
第43回目の放送はいかがでしたか?
それでは今週オンエアーした楽曲を改めて紹介しましょう。
オープニングは
<The Marvelous Newmusik>
このコーナーは、SUGIZOが心揺さぶられた新世代のアーティスト、または新譜を紹介しています。
今週は、あのPink Floydの新曲「Hey Hey Rise Up」です。
M-1 Hey Hey Rise Up (feat. Andriy Khlyvnyuk of Boombox)/Pink Floyd
ウクライナの人々を支援するために新曲を緊急リリース。Pink Floydにとって28年振りになる。
メンバーは、デイヴ・ギルモア、ニック・メイスン、ガイ・ブラッド、キーボードにニテイン・ソーニーが
参加。
ウクライナのバンド、Boomboxのアンドリーイ・クリヴニュークのヴォーカルが
フィーチャーされている。
収益はウクライナ人道支援募金に寄付される。
3月30日、アンドリーイが、キーウのソフィア広場で歌った彼の声を使用。
「Oh The Red Viburnum In The Meadow」は、ウクライナの人々の心を鼓舞する
フォーク・プロテスト・ソング。
タイトルの「Hey Hey Rise Up」は歌詞から引用している。
デイヴ・ギルモアは、ウクライナ人の義理の娘と孫を持つ。
「世界の超大国の一つが平和な民主主義の独立国家を侵攻し、その人民を殺しているという卑劣な行為に、
僕たちもたくさんの人々と同じように憤りと苛立ちを感じてきた」と語っている。
この時期に大変重要な意味を持つ、ピンク・フロイドのまさかの新譜に、SUGIZOは大いに
心揺さぶられました。
音楽の有する大きな力を改めて感じると共に、一刻も早い停戦、平和を祈ります。
国際社会は更に連帯を強め協力していかなければなりません。
▼「Hey Hey Rise Up」 (feat. Andriy Khlyvnyuk of Boombox)/Pink Floyd
https://www.youtube.com/watch?v=saEpkcVi1d4
続いては~
<SGZ’s Recent Favorite>
このコーナーは、古今東西カテゴリー関係無く、SUGIZOが現在ハマっている音楽を紹介していきます。
今週は、Nirvanaの「Something In The Way」です。
M-2 Something In The Way/Nirvana
1991年9月24日に発売されたNIRVANAのアルバム『Nevermind』に収録された
「Something In The Way」が、新作映画"THE BATMAN-ザ・バットマン-"で使用され、
USのSpotifyでは再生回数が1,200%アップを記録して話題となっている。
ロバート・パティンソンがバットマンを演じ、マット・リーヴスが監督を担当する新作映画
"THE BATMAN-ザ・バットマン-"がアメリカにて3月4日に公開されると(日本公開は3月11日)、
劇中で印象的に使用されたことを受け、再生回数が上昇。
Spotifyの"バイラルトップ50 - アメリカ合衆国"では12位まで上昇(3月9日)、
再生回数は1,200%アップを記録し、SpotifyのTwitterではバットマンを模した画像が
公開されている。
アルバム『Nevermind』
1991年9月24日発売
『Nevermind』は、2枚目のアルバム。
アルバムはビルボード1位。シアトルのローカルバンドが一気に全米トップの人気バンドとなり、
グランジ、オルタナティヴ・ロックのムーヴメントを確立。1994年4月5日、27歳でカートが自殺し、
バンド解散後もアルバムは売れ続け、2013年までに全世界で3,000万枚を超える売上となっている。
LUNA SEAメジャーデビュー前にSUGIZOはNirvana出現に大きな衝撃を受けました。
当時、その全く新しい感覚を持ったRockは、その後の音楽シーンを導いていくこととなりました。
「Something In The Way」は2022年の耳を持ってしても全く経年劣化を感じない、脅威の曲です。
▼「Something In The Way」(Audio)/Nirvana
https://www.youtube.com/watch?v=4VxdufqB9zg
最後の曲は、
SUGIZO × HATAKEN 初となるデュオ・アルバム『The Voyage to The Higher Self』から
「Visuddha」
M-3 Visuddha/SUGIZO × HATAKEN
SUGIZOがモジュラー・シンセサイザー界を牽引するHATAKENとコラボレーション。
インド哲学に由来する心と体を調整するエネルギー“チャクラ”をモチーフにした全7曲が誕生、
デュオとして初のオリジナル・アルバム『The Voyage to The Higher Self』をリリースしました。
モジュラー・シンセを限界まで駆使し、変調したギターが縦横無尽に空間を舞う、
宇宙との交信を音像化したかのような至高のアンビエント・ミュージック。
2020年代の「フリップ&イーノ」が本格始動しました。
3月13日 #37で放送しており、今回2度目の選曲です。
Visuddha、すなわち第5チャクラは主に喉に関係します。故にこの曲は声、息という部分を重要視しています。
モジュラーで変調された笙の音色から始まり、初音ミク(ボーカロイド)を加工して作られた
耽美な精霊を思わせるエフェクティヴ・ヴォイス、そしてギターシンセサイザーGR-300による躍動する命を
彷彿させるプレイなど、喉、声、息に、そして生命にフォーカスしたサウンドが綴られています。
第5チャクラのカラーはブルー。
様々なシンセサイザーによる深淵なる海、クジラやイルカの存在、その歌を想起させるこの極上の
アンビエント・トラックから、是非生命力に満ちたヒーリング・エネルギーを受け取ってください。
▼「The Voyage to The Higher Self」 全曲視聴動画
https://youtu.be/25VMxfyWiyQ
▼アルバム特設サイト
https://sugizo.com/feature/The_Voyage_to_The_Higher_Self
みなさんからのメールをお待ちしております。
sugizo@fmyokohama.jp
までお送りください。
それでは次回もお楽しみに!
<お知らせ>
■5月11日に振替となった「デヴィッド・ボウイ生誕75年、
映画『ジギー・スターダスト』公開記念 The DAVID BOWIE Tribute Live」にSUGIZOが出演します。
※2/24(木)の振替公演
Streaming+でも配信されます(※アーカイブなし)
詳細はクラブクアトロ公式サイトをご確認ください。
https://www.club-quattro.com/sp/shibuya/schedule/detail.php?id=13132
■SUGIZOとモジュラーシンセ界を牽引するHATAKENとのアンビエント・デュオ作品
Album「The Voyage to The Higher Self」好評発売中!!
特設サイトにてMV及び全曲視聴動画公開中です。
https://sugizo.com/feature/The_Voyage_to_The_Higher_Self
■2022年SUGIZOが始動した、環境への配慮、カーボン・ニュートラルへの揺るぎなき行動と同時に、
高い美意識とを両立させた、ロックなエシカル・ファッションを提唱するアパレル・ブランド
「THE ONENESS」。
只今、「ウクライナ難民支援チャリティーTシャツ」受注開始。
ご支援宜しくお願いいたします。
https://the-oneness.jp