全英で2位、カナダ、オーストラリアで1位を記録、このアルバムを引っ提げて、アメリカ進出を果たす。
シングルの「Hungry Like The Wolf」は、3回の再リリースを重ね、ようやくヒット。
「Rio」は、アルバムからの最後のシングル。
アルバムカバーは、アメリカのイラストレーター パトリック・ナイジェルによるもの。
「Hungry Like The Wolf」「Save A Prayer」「Rio」のMVは、スリランカで撮影され、
3部作になっている。
この後、「Is There Something I Should Know」がナンバーワンになり、快進撃が始まる。
SUGIZOは中2でDURAN DURANにハマりました。そのファースト・インパクトがこの楽曲、「Rio」です。
DURAN DURANは華やかなイメージと当時旋風を巻き起こしたMTVの影響により、
あまりにもヒットしてしまったため、その音楽は過小評価されがちですが、
ブラックミュージック、ディスコ、ニューウェーヴ、テクノ、ストレートなロック、などを掛け合わせたその音は
大いなる「発明」と言え、今年リリース40年のアルバム『Rio』も現在だからこそより再評価されるべき、
英国ロックのレガシーです。
▼「Rio」(Official Music Video) / Duran Duran
<The Mervelous Newmusik>
このコーナーは、SUGIZOが心揺さぶられた新世代のアーティスト、または新譜を紹介しています。
今週は、『The Chopin Project』からKurt Rosenwinkel 「Prelude In A Major」
M-2 Prelude In A Major/Kurt Rosenwinkel
1970年10月28日、フィラデルフィアに生まれる。
その後、バークリー音楽大学に入学し約2年半在籍するがゲイリー・バートンのツアーのサポート・メンバー
として誘われ、そのまま活動拠点をニューヨークに移しプロとしてのキャリアをスタートさせる。
1990年からジャズ・カルテット「ヒューマン・フィール」に加わり、1994年、ニューヨークのジャズクラブ
「スモールズ」を拠点とするようになり、マーク・ターナーと本格的に共同作業を行うようになった。
初リーダー・アルバム『East Coast Love Affair』(1996年)は、このクラブにおけるライヴ録音である。
1995年、全米芸術基金から作曲賞を受賞しヴァーヴレコーズと契約。その作曲能力を発揮した
『ジ・エネミーズ・オブ・エナジー』は1996年11月に録音されたが、2000年まで発表されなかった。
1999年、ブライアン・ブレイド&ザ・フェロウシップのギタリストとしてバンドに加入し
『パーセプチュアル』(2000年)を制作。2000年、盟友マーク・ターナーと共にメッタ・クインテット
(Metta Quintet)に加入した。
Qティップとローゼンウィンケルは、ドラムサンプルの提供を受けながら協働でコンピュータ上で
作曲するようになり、アルバム『ハートコア』(2003年)を制作。後にQティップのアルバム
『The Renaissance』(2008年)にも参加。
しかし『ハートコア』の制作後は、しばらくアコースティックな作曲に回帰。
『レメディ:ライヴ・アット・ヴィレッジ・バンガード』(2008年)は、盟友マーク・ターナーを
フィーチャーしたアコースティックなライヴ・アルバム。
2013年、クラプトンが主催した「クロスロード・ギター・フェスティヴァル」に招聘され、
ジャンルを超えた存在感を示した。
『カイピ』(2017年)は久しぶりにデジタル多重録音を駆使して制作されたが、さりげなくブラジル風の
アルバムに仕上げられている。このアルバムにはエリック・クラプトンも参加している。
現在、ドイツ・ベルリンに在住。ハンス・アイスラー音楽大学ベルリンで2016年まで教鞭をとっていた。
今回Rebellmusikでは2回目の登場となる、SUGIZOが近年最も敬愛するギタリスト、
カート・ローゼンウィンケル。
今作はピアノが音楽の原体験であるカートの想いがカタチとなった、
目下最も進化したメインストリーム・ジャズだと言えます。
▼Kurt Rosenwinkel Official Website
最後の曲は、LUNA SEA 「THE BEYOND」
M-3 THE BEYOND/LUNA SEA
昨年8月1日 #5で放送しており、今回2度目の選曲です。
2019年12月発売のLUNA SEA 10枚目のオリジナル・アルバム「CROSS」に収録(ユニバーサルJ)。
LUNA SEA 30周年記念アルバムであり、グラミーを6度受賞した世界的音楽プロデューサー
スティーヴ・リリーホワイトとの共同プロデュース作品。
RYUICHIの瑞々しい歌声、UKプログレを彷彿させる雄大なスケール感、美しくもコンテンポラリーな香り漂う
オーケストレーションが秀逸な「THE BEYOND」は、「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」の
記念テーマ曲であり、LUNA SEAの30周年を祝福するバラードです。
5/15、ヴォーカリストRYUICHIの療養専念のためINORANとの2人でSUGIZOは
バンダイナムコエンターテイメントフェスティバルに出演し、ZOZOマリンスタジアムに集まった30000人の
観衆へ「THE BEYOND」をメンバー映像と共に披露しました。
この深淵かつ悠大な楽曲が夕暮れの空に響き渡った感動的光景でした。
▼「THE BEYOND」 Music Video / LUNA SEA
▼LUNA SEAオフィシャルサイト
みなさんからのメールをお待ちしております。
sugizo@fmyokohama.jp
までお送りください。
それでは次回もお楽しみに!
<お知らせ>
■SUGIZO 率いる戦慄のサイケデリック・ジャムバンド SHAG 1stアルバム「THE PROTEST JAM」を
7月1日に発売!!
また、リリース記念ライヴとして7月4日 LIQUIDROOMでの開催が決定致しました!!
詳細は特設サイトをご確認ください。
https://sugizo.com/feature/SHAG_THE_PROTEST_JAM
■6月11日 WWW Xにて開催される、ライブハウス神楽音の5周年記念公演「MULTIVERSE」に
SUGIZO x HATAKEN出演決定! チケット好評発売中!!
https://eplus.jp/sf/detail/3634750001-P0030001
■6月16日 Spotify O-EASTにて開催される「足立 "YOU" 祐二 三回忌追悼コンサート」にSUGIZOが出演!
2020年6月16日に永眠したDEAD ENDのギタリスト 足立"YOU"祐二氏。
生前の彼と縁のあったミュージシャンが参加し、彼を愛した音楽仲間と奏でる特別な公演をお見逃しなく!!
https://www.liveexsam.co.jp/artist/adachi_concert/
■SUGIZOとモジュラーシンセ界を牽引するHATAKENとのアンビエント・デュオ作品
Album「The Voyage to The Higher Self」好評発売中!!
特設サイトにてMV及び全曲視聴動画公開中です。
https://sugizo.com/feature/The_Voyage_to_The_Higher_Self
■2022年SUGIZOが始動した、環境への配慮、カーボン・ニュートラルへの揺るぎなき行動と同時に、
高い美意識とを両立させた、ロックなエシカル・ファッションを提唱するアパレル・ブランド
「THE ONENESS」。
只今、「ウクライナ難民支援チャリティーTシャツ」受注開始。
ご支援宜しくお願い致します。